• #
  • トップ
  • ドラマ
  • 沢村一樹、55歳がモテピーク!?モテ技から子育て、広告論まで...

ドラマ

テレ東

2017.10.26

沢村一樹、55歳がモテピーク!?モテ技から子育て、広告論まで赤裸々インタビュー:金曜8時のドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」

金曜8時のドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」
放送日時:第2話10月27日(金)20:00~20:54


笑いあり涙ありのヒューマン・コメディドラマ「金曜8時のドラマ『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』」

原作は直木賞受賞作家の荻原浩の「花のさくら通り」。脚本はNHK朝ドラ『ひよっこ』を執筆した岡田惠和。
弱小広告会社が港町のさびれた商店街を舞台に人々の絆と笑顔、街の再生のために大奮闘!


universal_1026_01.jpg


今回、読むテレ東編集部では主演を務める沢村一樹さんにインタビューを行いました。本作品で在京民放の連ドラ主演を制覇した沢村さん。その意気込みに迫ります!


── 在京民放の連ドラ主演制覇、おめでとうございます!


uni_1027_01.jpg


沢村:ありがとうございます。誰が気づいたんでしょうね(笑)。
テレビ東京さんの金曜8時というのは、自分の中で"映画のような作品"というイメージがあり、そういったトーンで作っているものが多いと感じています。今回の作品も、映像も映画みたいに時間と手間をかけて作っています。


── 映画のようなトーン。実際にどのようなところにそう感じましたか?


沢村:『ユニバーサル広告社』は特に照明にこだわっていますね。実際に作品を見ると、テレビ東京のドラマは民放っぽくないな、と感じます。
50歳になりゆったりしたものが見たいなと思うことが多いので。そういう作品に出られるのはすごくありがたいなと思います。


── 今回のドラマは"人情ドラマ"とも表現されていますが、沢村さんの「人情を感じる時」を教えてください。


沢村:どういう時かな。いくつかあるんですけど。
例えば赤信号を無視して渡った人がいて、クラクションを鳴らさないで待っている人がいるといい人なんだなーって(笑)。


あとは、人情とは少し違いますが、最近SNSのコメントなどが取り上げられたり、ネットのニュースなどを見たりすると、人情っていうものがすごく薄くなってきているなと感じます。"許してくれないような社会"になっている気がします。


でも、人情が薄い人は少ないと思うんですけどね。
何百万人の中の何十人か、何千人かのコメントはそうかもしれないけど、そうじゃない人達の大半は、人情に厚い人たちなんじゃないかなって。


今回のドラマは『ひよっこ』の脚本を書かれた岡田さんが脚本を書いています。安心した気持ちでほっとさせてくれると思います。

世間ってどっちかっていうと、そんなに悪い人ばかりじゃない。そこにしっかりと光を当てて作られているドラマだと思います。


── 沢村さんが演じるなかで、視聴者の方にどう観ていただきたいですか。


沢村:本当にそこで起こっている話みたいに見えたらいいな、と思っています。本当にユニバーサル広告社という会社があって、商店街が本当にあって...というふうに見えたらいいなと。


本当にこんなことが起こるんじゃないかとか、ウチの田舎に似ているなとか、フィクションならではの魅力を感じてもらえるようにしたいです。

僕自身の役柄としては、すごく周りのキャラが濃いので、ユニバーサル広告社の中ではニュートラルな存在でいるようにしています。


── 沢村さんが演じられるクリエイティブに関するお仕事、広告に関するお仕事も人の心をつかむことが大事なのかなと思います。
そういった"人の心をつかむ"シーンはあるのでしょうか。


沢村:たぶん、特定のシーンでつかむということじゃなくて、じわーっとつかんでいくタイプのドラマなのではないかと思います。

もしかしたら、和久井(映見)さんの演じる藤沢さくらというキャラクターがつかむのかもしれない。岡田さんの作品の中で和久井さんってすごく大事な存在だと思うんです。和久井さんって誰にも危害を加えず、画面をゆるく、ほんわかさせてくれるんです。走っていてもゆっくり時間が流れているように見える。

もしかするとシーンというよりもドラマの中にいる"さくら"っていう存在が視聴者の心をつかむのかもしれないですね!


── このドラマはどんな方に観ていただきたいですか。


universal_1026_03.jpg


沢村:この番組の視聴者の何割かは、もう引退していたり、本当はやりたいことがあるけれど年齢を理由にできなかったり、といった人がいっぱいいると思うんです。

『ユニバーサル広告社』はそんな方たちがちょっとやってみようかなと思えるきっかけになれるドラマになれるかなと。そんなたいしたことじゃなくていいんです。あそこの押入れ片付けてみようかなとか(笑)。そういうところからでもいいと思うんですよ。


特に、僕が観ていただきたいのが、僕と同世代の男性ですね(笑)。
その方たちがゆっくりとした気分で全然違う角度から見られるドラマになればいいなと思っていて。

何か事件が起きて、敵がいて、そいつに負けないで頑張るっていう人たちじゃなくて、ほんわかした日常を描いたドラマを観て、そういえばあいつ何やってるんだろう、電話してみようかな、とか。そういう、ほわっとした部分をなかなかそういう時間を持てない方たちに感じてほしいです。


── 沢村さんにとって"心をつかむ広告"ってどんなものだと思いますか。


沢村:広告って、はっきりとした答えを見せなくても、相手の頭の中って人それぞれが何かを描いてくれるきっかけになればいいなと思います。

こっちが思っているよりも皆の想像力のほうが大きいと思うんですよね。そのスイッチの一つになる、きっとそういう広告がいい広告なんだろうなって。


ドラマとか映画とかもそうだと思うんですけど、きっかけを作り、それぞれの観てくれている方の想像力を膨らませるのが、いい作品でいい広告なんだと思います。
100人いたら100人が同じ味を想像できる広告というのもいい広告なのかもしれないですけどね。(笑)


皆の気づかないようないいところを見つけてあげて、そこにぽっと光をあててあげるのが広告の役目だし、誰にでもできるようだけれども、そんなに簡単なことじゃない。
そういう発想ができる人が、広告マンとしては一流だろうな。そういう人が会社に1人いてくれると助かりますよね。


── 今回のドラマでは、きっかけを与えるような役を演じられるということですか。


沢村:もしかしたらこの広告っていうのは、発明に近いことができるかなって。
誰も気づかなかったけれど視点変えたらすごいものがその中にあった、ということを知らない人達に知らせることができる。


セリフでもあるんですけど、「光が無いものには魔法はかけられない、輝かせることはできない。ちょっとでも輝いていればそれをボン!って輝かせることができる。
全く光が無いのを輝かせるのは広告ではできないんです」というような。


僕には、子どもがいますけど、発想とか行動とかっていうのは、信用してあげてできるだけ自由にさせてあげられたらいいな、と思っています。
今のところ素直に育っているし、コミュニケーションもよくとれているんで実際にできているのかな、と思っています。


こうしてほしい、ああしてほしいということよりは、子ども達が持っている、僕らでは想像もつかないものを輝かせるにはどうしたらいいんだろう、ということのほうが大事な気がしていて。


言うのは簡単じゃないですか。でもすごく難しいんですよね。ただ、せっかく芽生えている芽を摘むようなことはしたくないね。
そこは気をつけるようにしてます。そういった点は、広告も似ているような気がします。


── 沢村さんは現在、50歳。今後のお仕事ではどういった方向性を目指していきたいと思っていますか。


uni_1027_01.jpg


沢村:漠然となんですけど、スタッフには"55歳には人生のモテピークがくる"と話しているんです(笑)。
そのモテピークがくるように頑張る。そのためには53歳ぐらいからぐっと上にあがってかないといけない。だから今がすごく大事なんですって話をしています。


── その"モテピーク"ってどのような状態なんでしょうか(笑)。


uni_1027_02.jpg


沢村:モテモテです。どこいってもモテモテ。自分では、20代のときよりも40代のときのほうがモテていたと思います。


単純にコツコツと頑張ってきたっていうのもあるんですけど。
それだけじゃなくて、ガツガツしなくなっているっていうのもあるし、ガツガツしてても40代のほうがモテてた気がします(笑)。今何歳っていうのを昔ほど気にしなくなってきました(笑)。


20代のときにはできなかった"相手の人格を尊重する"っていうのができるようになってきているので、そういう意味ではモテ技は増えていると思います(笑)。

それってたぶん時間とか経験を経ないと身につくものじゃないと思うので。
ちょっと違う角度で物事を見ることができるようになっています。20代のころはそういうことできなかったんです。


これから55歳に向けて。20代のころよりも、40代のころよりも、55歳の人生のモテピークを目指します!


ありがとうございました。


--------------------------------

「広告」というひとつのキーワードから、ご自身の子育て論や今後の展望までお話をしてくださった沢村さん。

これまで俳優という職業を通して「人の心をつかむ」ということに真摯に向き合ってきた沢村さんだからこそ、にじみ出る言葉がたくさんありました。

沢村さんが演じるユニバーサル広告社のクリエイティブディレクター・杉山利史。広告を通してどのように街を再生していくのでしょうか。
そして、その先にあるモテピークとは!?今後の沢村さんに、目が離せません!


【番組概要】
タイトル: 金曜8時のドラマ『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』
放送:毎週金曜よる8時放送
原作: 『花のさくら通り』~ユニバーサル広告社シリーズ~ 荻原浩(集英社文庫刊)
出演: 沢村一樹 和久井映見 片瀬那奈 要潤 やついいちろう 入江甚儀 でんでん 三宅裕司
主題歌: GLAY『あなたといきてゆく』(ポニーキャニオン/LSG)
脚本: 岡田惠和(NHK『ひよっこ』) 谷口純一郎(WOWOW「本日は、お日柄もよく」)
監督: 川村泰祐(映画『海月姫』)
プロデューサー:田淵俊彦(テレビ東京)、中川順平(テレビ東京)、小松幸敏(テレビ東京)
渡辺良介(大映テレビ)、熊谷理恵(大映テレビ)
制作協力: 大映テレビ
製作著作: テレビ東京
放送局: テレビ東京系列(TX、TVO、TVA、TSC、TVh、TVQ)


【出演者】
杉山利史...沢村一樹
藤沢さくら...和久井映見
猪熊エリカ...片瀬那奈
村崎六郎...要潤
城田光...やついいちろう
一の瀬始...入江甚儀
藤沢宏...でんでん
石井健一郎...三宅裕司


【ゲスト】
鶴田社長 ...甲本雅裕
矢野ミドリ...須藤理彩
矢野浩輔...鈴之助
嶋田武弘...森下大地


【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/universal_koukoku/

この記事を共有する

関連タグ

【金曜8時のドラマ】ユニバーサル広告社

【金曜8時のドラマ】ユニバーサル広告社

直木賞作家・荻原浩の人気作品“ ユニバーサル広告社”シリーズ 初の連ドラ化!

カテゴリ一覧