なるほどストリート|毎週月~金曜夕方5:20/BSジャパン 毎月最終水曜 夜5:58

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2016.06.20-24 O.A.

永代通り

永代通りの名前の由来は?今週は今、注目を浴びている街「門前仲町」を中心にお散歩します。門前仲町で有名なお店から、相撲のなるほどまで…情報満載でお届けします。

榊原郁恵

金谷俊一郎(歴史コメンテーター) 門倉貴史(経済評論家) 田中健一(クイズ王・クイズ作家)

スポット情報

永代通りについて
皇居大手門前の大手門交差点から江東区の清砂大橋西詰交差点に至る通り。
名前の由来は隅田川にかかる永代橋を通ることに因む。
汐見橋
大横川と平久川が交差する場所にかかる橋。
大横川は江戸時代、材木などの物資を輸送する大動脈だった。
イシイの甘栗
1952年創業の天津甘栗のお店。店内で栗を焼いている様子を見られる。
実は、天津甘栗は全て中国産の栗を使っている。理由は国産の栗は糖度が低いからとのこと。
中国河北省・万里の長城付近で生産される、特に甘みの強い最高品質の栗のみを使用。
世の中の甘栗は工場などで大量生産されているが、
こちらは小さい窯で少量ずつ店舗で焼いている。
それによって、味のムラも少なく、食感もしっとりとパサつかない。
また、甘さもより引き立つという。
富岡八幡宮
応神天皇をはじめとする様々な神様を祀っている、1627年に建てられた神社。
東京大空襲で一度焼失しているため、現在の社殿は1956年に再建されたもの。
本殿以外に計17社の小さな神社があり、
ここに来れば全国の神様を一度に拝むことができるとも言われ、
江戸時代から信仰の中心地だった。
富岡八幡宮境内の見所
力士碑
富岡八幡宮の境内には相撲にまつわる石碑が多く立っている。
これは、江戸時代に境内で勧進相撲が行われていたことに由来する。
この勧進相撲が現在の大相撲へとなり、富岡八幡宮は大相撲発祥の地とも言われる。

伊能忠敬像
方位盤を手に測量の旅への一歩を踏み出す伊能忠敬の像。
伊能忠敬は深川(現在の門前仲町)の地で測量術を学び、
測量の旅に出掛ける前は、必ず富岡八幡宮を参拝し安全を祈願していた。
富水
魚屋から始め、70年以上続く魚屋。
現在の女将さんは4代目(38年前より)で、定食屋を始めたのはこの代より。
この店の売りは、何よりもまず魚の質がいいこと。
築地にある仕入先は昔からの繋がりがあるため良い魚を流してくれる。
その上、女将さんを含めたスタッフの目利き力は他店の及ばないところで、
魚の良し悪しをそれぞれの種類ごとに熟知している。
また仕込みに力を入れており、注文からなんと約3分で提供できるという早さも売り。
かつて30軒以上もの魚屋が軒を連ねていた頃から比べれば、
魚屋としての需要はだいぶ減ったという。
魚屋もこの界隈では2軒程になったが、
女将さんが始めた定食屋のおかげでこの店は今も繁盛している。
折原商店(人情深川ご利益通り)
店内の冷蔵庫に入っている日本酒はほとんど角打ちで飲める。
100ml程度が550円程度で良心的な価格。
極小の小さな蔵元から、有名蔵元の日本酒まで充実したラインナップ。
この折原酒店の面白いところは、店頭に並んでいる昔ながらの駄菓子をレジで買い、
そのまま店内で日本酒を一緒に飲むことができるところ。
梅花亭(人情深川ご利益通り)
嘉永3年に大伝馬町(日本橋)で創業、166年の歴史を持つ菓子店。
嘉永6年に初めて和菓子を釜で焼いた菓子「亜墨利加饅頭(162円)」を創作し大ヒット。その後も代々の店主が創意工夫に励み、
庶民性の中にも品位を備えた菓子を作り続けてきた。
薄い円形が一般的だった最中の型を柔らかいふっくらとした厚みのある梅の型に変えた「梅もなか(162円)」や、江戸時代の味を伝える、平たい「どら焼(216円)」、
6代目・中村達三郎創案の「佛蘭西饅頭(162円)」など今も変わらぬ人気商品。
「霊岸島と言えば梅花亭」と言われた、霊岸島という地名も地図上からは消えたが、
梅花亭の菓子作りと商いへの真摯な姿勢は今も昔のまま。
ふじや仏壇仏具(人情深川ご利益通り)
仏具店なのに店のドアには何故か「自転車修理、タイヤ交換受け賜ります」の文字。
その理由は、ご主人の息子さんが整備系の学校に通っていた為。
店の奥には息子さんの趣味のバイクが飾ってあり、
一般的に想像する仏具店の雰囲気とは少し異なる。
店にはさまざまな種類の仏具があり、なかなか知る機会のない、
その価格を見ることができる。
最近の人気は、初めから短く作られたロウソクだそう。
ご高齢者の場合、火の消し忘れなどがあった際に、
燃えている時間が短く安全という理由がある。
深川不動堂
1881年(明治14年)に本堂が建立され、現代に至る。
2011年に本堂をバリアフリーにし、テーマパークのように気軽に立ち寄れて、
仏教の教えに触れることができる、
体験型の寺としてリニューアル。
深川不動堂の見所
・約1万体のクリスタル五輪塔でできた75mのトンネル。
・熊本県天草の樹齢5百年を超える楠の霊木を使用した身の丈1丈8尺からなる
 国内最大級の木造不動尊像「おねがい不動尊」体の患っている部分をさすると治るらしい。
・四国八十八ヶ所巡拝所→四国八十八カ所霊場からそれぞれもらった砂を納め
 た部屋。手軽に四国遍路を体験できる。
・日本最大級の天井絵「大日如来蓮池図」
はしき(辰巳新道)
創業23年のこちらのお店の特徴は「お通しだけでお腹いっぱいになる」という事。
通常だと、お通しは小鉢1つで1000円程とられるのだが、
ここでは1000円でお皿いぱいの煮物(5種類:こんにゃく、たけのこ、しいたけ、大根、鳥手羽、かぼちゃ等より)とおひたしなどの小鉢が付く。
他にも日替わりで一品物(冷奴、味噌こんにゃく、卵焼きなど)はあるそうなのだが、
ほとんどのお客がお通しだけでお酒を飲んで帰るのだという。
その為、1人3000円程で飲み食いして帰っていく人もいるのだという。
店主の長友さんは、8月で75歳ということだが、
常連客の訪れる曜日や好みをほとんど覚えており、
それに合わせてその日のお通しの内容を決めるという。
※お店によってお通しの価格は違います
ニューもつよし(辰巳新道)
辰巳新道の北端に位置する煮込みともつ焼きの店。食事は全て食券制でもつ焼き(タン・シロ・カシラ・レバー・焼き鳥・ネギま・とり皮・つくね・ネギ)は全て一律100円と安い。
パズー(辰巳新道)
老舗感漂う辰巳街道の中に1軒だけ今時の店がある。
5月20日にオープンしたばかりの居酒屋「パズー」。
元々ラーメン店をしていたというご主人が開業した居酒屋で、
売りは「ヤキラーメン(800円)」。
麺は開化楼の極太麺を使用しており、以前の店では、
無添加の「ベジポタラーメン」というラーメンが売りで、
この店でも「ヤキラーメン」を無添加という事にこだわっている。
人気が出てきたら「門仲名物」として売り出す計画らしい。
永代橋
架橋されたのは、元禄11年(1698年)8月。
江戸幕府5代将軍徳川綱吉の50歳を祝したもので、
現在の位置よりも100m程上流(西岸中央区日本橋箱崎町、東岸江東区佐賀一丁目付近)。「永代橋」という名称は当時佐賀町付近が「永代島」と呼ばれていたからという説と、
徳川幕府が末永く代々続くようにという慶賀名という説(「永代島」は「永代橋」から採られたとする)がある。
元禄15年(1702年)12月の赤穂浪士の吉良上野介屋敷(所在地は現墨田区両国)への討ち入りでは、討ち入り後に上野介の首を掲げて永代橋を渡り、泉岳寺へ向ったという。
その後、1807年(文化4年)に落橋事故を起こし、幕府によって再架橋され、
1897年(明治30年)老朽化を理由に道路橋としては
日本初の鉄橋として現在の場所に再架橋された。
しかし、関東大震災で炎上したため、
1926年(大正15年)に震災復興事業の第一号として、現在の橋が再架橋された。
2007年に国の重要文化財に指定されている。
MILE POST CAFÉ
隅田川と永代橋を目の前にした、絶好のロケーションに位置したカフェ。
永代橋の反対側にはスカイツリーも伺え、
橋とツリーが点灯される時間帯には、夜景を楽しむことができる。
また隅田川を通る船も見えるので、この町の風情を味わえる。
テラス席も用意されているが、予約はできないため、
来店した時に空いていれば利用できるというスタイル。
料理はインド料理をパブスタイルにアレンジしたもの。
そして一番の売りは、ランチタイム、ディナータイムと1日通して、
カフェなのにクラフトビールが常時10種類も用意されていること。
日本各地、時には海外のビールを飲み比べ、
などという楽しみ方が昼間からできるのが粋なところ。

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