新たな「ブラック労働」と闘う!もう一つの働き方改革:ガイアの夜明け

現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」。5月22日(火)の放送では、ハンディキャップのある人々とともに進める「働き方改革」について提起。障がい者の人たちが働く事業所のずさんな実情や、障がい者自らが起業して取り組む新たなサービスなどに密着する。
助成金目当て? 障がい者大量解雇の新たな「ブラック労働」
様々な事業所で障がい者に対する就労支援が実施されているが、実は就労支援施設の経営破綻が昨年頃から目立つようになってきた。
広島県福山市の就労支援施設「しあわせの庭」もその一つで、パンやポップコーンの製造・販売などをしていた障がい者112人が突然解雇された。給与の未払いなども発生した上、「しあわせの庭」の事業そのものを疑問視する声も上がっている。「しあわせの庭」で行なわれていた「パンの製造」は、大手メーカーから仕入れた製品を、ただ温め直していただけだったという。毎月1000万円以上もの助成金を国から受け取っていた経営責任者は破綻直後から雲隠れ。今年3月の債権者集会でようやく姿を見せたものの、はっきりした説明はなかった。
そんな中、岡山県でも「株式会社フィル」という事業所が破綻。そこで取材班が岡山のフィルの店舗に向かうと、驚くべき事実をつかむ。事実を直接問いただすため、今度は倉敷市にある本社を直撃。浮かび上がってきたのは障がい者からの搾取と、国や自治体からの助成金目当てとも言えるずさんな事業所の存在があった。
重度障がい者のIT社長が手がける「働き方改革」とは
助成金目当てとも言えるずさんなビジネスがはびこる一方で、重度の障がいを抱える佐藤仙務さん(26歳)と松元拓也さん(29歳)は自ら会社を作り、障がい者の「働き方改革」に取り組んでいる。
彼らの会社「仙拓」で請け負っているのは、企業のホームページや名刺のデザイン。視線でカーソルを動かすことができるパソコンなどを駆使して、年間300件以上の案件を手がけている。IT技術の進歩を踏まえて、「仙拓」ではさらに新しいプロジェクトを計画。若手の企業経営者が大勢集まる場で発表した。一同が感心したそのビジネスのスタートに向けて奮闘する佐藤さんの日々を、カメラが追跡する。
障がい者を取り巻く労働環境の実態を明らかにしつつ、障がい者、健常者、企業が歩むべき道筋を探る「ガイアの夜明け」は、今夜10時から放送。どうぞお見逃しなく!
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