7月13日 #40「空飛ぶじゅうたん」

産業技術短期大学の久保田憲司が考える未来の乗り物は、ひとり乗り小型垂直離着陸機、通称「空飛ぶじゅうたん」。
 最近、山登りブームで登山客の怪我や事故が増えているという。山岳救助は、ヘリコプターで入って行けない狭い事故現場も多く、隊員が救助者を背負って山を下ることも多い。そこで活躍するのが「空飛ぶじゅうたん」。
 将来完成する空飛ぶじゅうたんはカーボンファイバーやケプラ素材を使用し軽量化。厚さ50センチまでコンパクトになり、狭い木々の間も飛行可能に。また、セグウェイと同じ体を傾ける直感的な方法で簡単に運転できる。救助者を運搬する際は、機体に収納された担架を使用する。機体が宙に浮いているため、川や谷など本来では人を背負って移動困難な場所もショートカットし、救助者を迅速に安全な場所へ搬送することが可能。
さらに空飛ぶじゅうたんは他の機体と連結可能な「ユニット型」。複数の要救助者がいる場合は、担架タイプの機体と連結し移送する事ができる。
空飛ぶじゅうたんがあれば、山だけではなく海や震災現場での救助の未来も明るい。