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第120回
なんでも屋大蔵の事件簿2
テレビ東京 7/23(水)20:54〜22:48
BSジャパン 7/20(日)21:00〜22:54
原作
岡嶋二人「なんでも屋大蔵でございます」(講談社文庫)より
脚本
望月武・武上純希
監督
辻野正人
キャスト

釘丸大蔵
釘丸あやめ
津軽刑事
野崎みちる
猫婆
美住はるか
大山清彦








片岡鶴太郎
渡辺美奈代
高橋ひとみ
河合美智子
佐々木すみ江
田島令子
寺田農
 
あらすじ

  湘南でなんでも屋をしている大蔵は、大女優・美住はるかの屋敷の雑用に行ったことをきっかけに、美住はるかが主催・主演する舞台『紅サソリ』に端役で出演することになる。『紅サソリ』は怪盗・紅サソリと名探偵武智が渡り合う物語で、美住はるかが主役の怪盗・紅サソリと赤瀬川夫人の2役を演じ、舞台での衣装の早替わりをするのが見せ場だった。


 しかし舞台の本番中に事件が起きた。舞台上のセットの扉を開けると、そこに衣装の早替わりをして立っている筈のはるかが、何者かに刺されて死んでいたのだ。


 美住はるかは赤瀬川夫人の扮装で扉の中に入り、他の演技者がいる間、控え室にいて次に舞台に現れたのが約5分後。そして次は紅サソリの扮装で登場し、再びドアの中に入って1分後に扉を開けると、既に刺されて死亡していた。扉を開けた、男優の香川、女優の柴田京子、若手俳優の村井によれば、その時セットの奥にある扉が閉まったのが見えたという。その時犯人が扉の奥に逃げたのだとすれば、舞台上にいる俳優たちにはアリバイがあった。


 はるかを恨み、殺す理由がある人間はたくさんいた。劇団を乗っ取ろうとしていた演出家の大山清彦、はるかに借金をしていた女優の柴田京子、突然クビを言い渡された舞台美術の勝呂健吾、はるかに言い寄られ、困惑していた若手俳優の村井陽介、はるかの財産を狙って媚びていたが、手玉に取られていた男優の香川弘明、そしてはるかの付き人で、いつもイビられていた元女優の野崎みちる・・・。ナイフは控え室にあったみちるのものだったが、みちるが大女優だった頃からのファンだった大蔵には、みちるがそんなことをするとは思えなかった。


 事件当日の夕方、大蔵はみちると共にはるかの控え室に片付けに入った。そこで、女優の京子がはるかのノートパソコンをいじっており、大蔵たちが入ってくるとあわててノートパソコンの蓋を閉じた。そして「ただ片付けようとしていただけ」と段ボール箱に片付けたものを詰め、外に出て行こうとした。その時、京子と大蔵がぶつかり、入っていた化粧箱が散らばった。その時、散らばった化粧品に混じって、一枚の赤いハンカチが落ちた。それを見たみちるは、とっさにハンカチを取ってポケットへ隠した。それを見た大蔵は不審に思う。いつか、舞台裏で水を飲んでいた村井が口を拭おうとしたとき使っていたのが、そのハンカチだったからだ。そして、そのハンカチは、大蔵が本番直前、化粧箱を見た時にはなかった。


 犯人は村井か、京子か、それともみちるか?惚れっぽい大蔵は、思いを寄せるみちるが犯人とはとても思えなかった。そしてみちるのためにも真犯人を突き止めようとする・・・。