NEWSitem

SFジュブナイルの傑作、眉村卓の『なぞの転校生』が2014年、「ドラマ24」で甦ります。それは・・・映像美と音楽センスで国内外高い評価を得ている映画監督、岩井俊二が企画プロデュース・脚本を担当。監督は映画「夜のピクニック」「遠くでずっとそばにいる」等の長澤雅彦。そして、中村蒼、本郷奏多、桜井美南というフレッシュなキャスト陣。次元を超えた友情と愛、争い、そしてそれぞれの生き様。すべてがちょっとずつ奇妙で違う世界。パラレルワールドのような…そんな、不思議な世界に引き込んでいく「なぞの転校生」をお楽しみください。

photo

岩井俊二 企画プロデュース・脚本

●コメント
「なぞの転校生」は僕が中学時代に放映されていたドラマだった。
企画会議の時、僕とプロデューサーがそれぞれ持ち込んだ企画が何故か偶然にも同じ「なぞの転校生」だった。 改めて原作やドラマを紐解いてみると、今なお心に響く、むしろ今だからこそ心に響く物語であった。
僕自身、連続ドラマに関わるのは初めてで、書いても書いても終わらない苦しみを味わったが、今なお色褪せない不朽の名作に挑戦できた。
遠く及ぶものではないことは最初からわかっていながらも、至福の数ヶ月だった。
★プロフィール
1963 年、宮城県仙台市生まれ。
1995年『Love Letter』で映画監督としてのキャリアをスタート後、数々の作品を発表。
代表作に、『スワロウテイル』、『四月物語』、『リリイ・シュシュのすべて』、『花とアリス』、『市川崑物語』など多数。近年は活動を日本国外にも広げ、NYを舞台にしたオムニバス映画『New York I Love You』(主演:オーランドブルーム/クリスティーナリッチ)の一編を担当。
2011年、ドキュメンタリー『friends after 3.11』がBSスカパー開局記念番組として放送。
2012年書き下ろし小説『番犬は庭を守る』(幻冬舎より発売中)を上梓し、『friends after 3.11【劇場版】』が全国順次公開。同年、NHK「明日へ」復興支援ソング『花は咲く』の作詞を手がけ、最新作『ヴァンパイア』(出演:ケヴィン・ゼガーズ/ケイシャ・キャッスル=ヒューズ/レイチェル・リー・クック/蒼井優)、最新プロデュース作品「新しい靴を買わなくちゃ」(脚本/監督:北川悦吏子)が公開。2013年6月に公開した『遠くでずっとそばにいる』(監督:長澤雅彦)では自身の作品以外で初めて音楽家として参加。

長澤雅彦 監督

●コメント
僕も初めての連ドラです。トータルで長編映画3本分という分量よりも、眉村卓×かつての少年ドラマシリーズ×岩井俊二という三者の新たなそして壮大な物語の円環に、いち演出家として呆然というより慄然としつつも、身を削ってその世界の具現化に日々取り組んでいます。是非ご覧下さい。
★プロフィール
1965年生まれ。
CM制作会社を経て、ディレクターズカンパニーで井筒和幸監督に師事。
その後、プロデューサーとして井筒監督の『突然炎のごとく』、本作で音楽を担当した岩井俊二監督の『Undo』や『Love Letter』などの制作に関わり、篠原哲雄監督の『はつ恋』(田中麗奈・真田広之・原田美枝子他出演)のオリジナル脚本を執筆。
2001年『ココニイルコト』で映画監督デビュー。同作で、ヨコハマ映画祭新人監督賞、毎日映画コンクールスポニチ新人賞、藤本賞新人賞などを受賞。
その後オール韓国ソウルロケによる映画『ソウル』(長瀬智也主演)や『卒業』(内山理名・堤真一)、『13階段』(山崎努・反町隆史)、『青空のゆくえ』『夜のピクニック』『遠くでずっとそばにいる』などの映画を監督。

「なぞの転校生」 眉村卓 (講談社「青い鳥文庫」「講談社文庫」)

1970年代に幾度も映像化されブームを巻き起こした日本ジュブナイルSFの金字塔『ねらわれた学園』の作者眉村卓が、学年別月刊学習誌の連載で発表したジュブナイルSF小説の初めての作品が『なぞの転校生』である。

岩田広一が通う中学に山沢典夫という転校生が入ってきた。典夫はギリシャ彫刻を思わせる美男子だった。それに加え、成績優秀でスポーツも万能だが、なぞめいた雰囲気を持っていた。ある日典夫はとんでもない事件を起こしてしまう。広一が打ち明けられた典夫の驚くべき秘密とは?

  • ★眉村卓 プロフィール
    1934年大阪市生まれ。
    大阪大学経済学部卒業後、耐火煉瓦会社勤務の傍らSF同人誌『宇宙塵』に参加。1961年「下級アイデアマン」が『SFマガジン』のコンテストに佳作入選。コピーライターを経て1965年より専業作家となる。1979年『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞と第10回星雲賞を受賞。1987年『夕焼けの回転木馬』で第7回日本文芸大賞受賞。1996年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞受賞。近著に『僕と妻の1778話』『沈みゆく人』『しょーもない、コキ』などがある。
  • 青い鳥文庫「なぞの転校生」 講談社文庫「なぞの転校生」
    青い鳥文庫「なぞの転校生」 講談社文庫「なぞの転校生」

top