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  • 2011年8月19日:キャッチコピーであなたも得をする!?

(ゲスト)宮崎哲弥、優木まおみ
(ミカタガイド)田中里沙(雑誌「宣伝会議」編集室長)

「なでしこジャパン」「B級グルメ」…。私たちの生活の中に溢れているキャッチコピーは人の心をひきつけ、それによって見向きもしなかったものに手を伸ばしたり、足を運んだり、時にはブームを作ってしまうこともあります。今回は「キャッチコピー」が生み出す新たな現象や、思わぬ効果に迫ります!


今回のミカタガイド・田中氏は「日本人は周りの評判を気にしたり、他人が何をしているのか知っておきたいという気持ちが強く、広告をもとに話題を展開する面がある」と日本人とキャッチコピーとの関わりを分析。さらに「全商品のおよそ8割は女性が購買決定を担っているといわれているため、まず企業は女性に対してアプローチをする」と解説する。しかし、最近では男性向けのキャッチコピーも増えているという。

キャッチコピーで得をする男たち

今、巷では「男」「俺」などの言葉をキャッチコピーにつけた、男性向けの商品が多数登場している。コンビニエンスストア「ファミリーマート」のスイーツコーナーでは「俺のエクレア」をはじめ、“俺の”がタイトルについたスイーツが販売され大人気!買って行く男性達は「スイーツを買うのは恥ずかしいが、“俺の”がつくことで安心して買える」とその理由を語る。
さらにスイーツだけでなく、油取り紙やつけまつ毛などの美容グッズから、ついには「男のブラ」「男のキャミソール」まで登場した!「男のブラ」は、発売と同時に楽天の「メンズインナー部門人気ランキング」で1位を獲得するほど…。実際に購入したサラリーマンの男性は、男性用とキャッチコピーがついたことで普通に買えるという感覚になったといい、「男性の下着にはない締め付け感と安心感がいい」と話す。下着研究家の青山まり氏は「ブラジャーをつける男性は、本来の自分を守ってくれるモノとして身に着けていて、女装とは全く異なる」と分析する。

キャッチコピーで地域活性化⇒栃木・宇都宮の「史上最大の合コン」

キャチコピーには人を惹きつけ動かす力がある。ならばそのキャッチコピーを自分で考え、生まれ育った地元を盛り上げようという人たちが現れた。
景気の落ち込みが影響している栃木県宇都宮の街を活性化させるために、地元のカフェレストランのオーナー・佐々木均さんが考えたキャッチコピーは「史上最大の合コン」!これは、あらかじめ応募した男女2200人が商店街にある協力店45軒を自由に出入りしながら合コンを行うイベントに付けたもの。2004年に170人を集めて始まったこのイベントは当初、「宇都宮の合コン」=「宮コン」と呼ばれていたが、今年、「史上最大の合コン」というキャッチコピーをつけたことで、2200人が集まった。売り上げは一晩のイベントだけでも1000万円以上、遠方の客がイベント以外でもリピーターとして来店するため、地域の活性化につながっているという。
さらに、「史上最大の合コン」というキャッチコピーが成功した理由にはもうひとつ秘密があった!それは、インターネットのポータルサイト「Yahoo!」のトピックスに取り上げられる際の文字数まで考えて名づけたこと。実際、このトピックスに「史上最大の合コン」とキャッチコピーが取り上げられたことで注目度が大きくアップしたという。
参加者は「“史上最大の合コン”だと、普通の“合コン”よりも、お祭りのような感じがして気軽に参加しやすい」と、キャッチコピーに惹かれた理由を話す。

スタジオでは、街で聞いた「キャッチコピーがついたことで良いイメージになったこと」トップ5を発表!中年女性⇒熟女、無職⇒ニート…、果たして1位は!?

キャッチコピーで夫婦も幸せに!?

キャッチコピーを利用することで、夫婦が幸せになっている!?そのコピーとは「イクメン」。積極的に子育てをする男性のことを指す。昨年6月に誕生したこのキャッチコピーに乗り、全国では「イクメン教室」や「イクメン講座」が多数開催され、連日賑わいを見せている。育児用品店も男性向けの抱っこひもやバギーなどを発売。さらには専門雑誌まで!実際に子育て中の男性は、「イクメン」という言葉が出てきてから、無職や主夫などと間違えられる事なく、堂々と子育てを楽しめるようになったという。
さらに厚生労働省は、もう一歩進んだ「イクメンの星」というキャッチコピーまで作成!イクメン体験談を投稿した人の中でもより熱心な男性を「イクメンの星」に選んで公表している。そのなかの1人、夫婦共働きで2児の父であるITコンサルタントのOさんに密着。育児時短制度を使い1日のほとんどを育児にあてる、まさにイクメン!Oさんは「会社の上司や同僚、部下などに対して“イクメン”というキャッチーな一言で自分を理解してもらえる」とキャッチコピーの長所を語る。また、奥様は「ずっとこのままでいてほしい!」と話し、「イクメン」というキャッチコピーで得た家族の幸せぶりを話す。


どこまで聞けるか!?太一の解体珍書

世の中には様々な人がいる!そんな人たちの生態を国分太一が徹底調査するコーナー。今回のテーマは「キャッチコピー」ということで、“森ガール”や“鉄子”などのキャッチコピーがついた、趣味にハマる女性たちをリサーチ!


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