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2015年7月6日放送
最愛の夫との幸せな生活を犠牲にしてまで、
ラオスの貧しい子ども達を救う日本人女性
赤尾 和美さん(当時52歳)
東南アジア最後の秘境とも呼ばれる、ラオス人民民主共和国。
敬虔な仏教徒が多く住むラオスで、現在大人気なのが「日本のお菓子」。
寿司味のポテトチップスや、「チャクザ」という飲み物…
さらには、「おでん屋」という名前のお菓子なのに、
なんと味が「キャラメル味」というものまで!
そんな国で暮らしているのが、赤尾和美(あかお かずみ)さん。
彼女は、病院施設がない、言わば「無医村」を訪れ、
家が貧しく、病院に行くお金もない貧しい子ども達のもとを訪れ、
無料で診療する、「訪問看護」を行っている。
ラオスにやってきたのは、約1年前。
それまでは、隣国のカンボジアで、
HIVに感染し、父親に棄てられ路頭に迷っていた親子と共に
6年間生活しており、現在も“血の繋がりのない家族” に対する
援助を続けている。
しかし、そもそも一体ナゼ、ラオスで貧しい子ども達を救うため
「訪問看護」を行っているのか?
その裏には、死の現場を幾度となく目の当たりにした波瀾万丈の人生ドラマがあった。
