3月21日 #75「テレパシートーク」

産業技術総合研究所の脳科学者、長谷川良平が研究しているのは、脳波による意思伝達装置「ニューロコミュニケーター」。筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの難病によって身体や言語の自由を失った患者たちが、この技術を利用して自分の気持ちや意思を介護する人に伝えられるようになる。

<ニューロコミュニケーターの仕組み>
患者がワイヤレスの小型脳波計を搭載したヘッドギアを装着すると、脳から出される電気信号《脳波》を読み取って瞬時に解析、モニター上に伝えたいメッセージが表示される。例えば、「のどが渇いた」と頭の中で念じれば、画面上のキャラクターが本人に代わって音声でメッセージを読み上げてくれる。