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  • 2010年8月27日:あなたのエコが地球を壊す!?

(ゲスト)田中律子
(ミカタリスト)
※斬新な“ミカタ”を語るその道の第一人者
北野大(明治大学大学院 理工学研究科 教授)
武田邦彦(中部大学教授)

自然環境の破壊や、限られた資源の枯渇を目の当たりにした我々は「地球に優しくならなければ」とエコを取り入れた。だが、そんなエコブームが生まれておよそ10年。数々の疑問が湧いてきた。「そのエコ、本当に意味があるの?」。今回は斬新なミカタを語るその道の第一人者=ミカタリストに“エコは人類の保険” というビートたけしの兄・北野大と“エコの世界はウソでいっぱい”と主張する武田邦彦が登場し、エコの疑問に答えます。


養殖した珊瑚を植えて沖縄の海を元に戻そうという活動を行っている田中律子をゲストに迎え、エコに関するさまざまな“ミカタ”を紹介する。

『エコは人類にとっての保険である』
北野大(明治大学大学院 理工学研究科 教授)

ビートたけしの兄にして環境科学のスペシャリスト。工学博士として教壇に立つ傍ら、環境省中央環境審議会委員をはじめ、著書や講演などでエコ活動を広めている。
北野氏は「保険とは万が一の時のためのもので掛け金をかけたことがムダだったと思えることが幸せ。環境問題もエコに配慮することが“過剰だった”と思えることが幸せといえる。エコ活動は世代間倫理(次の世代の人々に対する責任)の発想から来ている」と話す。

<教えてアニキ!たけしエコなギモン>

たけしがエコの「タブー」とも言える様々な疑問を兄・北野大にぶつける!

(1)異常気象って地球温暖化のせいなの?
(2)地球温暖化が進めば北海道の人は喜ぶだろう
(3)発展途上国にエコを押し付けるのは筋違いじゃないの?


『あなたのエコが地球をダメにする!』武田邦彦(中部大学教授、工学者)
世の中のエコ信仰に異論を唱える武田氏。地球環境問題やエコについて、定説とは異なる独自の主張を展開しており「地球にエコ活動は必要ない!」と断言する。
武田氏は「地球のためにエコはできるだけしないほうがいい」といい、例としてエコバッグを挙げる。レジ袋は石油でも他に使い道のない成分を使っていたので無料で配布きるほど安く作れたが、エコバッグはポリエステルという石油のなかでも一番貴重な材料でできているため、結果としてエコでなくなっているというが、北野大氏は「エコバッグは使い捨てではなく一生もの」と主張する。その議論にたけしは・・・。

ペットボトル分別で日本経済破綻!?

「ペットボトルの分別は意味がない!」と主張する武田氏。そこで番組はペットボトルのリサイクルの過程を取材。統計資料によると、ペットボトルの回収費用は1キログラムあたり278円ほどだが、それがリサイクル業者にはおよそ1/10にあたる22円程度で売られており、差額は地方自治体などが負担しているという。武田氏はリサイクル過程における3つの問題点を指摘する。北野大氏もペットボトルのリサイクルには反対し、リユースする事を訴える。

マイ箸のせいで花粉症が増える!

木は余分な枝を払ったり、定型の木材にするために余分な部分をカットしたりという、いわゆるムダが多い。こうした部分が割り箸などに使われていたのだが、森林保護などの世論の盛り上がりによって割り箸に日本の木が使いにくい状況になった。本来、植林した木は適度に間伐しなければ健康に育たないが、こうした状況から需要が激減。人手不足も重なり間伐がままならないという。その結果、死にかけたスギが子孫を残すため花粉をより大量に出し花粉症患者増加の原因になっている。

エコ教育なんて必要ない!

武田氏は「子供にエコ教育は必要ない」、北野大氏やゲストの田中律子は「正しいエコ教育は必要」と主張。では、子どもがどんなエコ活動をしているのかインタビューすると「エコキャップ活動」が挙げられた。2005年にNPOの呼びかけで始まったこの活動は、CO2削減のためペットボトルのキャップを捨てずに燃やさずリサイクルしようというもの。キャップ2400個が途上国の子ども達を救う60円分のワクチン代として寄付される。この活動に対しても武田氏は問題を唱える。

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