2月22日 #71「未来の車イス」

前橋育英高校2年の和地南々子さんは、群馬県の創意くふう作品展で5年連続、最高賞を受賞している「発明少女」。8年前、お父さんが病気で車イス生活を送ることとなったのを機に、「体が不自由な人に役立つ発明品」を考案し続けている。
最近は、本体のタイヤより一回り小さいタイヤを両サイドに付けた「溝に落ちない車イス用タイヤ」、上り坂で逆走しないようにタイヤをロックできる「車イスストッパー」などを発明。安全な車イス作りにこだわっている。

最新作は、「段差を自力で乗り越えられる車イス」。手動レバーで前輪を持ち上げて車体を後方に傾け、同時に前方へ飛び出す小さな車輪で車体を安定させて段差を乗り越える仕組みになっている。

現在考案中のアイデアは、リフトスタンドの付いた「高さ調整付き車イス」。介助者なしで、車イス利用者でも高い所に手が届くようになる。南々子さんの発明品が世の中で広く利用される日も近いかもしれない。