1月11日 #65「銀座のオアシス」

銀座で都市と緑の共生を目指す建築家、三角美弘がクモの巣をヒントに考えたのは、緑あふれる「銀座のオアシス」。
クモの糸は同じ太さの鋼鉄よりも頑丈だといわれている。そこで三角が目をつけたのは、クモの糸のように丈夫な“バイオポリマー"。これをクモの巣のように、ビルとビルの間に張り巡らせ人工地盤をつくり、その上に緑を植えることで、自然あふれる憩いの場を生み出す。
バイオポリマーは透明な素材であるため、まるで宙に浮いているかのように見える空中公園ができる。
この公園は銀座に暮らす猫たちや買い物客の休憩スペースとなり、ギャラリースペースや屋台を出すなど新しいコミュニティの場としても活用できる。
さらに、公園の植物が呼吸をする際に、葉から蒸発する水分がまわりの熱を奪い、また、公園の下は日陰になるため、ヒートアイランド現象も緩和される。