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第186回
京女刑事・真行寺メイ2
絹の道・殺人事件

テレビ東京 3/9(水)20:54〜22:48
BSジャパン 3/6(日)21:00〜22:54
原作
浅黄斑「死蛍」(祥伝社ノン・ノベル)より
脚本
よしだ あつこ
監督
黒沢 直輔
キャスト

真行寺 明(メイ)
入沢 軍平 
藤川 泉美 
荒張 浩三 
宮崎 政義
棚倉 慎吾  
岡崎 俊哉 
金村貴美子

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富田靖子
蟹江敬三
藤真利子
石倉三郎
平田満
松澤一之
東根作寿英
岡本夏生

あらすじ

 京都府警嵯峨野署刑事・真行寺明(メイ)は、正義感溢れる京女刑事。ある日、明は強盗殺人事件の容疑者の張り込み中、女性に暴力を振るう容疑者を目にして逮捕状の到着を待たずに踏み込んでしまう。身柄確保の際、女性の家にあった高価な壷や皿を割ってしまった明は3日間の謹慎を言い渡される。その帰途、明は呉服屋の店先で藤川泉美という女性がデザインした着物に目を留め、ちょうど店に現れた泉美の工房を見学する。泉美は6年前に群馬県の養蚕の盛んな村から一人で西陣にやって来て、人気ブランド「いずみ」を築き上げた。催し物の案内状を発送するという泉美に、明は連絡先を教えて工房を後にする。


 数日後、明は泉美から助けを求める電話を受け、工房に駆けつける。泉美は最近ストーカーにつきまとわれているが、警察に通報しても相手にしてもらえないと話す。明はストーカー被害を証明するためにビデオカメラで録画するように指示するが、泉美から聞かされたのは意外な事実だった。その男は6年前に泉美の夫・喜多川芳治を刺し殺した犯人、宮崎政義だという。宮崎は刑務所に入っていたが、1ヵ月前に出所したばかりだった。子供のいない泉美は旧姓に戻り、やり直すつもりで西陣にやって来たという。事件当時、弁護士をしていた喜多川は、殺される1年前に過失致死で起訴されていた。高崎市内の路上で若い男に金を出せとナイフで脅された喜多川は、揉み合いの末、乱闘に加わっていた17歳の少年・宮崎純一を刺して死亡させた。純一は泉美につきまとう宮崎政義の一人息子で、喜多川殺害は宮崎の逆恨みによるものだった。事件を担当した高崎中央署には、2年前、誘拐事件の捜査で一緒に捜査した刑事課の入沢軍平がいた。しかし、入沢は警務課分室に異動しており、明の声を聞いた途端に電話を切ってしまう。


 明の指示通りビデオを撮っていた泉美は、ついに宮崎の姿を捉えることに成功する。明がそのビデオを持って西陣南署に乗り込むと、携帯電話に殺人事件発生の連絡が入る。嵯峨野の竹林で死体となって発見されたのは、フリージャーナリストの金村誠。金村は京都で芸能人や財界人のスキャンダルを狙って動き回っていた。特ダネを掴むためならどんな手も使うと評判の男で、あちこちで恨みを買っていたという。捜査が進む中、金村がホテルのロビーで泉美と口論していたという目撃情報が入る。金村は泉美の資金源を探っていたという。捜査本部は死亡推定時刻の夜7時から7時半の間、捜査本部はアリバイのない泉美を参考人として調べようとするが、泉美は事件当日、夜7時頃に家の周りをうろつく宮崎の姿をビデオで撮っていた。ビデオの設定を変えればアリバイ工作はできるが、宮崎が事件当夜、泉美の家の周囲をうろついていたことを認め、泉美のアリバイが証明された。


 以前、『群馬新報』で記者をしていた金村の周辺を捜査するため、明は高崎へと向かう。金村は喜多川弁護士事件の担当記者だった。明は入沢を訪ねて協力を仰ぐが、入沢は取り合おうともしない。その夜、突然、宮崎が事件当時世話になった入沢の元を訪れ、1時間ほど酒を飲んでいく。そんな宮崎の行動を不審に思う入沢。やがて高崎市内でスナックを経営する桜井敏江が、首を紐のような物で絞められて殺害される。敏江は以前、喜多川の事務所で調査員をしており、喜多川を無罪にするため宮崎純一のあら探しをしていた。入沢は宮崎が怪しいと睨むが、犯行時刻に宮崎は入沢の家を訪れていた。喜多川弁護士事件の関係者が次々と殺され、やがて恐るべき企みが明らかになる…。熱血刑事・真行寺明は、巧妙に仕掛けられた殺人の罠を解き明かすことが出来るのか?