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  • 2010年11月19日:良い夫婦を続けるな!?

(ゲスト)とよた真帆
(ミカタリスト)
石蔵文信(大阪大学大学院准教授)
ニ松まゆみ(恋人・夫婦仲相談所所長)

「364万5000円」。これは妻が夫に内緒で貯めているへそくりの平均額!その目的は様々だが「離婚の備え」という答えも多い。実際、日本では年間およそ25万組、実に2分に一組の割合で夫婦が離婚しているという。しかし街行く人々に聞くと「離婚したくない」という人がほとんど。そこで今夜は夫婦の危機を救うための驚きの説を持つミカタリストが登場!夫婦仲をダメにするのは妻?それとも夫?


『モンスターワイフに気をつけて!?』ニ松まゆみ(恋人・夫婦仲相談所所長)
「夫婦仲を悪くしているのは妻!」と言い切る二松まゆみ氏は、自らの経験を生かして独自の夫婦仲改善法を提唱し、全国の悩める夫婦にアドバイスをおくる夫婦問題のスペシャリスト。女性でありながら妻側に厳しいが、相談に訪れる奥様たちの絶大な支持を集め、月に1000件もの相談に乗っている。二松氏は、妻が怪物化し、“モンスターワイフ”になってしまうことで夫婦の危機が訪れると指摘する。


モンスターワイフが増殖中!?

二松氏は「離婚の原因が妻のモンスター化にあることが見えてきた」と話し、昨年の司法統計を示す。夫からの離婚申し立て原因ランキングは、1位「性格の不一致」、2位「異性関係」、3位「家族との関係」、4位「異常性格」、5位「精神的虐待」となっているが、二松氏は「3位以外の理由は妻がモンスター化し結果とにらんでいる」と話す。
では、いったいどんな妻が「モンスターワイフ」なのかというと “自分は完璧”だと思い込み、間違っていても認めず直さず、夫に自分のやり方を強要する、何より自分が第一、大事なのである。本来くつろぎの場である家庭を苦痛の場に変えてしまうのがモンスターワイフなのだという。
一見、恐妻家の妻のような行動にも見えるが、恐妻家の妻が夫に厳しく当たることは愛のムチ、夫が大事である事に変わりない。一方、モンスターワイフは自己中心的で自分は完璧だと思ってしまうから上手くいかないことを全て夫のせいにしてしまうという違いがあるという。
さらに、「結婚する年齢が遅くなると、結婚の理想像が高くなってしまい、それに当てはまらないと感じるとモンスター化する場合が多い」と指摘する。

モンスター化しないのは・・・ズボラ妻!?

では、モンスターワイフにならないためにはどんな妻を目指せばいいのか?二松氏は「ズボラな妻がいい」と主張する。
そこで、埼玉県に住むKさん夫婦を取材。結婚15年たっても週に1度のデートを欠かさないという理想の仲良し夫婦だが、奥さんはかなりのズボラぶり!しかし夫は「一生懸命やろうとするところがわかいい」と話す。
二松氏は「ズボラをズボラと自覚しなければそれもモンスター。自分が完璧ではないことを自覚し、夫に対し多少の負い目を感じることがモンスターワイフにならないためには重要」と説明する。
さらに二松氏は、相談に来るモンスターワイフに対し、自分の楽しみや自分の世界を持つことを勧めている。へそくりを貯める、たまには内緒で夜遊びに行くなど、夫に対して“申し訳ない”と思えることを持つと、自分を完璧と思わなくなり、モンスター化しないことにつながるのだという。


『夫婦仲を改善する最終手段は別居!?』石蔵文信(大阪大学大学院准教授)
「夫婦仲を悪くする原因は夫」と、二松氏とは真逆の意見を持つ唱える石蔵氏。これまで男性更年期障害に悩む多くの患者を診察し、その原因に夫婦関係が影響していることがわかったという。その経験から夫婦仲を円満にする独自の理論を主張。そのひとつが「男のええ加減料理教室」。自分の為に作る(特に味付けが)簡単な手抜き料理を指導している。石蔵氏は「男性が奥さんに依存しているのが原因。対等な目線をもってほしい」と語り、夫婦仲改善法の第1歩として自炊を勧め、夫の意識改革を進めている。

理想の夫婦はケンカ夫婦!?

夫が妻に対して「手伝うよ」などと発言することについて石蔵氏は「“手伝う”というのは本来自分がやることではないことを“やってやる”、という上から目線の言い方。やさしさを売り物にする夫は嫌がられる」と話し、“上から目線”の夫が夫婦仲をだめにすると主張する。
そこで、茨城県在住の結婚10年目・子供が3人というOさん夫婦を取材すると、Oさん夫婦はお金の使い方など寝ているとき以外の9割の時間が“夫婦ゲンカ”・・・。しかし夫は「言いたいことを言うのはいいこと。我慢していると本当のけんかになってしまう」、妻は「まっすぐぶつかることは信頼関係がないとできない」と話す。
石蔵氏は、Oさん夫婦のように、夫婦が対等にお互いを信頼して言いたいことを言い合えることが夫婦円満の秘訣と語る。

仲良くしたけりゃ別居しろ!?

石蔵氏は自立できない夫の象徴として「わしも族」という言葉を挙げる。「わしも族」とは“上下関係が染み付いている”、“妻がいないと何もできない”夫のことで、家庭内ストーカー化してしまうという。その場合、妻が「亭主在宅症候群」(夫の顔を見ると吐き気がしたり、声を聞くと耳鳴りがするなど)になってしまうことがあると説明する。
石蔵氏は「離婚の原因として“愛情が冷めた”というが、裏の原因としては“体が持たない”ということ」と指摘する。
石蔵氏は別居を勧める理由について「一度、妻のいない生活を味わってみないと男は改心しない。また、妻側も夫と離れることで体調が良くなる効果もある」と話す。
では、果たして別居で夫婦仲が良くなるのか?千葉県在住のある夫婦が体験!
その結果は・・・?

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