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  • 2010年11月5日:心の病はスピリチュアルで癒せ!?

(ゲスト)井上和香
(ミカタリスト)
藤井博英(イタコ研究の第一人者・青森県立保健大学教授)
諸富祥彦(明治大学教授)

12年連続で自殺者が3万人を超す自殺大国ニッポン。さらに「引きこもり」は約70万人、不登校の小中学生は約12万人と、誰もが心の病を患う可能性がある今、占いやパワースポットなどスピリチュアルなものにすがる人が急増!そんな中、死者の霊を降ろすという「恐山のイタコ」にカウンセラーでも治せなかった心の病を癒す効果が判明、国がその研究に助成金を出すことを決めた!あなたの疲れた心もスピリチュアルで癒される!?


『イタコは究極の心の癒しシステム!?』藤井博英(青森県立保健大学教授)
藤井氏が精神看護学の研究をする傍ら、10年に渡り研究を続けているテーマが地元青森のシャーマニズム(巫師・祈祷師)文化。なかでも最も注目しているのが “恐山のイタコ”。イタコは死者の霊を自らに乗り移らせ、その思いを語ることができるといわれているが、藤井氏の研究によるとイタコには現代医療ではカバーしきれない心の問題を癒す絶大な効果があるという。その効果に政府も注目し、藤井氏の研究に助成金が出ることも決定した。
藤井氏は「イタコは霊能力とは関係がなく、霊を降ろしてそれを語りかけるという行為自体が“癒し”につながっている」と主張する。しかしイタコは年々後を継ぐ人が激減。番組では、イタコの現状や、“口寄せ”(霊を降ろして語る)の様子を取材する。
その様子を見た国分は「やはり癒しには霊力が関係するのでは?」と質問するが、藤井氏は「関係ない」と断言。その根拠として“退行”(非現実へ逃げ込んだ状態)という人間の心理状態が重要なキーワードとなると説明する。


占いに当たる当たらないは関係ない!?

藤井氏は、身近でイタコと同じ効果があるものとして「占い」を挙げ、「占いもイタコと同じ原理ではないか」と指摘する。そこには「癒し」につながる重要なキーワードが隠されていた!また、イタコや占いのように人を介して癒しを受けるものとは別に、今人気を集めているのがパワースポット。その人気の理由とは?


『オタクになればうつにならない!?』 諸富祥彦(明治大学教授)
うつ病予防のグループカウンセリングを研究している諸富氏のセミナーにはノウハウを学ぼうと全国からカウンセラーが集まるという“プロが手本にするプロ”。諸富氏によると日本人の5人に1人がうつ病予備軍だという。そんな諸富氏はうつ病社会を生き抜くヒントとして「オタクになればうつ病にならない」という独自の“ミカタ”を主張、「非現実的なものとつながりながら半分夢を見るようにして生きていないと人間は元気がなくなってくる。そういう風に生きているのがオタクだ」と説明する。さらにオタクにはうつ病にならない二つの条件が揃っているということで、その秘密を探るべく実際にオタクなってストレスが解消されたという男性に密着!

女子会はうつ予防にならない!?

女子だけで集まり日ごろたまったストレスを解消する飲み会“女子会”。井上和香も「男性がいない分、自分をさらけ出せることが楽」と月に何回か参加しているというが、諸富氏は「女子会は危険!」と語る。
そこで実際の女子会に潜入してみると、愚痴や悪口のオンパレード!女性たちに聞くと、愚痴や悪口はネガティブな気持ちを生み、ストレス発散にならない上に、最近では自分が悪口のターゲットとなることを恐れるあまり、かえって女子会がストレスになっているという弊害も起こっているようだ。
国分が「昔の井戸端会議はこんな風ではなかったのでは?」と疑問を口にすると、諸富氏は「昔はなんでもかんでも話せてストレス発散になったと思うが、今の井戸端会議は誰かを排除して自分達を守り合う場になってしまっている」ので危険と指摘する。


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