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  • 2011年10月21日:ムダこそが人生を輝かせる!?

(ゲスト)渡邉美樹(ワタミグループ創業者)、木下優樹菜
(ミカタガイド)吉田就彦(デジタルハリウッド大学大学院教授)

長引く不況、そして効率化が求められる現代社会では、ムダを省くのは常識中の常識!しかし、そんな時代にあえてムダを楽しむ人や、ムダを魅力にして躍進する企業が増えている。今回は「ムダこそが人生を輝かす!?」をテーマに、人生を豊かにするムダの効果を徹底取材します!


ムダを利用して成長する企業!?

100円ショップ最大手・ダイソーは、年商3400億円を超え、国内に2570店舗、世界26の国や地域にも進出しているが、その大躍進の裏で常識破りのムダを取り入れている。売れ筋商品と共に、あえて売れにくい商品も同様に置いているのだ。一見、ムダに思えるが、それが消費者にとっては“商品を選ぶ楽しみ”として魅力につながっているのだ。
一方、GMOインターネットグループという企業では、毎週金曜日の夜になると、社員食堂がバーとなり、酒や食べ物が無料で楽しめる。この社員食堂は今年6月に誕生。昼はビュッフェスタイルで社員は無料。また、1日3回、ホテルから焼きたてのパンが届き、さらに自動販売機でも朝8時から夜8時まで、無料で食べ物を提供している。設置費が7000万円、維持費が月2000万円とコストはかかるが、社員同士のコミュニケーションが深まり、それが新たなビジネスチャンスにつながるなど、お金では換算できない効果が上がっているという。
さらに、愛媛県・今治市にある、日本食研のKO宮殿工場は、外観はヨーロッパの宮殿のような建物だが、中は宮殿とはほど遠い機械が並び、焼肉のタレが量産されている。当初は社員も戸惑っていたが、宮殿工場を売りにした商品を開発してヒットしたり、工場見学者も約3倍に増えて、社員の士気もあがったという。それに伴い売り上げも右肩上がり。常識ではムダに思えることも時として金の鉱脈になるのだ。

スタジオでは、ムダが生んだサクセスストーリーを紹介。小惑星探査機「はやぶさ」の危機を救ったムダ、形状記憶ブラジャーを生み出したムダとは!?

ムダを楽しんでこそ日本人!?

東京・文京区の「東京ドームシティアトラクションズ」には、30分~1時間の待ち時間は当たり前という人気アトラクションがある。それは「コロッコ」という自分でレバーを漕いで400メートルのコースを1周するという乗り物。さらに「パワータワー」という高さ7.5メートルの塔をロープを引っ張って自力で昇るアトラクションも同様に人気があるという。
なぜムダに体力を使う乗り物に人気が集まっているのか!?
江戸川大学社会学部の斗鬼正一教授は、日本人はムダに時間や労力をかけることに価値を見出す性質があると指摘。「目的に至るプロセスで、粋や美しさ、楽しさを手に入れる心を培ってきた」と解説する。過程を重んじる茶道などはその代表だが、日常生活でも、お金を払って自分で調理する鍋やお好み焼き、遠くまで出かけて自分で収穫する果物狩りなど、プロセスを楽しむ機会が多くある。群馬県・南牧村にある「かじか倶楽部」という宿では、客が自らお風呂を薪で沸かすのだが、その過程はかなり過酷…。しかし、宿泊客はゆっくり時間を使う贅沢を満喫している。

ムダ話が夫婦の絆を深める!?

ある調査によると、今後離婚する可能性がないと思っている夫婦の会話する時間が1日80分以上なのに対して、離婚する可能性があると思っている夫婦の会話する時間は30分以下だという。会話が少ない夫婦ほど離婚の可能性は高いと考えられるのだ!そこで、実際にある夫婦を取材。普段の様子について妻は「夫は“ふーん”“はーん”くらいしか言わない」、夫は「自分から話すのは用のあるときだけ」と話し、ムダ話などめったにしないという。そこで、夫婦問題カウンセラー・小林美智子氏が、夫に対して、「ムダ話を増やすテクニック」を伝授!さっそく帰宅して妻に試してみることに…。すると夫婦の会話に驚きの変化が!スタジオもその効果にびっくりのテクニックとは!?


どこまで聞けるか!?太一の解体珍書

世の中には様々な人がいる!そんな人たちの生態を国分太一が徹底調査するコーナー。今回のテーマは「ムダこそ人生を輝かす!?」ということで、ムダな時間と労力をかけてムダ?なものを作る発明家の皆さんをリサーチ!


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