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テレ東

2018.4.14

ほとんどの会社はAI企業になる!? 新企画「イノベンチャーズ列伝」:WBS

「ワールドビジネスサテライト」 (毎週月曜~金曜 夜11時)では、新企画「イノベンチャーズ列伝」がスタート! 社会にイノベーションを生み出そうとするベンチャー企業に焦点をあてる。

そこで、気になる初回の放送をピックアップ!

東京・立川市にある登山・アウトドア用品の専門店「ICI石井スポーツ立川店」。ここで"異変"が起きていた。店の売り上げが、1年前より3割も増えたのだ。


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※シュラフ(寝袋)を物色する来店客(ICI石井スポーツ立川店)


その裏にあったのは、売り場の大幅な変更。例えば最近、若者に人気のブランド「ザ・ノース・フェイス」の売り場を拡大し、商品も増やしたところ、若い客の購入が増えた。あるベンチャー企業の技術で、「若い客」を意識する必要性に気付いたのだ。石井スポーツ経営企画室の川村尚弘室長は、パソコン画面を見せながら「当社は40~50代の客が多いという仮説を持っていたが、実際には20~30代も同じぐらい来てくれていた」と語る。


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※客の構成比。青い部分が20~30代、赤が40代以上。若い客も実は多かった


その「気づき」を与えるデータを集めたのは、店内のいたるところに設置されたカメラと、AI(人工知能)のシステム。カメラの映像から、AIが推測した性別・年齢層、売り場での滞在時間などを記録し、蓄積していく。


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※右が天井のカメラが撮った映像で、左が客の動き。


すると、商品ごとの「特性」が見えてくる。例えばカジュアルな衣料品は、アウトドア初心者など"初めての客"を吸い寄せる効果が高い。一方、登山用のザックは、集客力はさほどではないが、見た客の3割が買っていく。つまり「来たら買う」客が多いということだ。そこでこの店は、ザック売り場を店の一番奥に移転。その結果、ザック売り場より手前にある、ポーチなど雑貨類の売り場への波及効果が見られた。


このAIシステム、石井スポーツだけでなく、イオンやパルコなど大手小売業が活用しているという。それを開発したのが、2012年に設立されたベンチャー企業「アベジャ」だ。創業者の岡田陽介社長は創業時から3年間という長い開発期間を経て、ようやく実用化にメドをつけた。ところが、意外な「壁」があった。誰に売り込めばよいか分からず「最初の営業活動は非常に苦労した」(岡田社長)というのだ。


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その後、岡田社長率いるアベジャは、「小売り」を突破口に販路を一気に拡大。導入企業は100社以上に広がった。AI技術の開発会社は数あれど、企業の「現場」への導入という点では抜きん出ているとされる。


そして、導入先は小売りだけにとどまらない。愛知・豊橋市の自動車部品メーカー「武蔵精密工業」も、ギアなどの製品に傷が付いているかどうかの「最終チェック」工程で、 アベジャのAIを活用し始めた。1つ1つ見え方が異なる細かい傷を、AIが「これは傷かどうか」を自ら考えて、自動検出するという。


アベジャの岡田社長は、AIによって今後、多くの産業に変革が起きると指摘。「ほとんどの会社は全部AI企業になる」と語る。


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※アベジャの岡田陽介社長。「ほとんどの会社はAI企業になる」


詳しくは「テレビ東京ビジネスオンデマンド」へ!

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ワールドビジネスサテライト
放送日時:テレビ東京系列 毎週月曜~金曜 夜11時

ビジネスや生活に役立つ「自分につながる」経済ニュース番組。ヒット商品を先取りした「トレンドたまご」、経済の最新情報を伝えるコーナーなど。

出演者

大江麻理子、滝田洋一、山川龍雄、相内優香、須黒清華、片渕茜、北村まあさ

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