11月16日 #58「人工流れ星」

「流れ星に願い事を3回言えれば願いが叶う」
その流れ星を人工的に放つプロジェクトが日本で進んでいる。
鳥取出身、天文学の博士号を持つベンチャー企業「株式会社ALE(エール)」代表の岡島礼奈が考える「人工流れ星」は、希望の時間と場所に好きなだけ流れ星を出現させる。
人工流れ星の原理は、流れ星の核となる彗星の塵の代用として「流星源」(金属製の粒・直径1センチほど)を搭載した小型人工衛星をロケットで打ち上げて、100キロ離れた宇宙空間で流星源を放出。その流星源が大気圏に突入する際に3000°近く燃え上がるため発光するという仕組み。
流星源は特殊なコーティングでなんと5-6秒発光できる。さらに中間圏という上空60〜80キロのところで発生するため、直径200キロの範囲で観賞することも可能でより多くの人が楽しむことができる。
このプロジェクトは今後、実際の実験を目指している。未来では東京オリンピックなどの大きなイベントで「宇宙の花火」を多くの人々が楽しめる日が来る。