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テレ東

2018.6.14

思わず住みたくなる!新発想の”終の住み家”:カンブリア宮殿

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入居率98%、見学したら住みたくなると圧倒的支持を受けているサービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」。これまでの高齢者住宅のイメージを覆し、なぜか近所の子供たちが集まり、認知症にも徹底対応する。鉄鋼会社の跡継ぎという異端児が手掛ける高齢者向け住宅の新しい形。



認知症にも徹底対応! 異端児がつくった超ユニーク・サ高住


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浦安に近所の子供たちが大勢やってくる「銀木犀(ぎんもくせい)」という場所がある。そこは...昔懐かしい駄菓子の店。子供たちはお菓子を買うと、そのまま中へ入り、くつろいでいる。店を切り盛りするのは、87歳の式守(しきもり)悦子さん。計算がわからなくなる時には、子どもたちがやってくれる。


「銀木犀」は、いわゆるサービス付き高齢者住宅(サ高住)で、現在千葉と東京で9カ所を展開。入居時の費用ゼロ円!家賃、共益費、食費、生活支援サービス込みで月々 20万円くらい~。入居率98% 入居者の平均年齢は85歳で、重度な認知症の方も受け入れているが、何故か入居すると元気になった人もいる。一体、何が違うのか?


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「銀木犀」をつくったのは異業種からの参入者、下河原忠道(しもがわら・ただみち 47歳)。鉄鋼会社を営む家の長男。バブル崩壊後、アメリカのスチールフレーミング工法を学びに渡米。2000年 シルバーウッド設立(建築会社) 薄いスチールパネルを使った工法で特許を取り、2005年 高齢者向け賃貸住宅の建設を請け負う。


これを機に、自前の高齢者住宅を作ろうと、国内外の高齢者施設を視察。北欧で見たのは、最後のギリギリまで自宅で過ごし、ワインを飲んで踊るなど、楽しそうな入居者の姿。本人の意思が尊重され「寝たきり」もいない。「どうして日本はこんな当たり前のことができないのか」と涙が出た。


満を持して2011年、第1号となる銀木犀<鎌ヶ谷>をオープン。さりげない見守りと、住居としての快適性を追求した。



「自然な老衰死」を当たり前に。看取りへの強い思い


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銀木犀では一般的な高齢者住宅で敬遠されがちな「看取り」に対応している。サ高住の看取り率の平均17%に対して、銀木犀は76%と驚異的な数字。下河原が「看取り」の支援に力を入れるきっかけとなった、一人の入居者がいた。


初期に入ってきた白井友子さん(仮名)。乳がんの末期だった。白井さんは下河原に「私はここで死にます」と言う。下河原は戸惑ったが、元看護師だった白井さんは「大丈夫、死に方は私が教えてあげます」と言うのだった。「自分は自宅のようなところで自然に亡くなりたい」という強い意志を持っていた。下河原は、最後まで彼女を支えて行く覚悟を決めた。


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「最期の日々を銀木犀で」と、入居を希望してきた人がいる。武居謙治(たけすえ・けんじ)さんのお母さん、純子さん。山口で一人暮らしをしていたが、末期の肺がんを患っており、息子たちが気楽に通えるようにと銀木犀・柏を終の住み家に選択したのだ。在宅医と連携をとりながら、スタッフ全員が支える。



認知症高齢者を社会とつなげる試み


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下河原は、多くの認知症の入居者と触れ合う中で、徘徊も暴力にも理由があり、接し方に問題があると思うようになった。また、一般的に「認知症になった人は宇宙人と思え」と言った誤解が多い事を知った。


そこで、認知症は、家族や地域社会で共存できるものだということを多くの人に知ってもらうための活動を始めた。それが、VR(バーチャルリアリティー)体験会。驚きの映像で、それまでの認識を改める人が続出!


過去の放送回を見るなら「ビジネスオンデマンド」へ!

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カンブリア宮殿

カンブリア宮殿
放送日時:テレビ東京系列 6月14日(木) 夜10時

多彩なゲストを迎え、村上龍が日本の今を切り取るトークライブ。

出演者

【ゲスト】シルバーウッド 社長 下河原忠道 【メインインタビュアー】村上龍【サブインタビュアー】小池栄子

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