世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~

毎週金曜 夜7時54分放送

司会:ユースケ・サンタマリア、杉崎美香

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2014年929放送

『愛する家族の死』を乗り越え… 4人の子ども達を育てるシングルファーザー

九笹 逸郎さん(当時59歳)

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中米に位置するラテンの雰囲気が漂うニカラグア共和国。
長く続いた内戦ゆえに発展が遅れ、中米屈指の貧国ともいわれている。
それに伴い交通整備が十分に整っておらず
首都「マナグア」は年間の交通事故件数がなんと東京都の約2倍にも上る。
そんな危険な土地に16年間暮らし続けている九笹逸郎(くざさいつお)さん。
しかも九笹さんは「シングルファーザー」という主夫の一面も持っている。

今ではかわいい孫にも恵まれ、穏やかな生活を送る九笹さん。
しかしその笑顔の裏には現在の生活からは想像も出来ない悲しい過去が隠されていた。

そもそも一体ナゼ、九笹さんはニカラグア共和国に来ることになったのか?
そこには「大切な家族の死」を胸にひたむきに生きる、
1人のシングルファーザーの波瀾万丈のドラマがあった…。

「愛する家族の死」を乗り越え、病を抱えながらもケニアの路上で暮らす貧しい子ども達を救う日本人女性

松下 照美さん(当時68歳)

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舞台はアフリカ大陸、ケニア共和国の田舎街「ティカ」。
取材班は、この街に足を踏み入れて間もなく、そこに蔓延する病理を目の当たりにした。
日本人スタッフを見るや否や、大人の拳よりも一回り以上大きな石を次々と投げつけてくる男たち。
彼らの目は、一様に虚ろだ。
街を見渡せば、幼い子どもたちまでも、同じように虚ろな目をしてふらふらと歩き回っている。
その口元には、黄色い液体が底に溜まった“空きビン”がぶら下がる。
それは、吸い込むと脳や中枢神経に作用し、高揚感などを感じさせる「シンナー」だった。
使用を続ければ脳が萎縮し、筋力は低下、情緒が不安定になり、身も心も壊れていく。
驚くべき事に、この街に溢れるストリートチルドレンのうち、
なんと98%がシンナーを吸っているとさえ言う。

この街に暮らしているのが、松下照美(まつしたてるみ)さん、68歳。
照美さんは路上で暮らす子ども達を救うため、14年前、
この地に孤児院のような施設「モヨ・チルドレンセンター」を設立した。
ここに暮らす合計25人の子どもたちは、母親にナイフで刺されたり、
生まれてすぐに捨てられたりした、悲しい境遇に生まれた子供たち。
照美さんは、そんな子どもたちを時に厳しく、時に優しく、愛情いっぱいに育てている。

今回、取材班は偶然にも衝撃的な物語に遭遇した。
その始まりは、路上をさまよっていたぶっきらぼうな一人の少年(自称13歳)と
照美さんとの出会いだった。
なぜ少年は路上で暮らす事になったのか。なぜ彼は笑顔を失ったのか。
少年が脱走を繰り返して来た足跡を辿った先で明らかになったのは、あまりにも恵まれない、
ケニアの人々の悲しい現状だった。

しかし、そもそも一体ナゼ、
照美さんは日本から遠く離れた異国の地、アフリカ・ケニアに来る事になったのか?
子どもたちを救い続ける理由とは?
その裏には、ただ一人愛したある人を失った、波瀾万丈の人生ドラマがあった。

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