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  • 2010年1月8日:「大人はもういらない!ニッポンは子供にまかせよう 前編」

(ゲスト)菊池桃子、山口智充、つるの剛士、篠田麻里子(AKB48)
(コーナーゲスト)石原壮一郎

長引くニッポンの不況を救うのは、実はコドモ!?石川遼選手が2009年にもたらした経済効果はなんと341億円!他にも斜陽の業界を救うであろう才能豊かな子供たちを紹介。また、ゆとり教育がニートを生み出し、“おゆとり様”を増殖させた現象を検証。インターネットでカンパを募り生活をしているニートの実態にも迫る!また親が親としての権威を放棄した友達親子にも密着する。


「不況ニッポンを救うのは…コドモ!?」

不況真っ只中のニッポン。低迷する企業や業界が、今最も頼りにしているのは…、コドモ。
トヨタエコカーのCM「コドモ店長」で大ブレイクした加藤清史郎くん(8歳)。現在はドラマだけに止まらず、CDデビューや本の出版など幅広い活躍ぶり。映画『崖の上のポニョ』の主題歌で大ヒット。愛くるしい歌声で注目を集めた大橋のぞみちゃん(当時8歳)。9歳で紅白歌合戦出場。関西大学大学院・会計研究科の宮本勝浩教授によると、“大橋のぞみちゃん(10歳)の2009年の経済効果は、約213億円!”だという。CM出演(20社)による商品売上げ増加約70億円、CD・書籍の売上げは約4億円。グッズの売上げ・約6000万円など実に目を見張る。
ゴルフ界のスーパースター石川遼。15歳で日本男子ゴルフツアー最年少優勝をかざり、16歳でプロに転向後、6度の優勝。昨年はアメリカ・オーガスタで行われるマスターズトーナメントに史上最年少で出場を果たし、さらには史上最年少で賞金王に輝いた。プロになってからの獲得賞金は約2億8000万円。石川遼選手(18歳)の2009年の経済効果は、先の教授によると約341億円だという。
危機的な経済状況を救えるのは、コドモしかいない。苦しい業界は今すぐコドモを使うべし。
さくらまやちゃん11歳。10歳で史上最年少演歌歌手としてデビュー。CDの売上げが激減する音楽業界。なかでも長年不況が続く演歌界に彗星のごとく現れたスーパーキッズ。まやちゃんが出演するイベント会場には、演歌を聞きにきた多くの同世代の子の姿が。明日の演歌界を救うのはスーパーキッズ・さくらまやちゃんなのかもしれない。
パソコンの普及により文字離れが進んでいるという日本の書道界。わずか8歳にして国立新美術館で個展開催、書道界のスーパーキッズ高橋卓也くん(8歳)。躍動感溢れる自由な書で、7歳にしてモントリオール国際芸術祭で最年少グランプリを獲得。日本のみならず、世界が認めた天才。目で見たものや感じたもののイメージを漢字の形を通して表現しているという卓也くんの書は、様々な商品の題字となり、企業の顔として売上げに多大な貢献を果たしている。
社交ダンス界の新星、太田なごみちゃん(5歳)。ダンスを始めてまだ1年というなごみちゃんだが、なんと2009年9月に行われた国際ジュニアダンススポーツ大会で、5歳にして堂々の3位入賞という快挙を成し遂げたスーパーキッズ。国内の大会でも数々の賞を取る実力派。映画『Shall we dance?』で一時期ブームを作った社交ダンス。しかし、その後高齢化が進み、人気も低迷。そんな社交ダンス界を、スーパーキッズなごみちゃんが救世主となって復活させる!?
長引く不況にピリオドを打つのは、もはや大人ではなくコドモたち。コドモたちの活躍こそニッポンのミカタとなるのだ。

「こんな大人になってしまいました!仰天おゆとり様!」

定職に付かないニートの数はなんと63万3000人(平成19年総務省統計局調べ)。さらに2006年3月には大学を卒業し、入社した人のおよそ3分の 1(34.2%)が3年以内に会社を辞めている。(平成18年厚生労働省職業安定業務統計より)。『学力崩壊』の著者で、国際医療福祉大学の和田秀樹教授は、彼らが働かない理由を「ゆとり教育」にあると指摘。この世代のある対象者を“おゆとり様”としばし形容することも。それでは“おゆとり様”の実態はどういうものなのか。
企業内人材開発事業の会社を経営している船橋力氏が目撃した「仰天おゆとり様」をここでご紹介。

(1)僕なりに…(物品販売業務27歳男性)
部下の営業成績が悪かったので、もっと頑張れと励ましたところ、「僕なりに頑張っているので、もう無理です!」と返答が。自分の限界を決め早めに諦めてしまう。

(2)違うんですけど…(IT事業勤務25歳男性)
希望とは違う部署に配属された新人社員が発した一言とは。「部長、経理部では僕の力は発揮できません。すぐに企画部に異動させてくれないなら会社を辞めます!」自分の好きなことでないとやらない。

(3)答えは…(製造業務勤務26歳男性)
部下に企画書を書くよう指示したところ、質問攻めにされたので「少しは自分で考えたらどうなんだ」と言うと、「だって部長は全部分かっているんでしょ。どうすればいいのか意地悪しないで教えて下さいよ!」と。答えをすぐに聞きたがる。

もともと子供が主体的に使える時間を作るため導入した週休2日制。しかし、その空いた時間に学習塾に通う子が増えたため、実際は自主性が身に付かず受け身な大人が育ってしまったという。その結果、入社早々会社を辞めてしまう大人が増え、63万人以上が定職につかないというニッポンの現状につながったのだ。
東京都町田市に暮らす、いわゆるニートのpha(ファ)さん(30歳)。あまり努力することなく名門・京都大学に進学し、やはり努力せずに就職先を決めたものの、「お金のために毎日嫌なことをやり続けるのがうんざりして」と、28歳で仕事を辞めニートになった。現在は家賃11万円2LDKの部屋をインターネットで知り合った仲間と3人でルームシェアをしている。ファさんの収入源はブログや自分で作ったサイトの広告料月10万円弱。これで生活費をまかなっているのだという。どうしてもお金が必要になった時はインターネットでカンパを募る。これで見ず知らずの人から5万円を振り込んでもらったこともあるという。しかし、それはファさんに限ったことではない。今やインターネットでカンパを募る専門サイトも登場。口座番号とお金が欲しい理由を書くと、それに共感した人がカンパしてくれることもあるのだ。また、お腹がすいたらインターネットに書き込みをしてご飯をおごってもらう。今やこういった日常を送る若者は珍しくないという…。

「親をやめた大人たち」

子供の一番近くにいる大人、それは親。タレント西村知美親子の1日を追うと…。芸能人なのに6歳の娘と、移動は電車とバスを使う。贅沢病をつかせたくないからだと西村はいう。西村は贅沢をさせない教育方針で大人としての役目を果たしているのだ。しかし、しっかりした教育方針を持った親とは裏腹に、親としての責任を果たさない大人が急増している。
お笑い芸人・はなわ。教育方針は放任。礼儀、挨拶、口の利き方は、練習の厳しさで定評のある柔道の吉田柔道に通わせ、第三者に任せっきりだという。
家では食事中に子供と一緒に乱闘したり、夜遅くまでテレビゲームに興じたりと、親の役目を全く果たしていない。
大阪府・大阪市在住の母Aさん(41歳)、長女20歳、次女18歳は、今流行りの友達親子。服は母娘で兼用。さらに舌に1つ、両耳に13個、計14個のピアスを空けている長女に勧められるままに、母Aさんも両耳に13個ピアスを空けている。ショッピングもカラオケも一緒に行く。さらにネイルアートやタトゥーの話で盛り上がる3人。親として子供の模範であるべきという意識はなく子供と対等に接する友達親子。これが今の親子関係なのか。


【太一のミカタ】

「大人力検定」

『大人力検定』の著者・石原壮一郎さんをお招きし、ゲストの大人度を測ってみる。

(1)「また買ってきた…」~嫁と姑編~
度々、娘に趣味の悪い服を買ってくる姑。娘は全く気に入っていない様子。こんな時、嫁のアナタならどうする?

(2)「知らないのに…」~葬式編~
知り合いに頼まれ、代理で通夜に出席。すると居合わせた人から「惜しい人を亡くしましたね」と言われてしまった。こんな時、アナタならどうする?

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