12月1日 #9「田んぼ島」

農学博士 阿部知子さんが考える未来の農業は、海の水を使ってお米づくりができる「田んぼ島」。
高度な品種改良の技術を用いて耐塩性のイネを研究している。
植物の種に、イオンを高速化した「重イオンビーム」という、目には見えないビームを当ててDNAを一度切断。切断されたDNAが、植物自らの修復機能によって元通りになろうとするときにDNAの配列に変化が起こり、遺伝子の性質が変わる。これによって厳しい環境でも強く育つ植物をつくることができる。
この「田んぼ島」の一歩先の構想は、移動ができること。気温や日当りの良い場所を求めて海上を移動し、常に植物の生育に最適な環境で栽培することができる。