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第184回
ヘルパー春子の潜入記
何が母をそうさせた!?

テレビ東京 2/23(水)20:54〜22:48
BSジャパン 2/20(日)21:00〜22:54
原作
松山善三「ひき逃げ」より
脚本
難波江由紀子
演出
荒井光明
キャスト

伴内 春子
柿沼 亮子
柿沼 栄作
青山 宗一
柿沼 加奈子
佐伯 節子
桂  勇次郎
大木 保
野口 泰造
軽井沢病院の医師

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泉ピン子
川島なお美
田中健
斉藤暁  
木村理恵
南田洋子
平泉成
剛たつひと
木村栄
大和田伸也
あらすじ

 10年前、夫に先立たれた伴内春子は、軽井沢のホテルで客室係として勤め、女手一つで15歳になる息子の武を育てていた。


 ある日、春子の勤めるホテルの会場でウエディングドレスの発表会が行われる。ショーのプロデュースを手掛けたのは、元モデルで人気ブランド、ヴィオーラの社長夫人・柿沼亮子。社長で夫の栄作、その妹・加奈子や、企画室員の八木和正らが見守る中、ショーは大成功を収める。ショーの終了後、亮子は取材のため新幹線で東京へ戻り、栄作と加奈子はバイヤーの接待のために軽井沢に残った。加奈子は車で帰るという八木をホテルの駐車場で引き止め、口実を作って自分の車に乗せる。春子は仕事の帰り際、車内で話し込む二人の姿を目撃する。


 春子が家に戻ると、武がひき逃げに遭い、病院へ搬送されたという連絡を受ける。すでに武は心停止の状態で、春子が病院に駆けつけると間もなく死亡する。通報した女性の証言によると、発見した時、武はまだ息があり、事故直後に通報していれば助かっていた可能性があるという。武は血の海に倒れながらも、サッカースパイクの片方をしっかりと握り締めていた。それは、家計を助けるために進学を諦めて働くと言う武に、高校でサッカーができるようにと春子が買ってあげた物だった。


 警察は犯行車特定のため、事件後に修理工場に持ち込まれた車をあたるが、手掛りすら掴めないでいた。そんな警察に業を煮やし、春子は情報提供を呼びかけるビラ配りを始める。すると、事故のあった道を走るシルバーの車を見たという中年男の証言を得る。男は、青いドレスの女が運転するその車には男も同乗していたといい、ナンバーも断片的に覚えていた。だが、その男は警察に名乗り出ることを頑なに拒み、警察もそんな男の情報は信憑性に欠けると取り合おうとしなかった。


 春子は自分が勤めていたホテルの室員に頼み込んで、事件当日の駐車場の防犯ビデオを見せてもらい、目撃情報と一致する車を発見する。それは、ヴィオーラの関係者の車だった。早速上京した春子は、弟夫婦のもとに身を寄せて犯人探しに奔走する。まずは、ヴィオーラ本社に侵入し、車の持ち主が社長の妹・可奈子であることを突き止める。


そしてヘルパーの資格を持つ春子は、社長夫婦と6歳になる息子の佑介、亮子の実母・節子と、加奈子が暮らす柿沼邸に、自らの素性を隠して潜り込む。春子がそこで目にしたものは、虚栄で固められた家族の姿だった。亮子は幼い佑介を春子に任せ、痴呆の症状を見せる節子を家に残して出かけてしまう。さらに八木と密会を重ね、栄作とは寝室を別にする仮面夫婦だった。その後、春子は加奈子のクローゼットからひき逃げ事件の翌日と事件の続報を伝える地方新聞を発見し、犯人は加奈子だと確信する。


そんな矢先、加奈子が死体となって発見される。警察の調べでは、加奈子は何者かに電話で呼び出され、石段から突き落とされて殺されたという。加奈子の車は修理に出されていたものの、クラッチの故障だったことが判る。では、ひき逃げ犯は誰なのか?そして、加奈子の死が意味するものは・・・・・・。渦巻く我欲と虚栄心の果てに起きた悲劇。春子はその真相を暴くことができるのか!?