9月5日 #99 「スマート・ウォーター・シティ」

交通渋滞で悩まされる東京都心の交通網。その渋滞を解消する答えは地下に。大林組の葛西秀樹が考える新たな交通網、それは地下鉄などで使われている深さよりも更に下、地下40m以上の大深度地下にトンネルを掘り、交通網として使用する構想。この“大深度地下トンネル”には地上で集めた雨水が貯められており、水陸両用車を使い移動する。トンネルは都心で地下環状線“ウォーターズ・リング”を形成。銀座、六本木など都内各所の地上と専用エレベーターで繋がっている。これにより、交通量が地上と地下に分散され、交通渋滞が解消される。
また、トンネル内に貯水された雨水は、必要に応じて地上で散水やトイレ洗浄水、清掃用水として再利用。大深度地下トンネルは水路と貯水槽の両面での利用を考えたエコロジーな構想。
地上が飽和状態の今、もっと地下にスポットをあてた未来がやってくるだろう。