価値は22兆円!?企業の余った在庫を再び市場へ 2017年10月9日(月)
特集
企業が余分に生産した商品や返品された品などの余剰在庫。これらは安く売りたくても、市場価格の崩壊を恐れて廃棄されるケースが多い。ある試算によると、22兆円にも上るという。そんな企業の余った在庫を買い取り、ネットのオークションを通して小売店などに売るビジネスを展開するのが「シナビズ」。その大きな特徴は、買い取る先から詳細な要望を聞き、売り先をマッチングすること。例えば同業者に売らないで欲しい、海外だけに売って欲しいなどなど。こうすることで企業は商品のブランド価値や市場価格を維持できると人気だ。そんなシナビズの次なる事業は、一般消費者向けのネット販売。その特徴は、販売価格の3%を慈善団体に寄付する仕組み。こうすることで、企業側も在庫を売る理由付けになると評判を呼んでいる。眠れる22兆円を再び市場に出す、新たなビジネスの可能性を取材する。
取材先
・株式会社山一
・株式会社シナビズ
・株式会社ちゅらら
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