10月19日 #54「屋台型レストラン」

規格外の形状であることから、その多くが廃棄処分されているという“規格外野菜”。外観上の規格から外れても味は変わらないが、悪印象を拭いきれていない現状がある。

そんな規格外野菜の未来を提案するのは、公共施設などのリノベーションを専門としている建築家、加藤優一。彼が構想するのは「屋台型レストラン」。移動式店舗により、流通・広告・販売・消費の一元化を行うことで、規格外野菜の魅力を最大限に引き出すことができる。

野菜の展示と飲食機能を備えたトラックが、朝、農家から規格外野菜を直接集荷。野菜を飾り、都心へ運ぶ。ワケあり野菜はトラックにディスプレイされることで個性が際立ち、動くショーウィンドウのように野菜自体が生の広告となり、人々を惹きつける。

都心へ移動したトラックは野菜を格安で販売。夜にはトラックの内部がオシャレなレストランへ変身。夜に働き、不規則な生活を送っている人たちにも、夜景とともに、その日収穫した新鮮な野菜料理を楽しんでもらうことができる。