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テレ東

2018.7.6

予算がねぇーなら頭を使え!低予算だからこそ生まれたアイデア:テレビ野郎 ナナーナ

現在、大人気放送中の「テレビ野郎 ナナーナ」(毎週金曜夜9時54分~)。貧乏テレビ局テレビナナーナの撮影クルーが、伝説の珍獣キーナのスクープ映像を撮るべくジャングルへ向かう冒険ショートアニメだ。


あれ、テレビ東京のキャラクターであるバナナ社員の「ナナナ」じゃないの?と思った人も多いはず。でも、違うんです。「テレビ野郎 ナナーナ」はアニメ「The World of GOLDEN EGGS」や、ディズニー「キュービックマウスシリーズ」などのCGアニメクリエイターとして知られる文原聡さんが、監督、脚本、アニメーション制作を手掛けたオリジナルアニメーション。パロディやナンセンスギャグ満載でキャラクターたちの暴走っぷりが止まらない文原さんのセンスが詰まった破天荒アニメ。


そこで文原さんの仕事場へお邪魔しての直撃インタビュー。第二弾は、「テレビ野郎 ナナーナ」だけでなく、文原さん自身のプライベートにも迫る質問を投げかけてみた。


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――失礼なんですが、文原さんの事務所となる仕事部屋はとても狭い(約5畳ほどのワンルーム)ですね。いつもここで「テレビ野郎 ナナーナ」を制作してるんですか?


「そうですね。アシスタントとはスカイプでやり取りをして、事務所にこもって仕事しております。毎朝8時半には来て、ピークで忙しいときは夜9時ぐらいまで。嫁さんにお弁当を作ってもらって、昼も夜も事務所で食べるので、ほとんど部屋から出ることはありません。休みがとれなかったのでやっと土日ぐらい休日にしようかなって思っています(笑)」

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文原さんの作業デスク。パソコン1台&ペンタブレットからナナーナは誕生!


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出窓が素材の撮影スペース!


――「テレビ野郎 ナナーナ」の反響を肌で感じることはありますか?


「それが事務所にこもっているので、ほとんどないんですよ(笑)。唯一感じたのは、田舎に帰ったとき親戚のおばさんが一生懸命見てくれているみたいで、「理解しようと思って頑張って観るんだけど、そう思った瞬間には終わってる。どうしたらいい?」って相談されたんです(笑)。あぁ、やっぱりご年配の方には理解しづらい部分があるのかなと思いました。まぁ、予想は出来ていたので、そこはあきらめます(笑)。だから若い人たちの反応を知りたいですね」


――どんどんツボにはまっていくので、毎週楽しみにしている方たちが多いと思いますよ。では、「テレビ野郎 ナナーナ」のマニアックな楽しみ方を教えてください。


「猿の"サルオカ"というキャラクターが出てくるんですが、サルオカが大人になったときの声を声優の玄田哲章さんにやっていただいたんです。玄田さんといえば、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えでも有名ですよね。実は、サルオカはシュワルツェネッガーをオマージュしたキャラクターなんです。最後にシュワちゃんのセリフを言ってもらいたかったんですけど、業界的にNGじゃないかってことで、あきらめました(笑)」


――「テレビ野郎 ナナーナ」を作るにあたり、テレビ東京の社屋を見学されたということですが、ご自身が持っていたテレビ局のイメージとのギャップはありましたか?


「テレビでがっつり仕事をしたのは今回が初めてなんですが、テレ東さんはほとんどイメージ通りでした。テレ東さんって、他局と比べると予算がないと言ってるじゃないですか。でも、実はチャラチャラした人も多少はいるんじゃないかなと思ったんですけど、そんなことはなかったですね。やっぱりテレビ局員というとバブルの頃のイメージが強いので(笑)。カーディガンを羽織っているイメージがありましたが、もういないんだなと。もし、実際にいるのなら、そういうテレビ局員の方にもお会いしてみたいです」


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――文原さんはテレビ東京で好きな番組はありますか?


「僕は元々、千葉県の端っこに住んでいて、子供のころはテレ東は画面が半分、砂嵐で(笑)、見ることが出来なかったんですよ。小学生になってから、ようやくキレイに映るようになって。そのころ見ていたのが『タミヤRCカーグランプリ』。当時、ラジコンが買えなかったから、番組を見て自分もラジコンを持った気分に浸っていました。レースの時は『今日はこの人に感情移入しよう』と、その人になったつもりでラジコンレースに出場するみたいな(笑)。
でも、最近はテレ東さんも飛ぶ鳥を落とす勢い。ほかの民放にはない番組を作っているじゃないですか。こういうテレビ局があると視聴者の立場としては、選択肢が増えてありがたい気持ちでいっぱいです。だからテレビ東京がなかったら...って考えると、貴重なテレビ局だと思います」


――これからの「テレビ野郎 ナナーナ」の展望は?


「僕、映画では『グーニーズ』や『スタンド・バイ・ミー』が好きなんです。だから、続けられるものなら、また冒険ものを描きたいですね。あと、『テレビ野郎 ナナーナ』に藤波辰爾さんにも出ていただいたんですが、ビビる大木さんやつぶやきシローさんとの相性も良かったので、またプロレスネタはやってみたいですね」


――そんな「テレビ野郎 ナナーナ」のLINEスタンプ発売が決定しましたが、お気に入りのものはありますか?


「決めゼリフになっている『予算がねぇーなら頭を使え』というセリフはやっぱりいいですね。ぜひ、みなさんにも使ってほしいです」


――また、今の時代、低予算で苦しんでいるサラリーマンの方も多いと思います。そんな方たちにメッセージをお願いいたします。


「僕が最初にオファーを受けた後、会議ではいつも『うちには予算がなくて』という話から始まりました。そうすると僕の緊張も解けて、まろやかな会議になったんですよ。切羽詰まっていても、その言葉から入ると空気が和らいだので、予算がなくてもマイナスなことばかりじゃないなと。そして低予算だからこそ、自分の意見やアイデアが通しやすいというのも実感しました。逆の発想で自分のチャレンジしたいことをやれる機会と考えて、みなさんもがんばっていただきたいと思います」


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まさに世のサラリーマンには力強い言葉。確かに予算がなくてもアイデア勝負で、こんなに面白い作品が作れることを文原さんは実証してくれました。


キャラ誕生秘話などを明かした文原聡さんインタビュー第一弾はこちら。


この「テレビ野郎 ナナーナ」を、現在「ネットもテレ東」で振り返り配信中! 7月6日(金)夜9時54分からはさらにエピソードを追加して第10話までを一挙配信!お金はないけどアイデアとガッツで勝負する冒険の旅を、ぜひお楽しみください!


そして「テレビ野郎 ナナーナ」のLINEスタンプLINE着せかえも発売。
中毒性のあるキモカワキャラたちが40種類のスタンプで登場。「予算が無くてもなんとかなるさ」など珠玉の名言がツボにはまる!


次回も「テレビ野郎 ナナーナ」の魅力に迫ります!

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貧乏テレビ局「テレビナナーナ」の撮影クルーが、伝説の珍獣「キーナ」のスクープ映像を撮るべくジャングルへ。襲いかかる猛獣…神様の生贄にしようとする村人…ライバルの金持ちテレビ局…そして最大の敵「低予算」! 果たして、無事にキーナの撮影に成功し、高視聴率を獲得することができるのか!?

放送日時:テレビ東京系列 毎週金曜 夜9時54分

出演者

ビビる大木、温水洋一、つぶやきシロー、ほか

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