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岡部紳二テレビ東京プロデューサー
スタッフとしても待ちに待ったパート2が完成しました。はっきり言って非常に面白い傑作です。松坂慶子さんと吉田栄作さんを中心としたサスペンスで、笑いあり涙あり、質の高いエンターテイメントに仕上がっています。監督は世界でも有名な三池崇史監督で、非常に素晴らしい演出をしていただきました。大げさでなく子供から老人まで楽しめる作品になりました。早くパート3を作りたいという気持ちです。
◆ 平埜敬太アミューズプロデューサー
(このドラマは)一日1,000円で暮らす主婦というエピソードからスタートしました。ですので衣装選びの段階からいつもの松坂慶子さんとは真逆の生活感溢れるリアリティーのあるものにしました。吉田栄作さんは原作者で探偵の渡邉文男さんに取材をしこちらもリアリティーが楽しい形でドラマ化されました。ロケ中は海外からも三池監督を取材する人や研究する人がいっぱい来てくれて、海の向こうでも楽しみにされているんだなと励まされました。今後もこういった面白い作品をチャンスを狙って作っていきたいです。
◆ 松坂慶子
こういう熱意に溢れたスタッフに囲まれ、大好きな尊敬する三池監督と素敵な吉田栄作さんと一緒に仕事が出来て本当に幸せです。
◆ 吉田栄作
僕が演じる日比野の役は、厄介者の典子さんが来てハラハラさせられるけれど最終的にはいつも何か教わるものがあるという役です。日比野の暗い過去が少しずつ明かされるのも見どころです。
◆ 三池崇史監督
やっちゃったなって感じの作品に仕上がって満足しています。この作品は「タランティーノに捧ぐ」ということで(キル・ビルの)タランティーノには「作ったよ」という連絡はしてVTRは送りました。今編集中という「キル・ビル2」の参考にしてもいいよと言っておきました(笑)
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Q:松坂さんへ様々なコスチュームに変身した感想と苦労話を聞かせて下さい。
松坂 → 典子はとてもドジだけど探偵をやるということでいろいろと妄想をして、その中で出てくる「キル・ビル」のシーンがとても好きです。パート3があったらもう少し長くやりたいです。
Q:1年ぶりに共演した感想をお聞かせ下さい。
松坂 →普通の主婦の役をしていると普通の人の気分になってこういうところ(記者会見場)に来るだけで恥ずかしくなってしまいました。でも三池さんも吉田さんも理路整然としていて頼もしいです。(吉田さん演じる)日比野さんはよりダンディーで風格が出てきたと思います。三池監督は相変わらずエネルギッシュで、先ほどのダイジェストを見ていてもとても面白くて、毎朝あれを見て起きようかなと思うくらいです。監督といるとアドレナリンが出てきます。
吉田 → 一度目の放送があったときにパート2が多分あるだろうと言われてずっと心待ちにしていました。パート2を作るのにあたってスタッフや監督やプロデューサーなど同じスタッフが集まった時は嬉しかったし、シャイなので恥ずかしかったです。ロケ中は三池さんのファンがアメリカやフランスなど世界中から来て、三池さんも撮り終わったらスペインに飛ばなきゃとか世界を股にかけて活躍されているという意味ですごく僕には目標になっています。パート3を早くやりたいし、その打ち上げで早く松坂さんの“愛の水中花”を聞きたいです。
三池 → 一年ぶりの再会で、普段あまりやらない本読みをして、すごく戻ってきたなという感じがしました。単発のドラマでたった2週間しか一緒にいなかったのに、なかなかそういう気分になることもないのですが、まるで1クールやった仲間と再会したような懐かしい気持ちになりました。この作品は人間の2面性にこだわっていて、家庭と職場の顔や、また一人のときの顔などを演じ分けてもらうことによってパワーがすごく出ていると思います。これから日比野のとんでもなく暗い過去も徐々に明らかになります。入口を広く広げておき、それから一点に絞っていくという2時間ドラマの新しい形、方向が見えたような感じがするのでさらに突き進んでいければと思います。今回も松坂さんが恒例のシーンがあって、ラストカットを撮る時に松坂さんが「お風呂のお湯の下の方が透けて見えますか?」と聞かれたので、「いいえ」と言ったら「じゃぁ、寄せて上げても大丈夫ですね」と(笑)。こんな風にパワーアップしているので楽しみです。
Q:原作者で探偵の渡辺さんを取材して印象に残ったことは?
吉田 → “目”ですね。どんなとは上手く言えませんが、いろんな部分を持った目をしていたので真似できるかはわかりませんが、それがすごく印象的でした。
Q:松坂さんのお気に入りのシーンという「キル・ビル」のエピソードや苦労話をお聞かせ下さい。
松坂 → 立ち回りは監督もスピードとか格好良く見えるように動きを付けて下さいました。ジュラ?が重くて大変だったので次回作をやるときはもっと鍛えておきたいと思います。
三池 → あんなに嬉々として暴れてもらえるとは思わなかった。いろいろあるんだなと思いました(笑)仕事で溜めたストレスを現場で発散してもらうという意味では理想的な女優さんです。
Q:2時間ドラマの魅力は?
三池 → 元々監督の仕事のベースが助監督の仕事とするならば、テレビの1時間ドラマ、2時間ドラマを10数年やってきたので、その基本が身体に染み付いています。フリーの助監督はあらゆることをしなければならないので、助監督ができれば何でもできると僕は思っています。だから「監督をやらないか?」と言われた時も、「助監ができるからできる」と思いました。今忙しいと言われていますが、昔の方が忙しかったと思います。監督として10年経ったので小さい力ではあるけど新たに蓄えた自分達だけの力を上手く使っていければと思います。映画もテレビドラマも自分の中では同じと思っていますが、2時間ドラマの良さはストーリー展開をかなり自由にできるということです。言い切っちゃったら勝ちだから「うーん!?」とつまったらCMに行けば良いという(笑)将来できればCMとのジョイントもできれば良いなと思っています。そういう色々な実験を局の人に怒られないように様子を見ながらやっているのがこのパートタイム探偵です。
Q:視聴者の方への力強いメッセージをお願いします。
松坂 → ずーっと温かいものが流れていると思うので、温まっていただいて、とにかく楽しんでもらえればと思います。
吉田 → 今回の一番メインの軸は親子愛、親が子を思う気持ちですね。たまたまこの撮影をしている時に、家に帰ると普段頻繁には連絡をとらないおふくろから「風邪を引いてない?」などと留守電が入っていて、なんだかぐっときました。自分は人の親になったことはありませんが、(子を持つ)松坂さんからはそういうものが伝わってきました。その気持ちを感じ取ってもらいたいと思います。
三池 → 大げさに言うと世界が平和でありますようにという思いです。日本もここ1〜2年のうちに何かが変わるだろうなという漠然とした不安がありますが、どんな形になっても最後は家庭にたちかえると思います。家に帰って平気でいられることが大事なこととわかるときがくると思います。(この作品を)家で見てもらった後、なんとなく気持ちが優しくなって幸せを感じてもらえればと思います。まともな監督になりつつあるということですね(笑)。
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監督 ──→ 三池崇史
原作 ──→ 渡邉文男
脚本 ──→ 田辺満
出演 ──→ 山田 典子・・・松坂慶子
日比野 仁・・・吉田栄作
山田 和男・・・大杉漣
千石 敏雄・・・黒沢年雄
篠原今日子・・・板谷由夏
五十嵐貴文・・・長江英和
小田島理恵・・・山本未來
岡園小枝子・・・仁科亜季子
藤江修太郎・・・寺田農
藤江 修造・・・鈴木一真
鳥谷 圭一・・・矢島健一
松野貴理子・・・細川ふみえ
山際 和雄・・・徳井優
亀田 刑事・・・有薗芳記
山田光太郎・・・本田大輔
山田すみれ・・・三国由奈
社長 秘書・・・村川敦子
どこかに…・・・ガンモ三池
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