名湯

北海道・登別温泉
北海道・登別温泉登別温泉に湧き出る温泉は11もの泉質があり、そのうち7つを楽しめるのが、「第一滝本館」。
7つもの泉質が 一ヶ所で楽しめるのは世界でもまれなこと。
1500坪のひろびろとしたスペースに大小計35のお風呂は24時間楽しめ、その大浴場はまさに「温泉天国」と言われるほど。
そんな大旅館で働く、新人仲居さんの奮闘ぶりを紹介します。
神奈川・箱根
神奈川・箱根奈良時代に開湯され、小田原征伐の際に豊臣秀吉たちの身を清め、江戸時代に東海道の旅の疲れを癒やしてきた箱根温泉。
箱根湯本をはじめ、多くの温泉が今も多くの人々を楽しませ、そのどれもが時代とともに進化し続けています。
箱根登山電車の終着駅で、ロープウェイにつながるケーブルカーの始発駅でもある強羅温泉にある「強羅環翠楼」は、旧三菱財閥岩崎家の別荘を譲り受け、昭和天皇もお泊りになったことのある名旅館。老舗旅館ならではのおもてなしの心を紹介します。
また、宮ノ下温泉にある「箱根吟遊」はエスニックな雰囲気漂う和モダンの宿。
リニューアルオープンしたばかりのスパでは心も身体もリラックスでき至福の時間を過ごせます。
群馬・草津温泉
群馬・草津温泉日本三名泉のひとつ、草津温泉。その始まりは古墳時代とも奈良時代とも言われ、自然湧出量は日本一を誇ります。また、源泉を6つも擁し、湯畑を筆頭に町のいたるところに湯けむりが立ち込める、名実ともに日本を代表する温泉です。そんな温泉天国・草津にある温泉宿の軒数は現在、114軒。
今回は、露天風呂を含め6つの湯船に2つの源泉を引たお風呂としゃくなげ庭園が自慢の旅館「望雲」を紹介します。
昔ながらの湯もみも健在。湯もみの歌が響き渡る草津温泉がランクインです。
静岡・伊豆北川温泉
静岡・伊豆北川温泉伊豆大島をまさに正面に控えた北川温泉は、「黒根岩風呂」に代表される海辺の温泉に加え、伝統の定置網漁で獲った新鮮このうえない海の幸に恵まれた、まさに味と湯の街。昭和の初め、北川一の潜水名人と言われた鳥沢惣太郎が、海底に一つだけ不思議な岩があり、周りの岩には海藻が生い茂り緑色になっているのに、その岩だけ岩肌が見え、海藻がついていなかった事に気付き、「もしや温泉が湧いているのでは!?」と考え、その岩の周辺を掘ってみたところ、温泉が噴きだし、これが北川温泉の始まりと言われています。この温泉を浜辺に引き野天風呂を造り、北川温泉がスタートしました。
この温泉が今の「黒根岩風呂」です。この海辺の公共温泉は水平線と同じ目線で湯につかる極楽がゆっくりと満喫でき、時には湯舟に波しぶきが飛び込んでくることも…。
また、全室オーシャンビューの「つるや吉祥亭」では、客室の窓を開ければ、どこまでも広がるブルーの空と海…。
天然温泉の露天や岩風呂など、17の湯巡りを楽しめ、夕食には新鮮な伊豆近海の幸を存分に堪能することができます。
長野・白骨温泉
長野・白骨温泉鎌倉時代には、すでに湧出していたと言われ、すでに数百年の歴史が流れる白骨温泉。
仙石の武将・武田信玄は、戦で負傷した兵士や乗鞍岳の鉱山の炭鉱夫を、この湯で治療したと言われています。
松本市から山道を、上高地へと向かうと、ひっそりと佇む白骨温泉「泡の湯」。
季のうつろいを感じることができる「白骨温泉」の代表と言っても過言ではない、白く濁った湯の大露天風呂。
湧き出したときは透明な湯が空気に触れると白くにごり、季節や天候により、ミルククリーム色やコバルトブルーなど様々な湯の色合いに変化します。内湯は流れ込む湯量が多いため常に生まれたての透明の湯が楽しめます。
乗鞍の峰々から徐々に色づき始める10月から11月。泡の湯周辺も緑から黄色や朱色となり、湯面にもそれぞれの色がゆらゆらと映り、秋の夜長、長湯をしてしまいそうです。
兵庫・有馬
兵庫・有馬有馬は、日本最古の温泉のひとつと言われ、技有馬温泉の守護神として名高い湯泉神社の縁起によれば、泉源を最初に発見したのは、神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神であったと記されています。この二神が有馬を訪れた時、三羽の傷ついたカラスが水たまりで水浴していました、ところが数日でその傷が治っており、その水たまりが温泉であったと伝えられています。
温泉のありかを教えてくれたこの三羽のカラスだけが有馬に住むことを許されたと伝えられており、「有馬の三羽からす」と呼ばれています。
また、有馬温泉は、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。その有馬温泉を代表する宿、「陶湶 御所坊」 は、1191年に有馬温泉で創業した旅館で、昭和初期から30年代にかけて建てられた、古き良き木造3階建てを維持する名旅館。「金泉」と呼ばれる有馬の温泉の赤茶色で不透明な特徴を活かし、温泉の浴槽の奥の方は男女の敷居が低くなっており、家族やグループで顔を見合せながら温泉を楽しむことができます。
和歌山・白浜温泉
和歌山・白浜温泉白浜温泉は日本三古湯(白浜、有馬、道後)に、また三大温泉地に数えられるお湯処です。
また、飛鳥、奈良朝の時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られ、斉明、天智、持統、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉した1350年余りの歴史を持つ由緒ある温泉観光地です。
南紀白浜は、海と温泉を持ち、白浜でも名勝として知られる千畳敷のすぐ近く、太平洋に向かって突き出した岬の上にあり、目の前に海が広がる「浜千鳥の湯 海舟」は、約1万坪の敷地の中に露天岩風呂や石風呂、丸太風呂などを併設した大浴場、海面と同じ高さで波を眺められる海岸露天風呂、貸切風呂など、湯殿が多彩で、夕食は高級魚「クエ」など海の幸・紀州の地物を味わうことができます。
愛媛・道後温泉
愛媛・道後温泉道後温泉は、日本書紀にも登場するわが国最古の温泉と言われ、足に傷を負い苦しんでいた一羽の白鷺が岩間から噴出する温泉を見つけ、毎日飛んできてその中に足を浸していたところ、傷は完全に癒えてしまい、元気に飛び去ったという伝説があります。これを見た人たちは大変不思議に思い、入浴してみると、爽快で疲労を回復することもでき、また、病人もいつのまにか全快したことから、盛んに利用されるようになりました。
また、道後温泉のシンボル、道後温泉本館は、明治27年に建築された三層楼のどっしりしたもので、近代的なホテルや商店街の中にあってひときわ風格ある姿を誇っています。
本館上の振鷺閣(しんろかく)には伝説の白鷺を据え、また毎朝6時に太鼓の音で開館を告げるなど、歴史ある温泉情緒をかもしだしています。この道後温泉のいいところは、道後に泊まらなくても外湯を楽しめること。
もちろん道後の主な旅館やホテルには引湯をしていますが、手ぬぐい片手にわざわざここまで来る人も少なくありません。
ここには毎朝一番風呂に入ろうと、時を告げる太鼓の音を待ち構えている「朝湯会」のお年寄りや市民たちがいますが、長い間道後のお湯で肌を磨いてきたせいか、つやつやと顔色もよく元気そうです。こうした地元の人の伊予なまりを聞きながらのんびりお湯に浸るのも、また旅情が感じられていいものです。
大分・別府
大分・別府別府の温泉は、通称「別府八湯(べっぷはっとう)」と呼ばれる八箇所の温泉郷を中心に湧き出しています。
別府八湯は、別府(べっぷ)・鉄輪(かんなわ)・観海寺(かんかいじ)・明礬(みょうばん)・亀川(かめがわ)・柴石(しばせき)・堀田(ほりた)・浜脇(はまわき)と呼ばれる温泉郷で構成されています。それぞれの温泉郷は特徴が異なっており、町なかから自然の中にある温泉地まで多様な楽しみ方が可能になります。
また、千年以上も昔から100度前後の噴気・熱泥・熱湯が地上に凄まじい勢いで噴出し、人々が近寄ることが出来ない土地であったことに由来する「地獄」めぐりは、涼し気なコバルトブルーの海地獄を始め、鬼石坊主・山・カマド・鬼山・白池・血の池・龍巻の計8地獄の自然の驚異を体感でき、なかでも、この噴気を利用した地獄蒸し焼きプリンは、別府の名物となっています。今回は、別府を一望できる山の上にあり、郷土食事とお風呂を楽しめる、観海寺(かんかいじ)温泉の「いちのいで会館」を紹介します。
鹿児島・指宿温泉
鹿児島・指宿温泉佐津間半島の錦江湾に面した指宿。海岸に自然湧出する温泉の熱を利用した、天然の蒸し風呂・砂蒸しが有名で「しら波の下に熱砂の隠さるる 不思議に逢へり指宿に来て」。与謝野晶子も入った砂蒸し風呂がずらりと並ぶは摺ケ浜。この名物・天然砂蒸し風呂は80~90度の高温泉のため、潮が引いていく時に立ち上る湯煙は幻想的です。
専用浴衣1枚羽織って、波打ち際で潮の香りと共に味わう砂蒸しは、まさに極楽気分が味わえます。
また、指宿の宿のなかでもひときわ目を引く数寄屋造りの「旅館 吟松」では、「天空野天風呂」があり錦江湾を眺めながら入浴でき、湯けむりのあがる温泉卓で食べる砂蒸し会席が名物で、目の前で揚げてくれるアツアツのさつま揚げは絶品です。

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