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  • 2011年3月4日:住むだけが家じゃない!?

(ゲスト)山村紅葉、上原美優
(ミカタリスト)
北野大(明治大学教授)

最近は、共用の浴場や農園のあるマンション、他人と暮らすシェアハウスに人気が集まるなど、家が他人とつながる場所になっています。また、様々な空間の使い方も工夫され始め、家は今、暮らすだけの場所では無くなってきています。今回は地球規模から身近な暮らしまで環境を見つめるスペシャリスト北野大や、小説のようにミステリアスな実家に住んでいた山村紅葉、大家族ながらの豪快な家に暮らした上原美優を迎えてお送りします。


バリアアリーのすすめ!?

北野氏は、「日本人は極端になりがちで、“バリアフリーがいい”というと全部バリアフリーにしてしまう傾向がある」と指摘。その結果、全てがバリアフリーではない屋外で、対応ができず逆に不便になってしまう人もいるという。そこで北野氏は段差などがあることを“バリアアリー(有り)”と命名、将来バリアフリーでなくてもいいように“バリアアリー”を勧める。
北野氏は今回、自ら究極のバリアアリー住宅を取材。2005年に建設された東京・三鷹市の賃貸マンション「三鷹天命住宅」は、一見、マンションとは思えない変わった外観…。部屋の中を見てみると、床が凸凹だったり、球体の部屋があったりと、まさにバリアアリー!電気のスイッチも背伸びするか屈まないと届かない作りになっている。つまり、日常生活で身体を動かし、自然と体が鍛えられる家になっているのだ。そのためこの家に暮らすだけで痩せた人も…。この家をみて、たけしは「家では動きたくないからいやだ!」とつぶやく。取材した北野大氏は凸凹の床を気に入ったというが、住むのは「もう少し先でいいかな」と本音が…。
また番組では、さまざまな工夫を凝らして、楽しみながら身体を動かせる家を建てた群馬県のMさん一家の家を取材。この家は「子ども達のイマジネーションが広がる家」をテーマに建てられたということで、家には子どもが大喜びする工夫が盛りだくさん!身体を動かすだけではなく創造力までかきたてる、子ども達が心ゆくまで遊べる空間には何があるのか!?
さらに8坪なのに10フロアもある家や、マンションの部屋をあえて古民家のようにリフォームした家など、空間を巧みに利用して安らぎのある家を手に入れた例を紹介する。

他人と暮らそう!?

北野氏は「遠い親戚より近くの他人」ということわざにもある通り、プライバシーを保ちつつ、他人と暮らそう」と提案する。
実際に、「個人」と「集団」を両立させた暮らしもある。東京・荒川区のとあるお宅は、他人同士がひとつ屋根の下で暮らすシェアハウス。現在は男性3人、女性 7人が暮らしている。個室以外は全て共用スペースで、寮母さんもいないため、生活のルールも自分達で決めているという。その生活をのぞくと、和気あいあいと食事を楽しむ一方で、暗黙のルールもある様子…。果たしてそのルールとは!?そこには家族のような触れ合いの一方で一定の距離感を保ちたい若者の気質が表れていた!


太一リサーチ!日本人はなぜ○○なのか!?~あなたはどこまで日本人?~

日本人にとっては常識でも、世界の目からは理解できない様々な疑問を国分太一が徹底リサーチするコーナー!
外国人の目から見た日本の家や暮らしにはどんな疑問があるのか、外国人の方に話を聞くことに。すると、「なぜ日本の家は壁が薄くて狭いのか?」「なぜお父さんは家族から嫌われているのか?」など次々に疑問が挙げられた。
そのなかで、太一は「なぜ好んで蛍光灯を使うのか?」という疑問に注目。では、外国人は本当に蛍光灯を使っていないのか? 東京在住の外国人のお宅で調査すると、白熱灯を使用し、蛍光灯は使っていない様子…。その理由は「まぶしい」から。
実際、同じ電力であれば蛍光ランプは白熱電球のおよそ5倍の明るさがあるというが、では、なぜそれほど明るい蛍光灯を日本人は好んで使うのか!?
このギモンを解決してくれるのは、北京理工大学教授で日本照明学会専門会員の中島龍興氏。中島氏は、戦争中に明かりのない生活を強いられた時代から、戦後蛍光灯が使われるようになったとき、その明るさが“平和のシンボル”となったと主張。さらに高度経済成長で、仕事を持ち帰り、同じ明るさの下で仕事をするのに蛍光灯が必要だったとも説明する。
さらに、医学博士で眼科医の三井石根氏は、日本人と外国人の目の形の違いも大きな理由だと解説する。

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