2010年から始まった新シリーズです。不況の中、特に地方の経済は厳しい状況に置かれています。一方で地方にも元気で世界に挑む企業や産業がたくさんあります。日本にも、本当に色々な姿があるのだと痛感します。悲観的になりがちな今だからこそ、東京以上に厳しい地方で見つけた元気な企業を通じて、これからの日本が復活するヒントが得られればと思っています。シリーズは名古屋から始まり、各道府県の「底力」を順次放送していきます。
タイトル
飲み歩き"バル"で地方再生
2010.05.27
大阪のベッドタウンである兵庫県伊丹市。大型ショッピングセンターが開業し、かつての中心市街地の人影が減っています。そこで客を呼ぼうと80の飲食店が共同で今月行ったイベントが「バル」。客は3,000円で5枚つづりチケットを買います。チケット1枚につき、店はドリンク1杯と料理を1皿出すことになっています。1つの店でチケットは1枚しか使えないため、客は自然と町を回遊して飲み歩くという仕組みです。客にとっては色々な店を回れると好評で、予想を上回る6,500人が集まりました。元来バルとはスペイン語で居酒屋のこと。スペインでは、つまみや酒をちょっとずつ頼みながら、居酒屋を何軒もはしごする人が多く、そこからヒントを得て函館で始まりました。「一時の客寄せ」で終わりがちだったこれまでの町おこしイベントと違い、通常の店舗の営業の延長線上で、効果が出るのが最大の特徴です。
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