• #
  • トップ
  • ドラマ
  • 新録・吹替版!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」夢のトリロジ...

ドラマ

BSテレ東

2018.7.3

新録・吹替版!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」夢のトリロジー完成までの時間の旅

毎週水曜夜に放送中の「シネマクラッシュ」では、6月27日(水)放送の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に続いて、

7月4日(水)夜7時50分~ 『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』
7月11日(水)夜7時40分~ 『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』
と、シリーズ三部作を一挙放送。しかも『PART3』は17年ぶり、『PART2』は実に26年ぶりに新録した、BSジャパンオリジナルの吹替版でお送りする。


吹替版には、2014年に新録したBSジャパン版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のキャストが残らずアッセンブル。


マーティ(マイケル・J・フォックス)はもちろん宮川一朗太さん、ドク(クリストファー・ロイド)は初代マーティ・山寺宏一さん(山ちゃんはこれで三部作のマーティ役・ドク役を制覇!)。


ビフとその孫と先祖(トーマス・F・ウィルソン)は新垣樽助さん(声優生命を賭けた大熱演!)、ジェニファー(俳優はエリザベス・シューに交代)は白石涼子さん、ロレインとマギー(リー・トンプソン)は小林沙苗さん。そしてジョージ(クリスピン・グローバーが降板して妙なことに...)はデップーこと加瀬康之さん、ストリックランド先生(とその先祖)の青山穣さんなど、出番の多少にかかわらず再登板。重箱の隅をつつけば、ビフの子分たち(『タイタニック』のビリー・ゼインとか)の声が変わっていたりするが、この際カタいこと言うな(注:第1作のドクのセリフ)。


さらに! 『PART3』で初登場、ドクの運命の女性クララ(メアリー・スティーンバージェン)は・・・戸田恵子さん! 筆者にとっては「木曜洋画劇場」で新録した『コンタクト』(ロバート・ゼメキス監督だね)、『スズメバチ』以来14年ぶりのお仕事、感無量であります。


「バック・トゥ・ザ・フューチャー」BSジャパン版のトリロジー完成までの長い旅の始まりは、映画「釣りバカ日誌」シリーズがスタートした1988年(昭和63年)に遡る。


この前年、就活中だった筆者が夢中で観ていたのが、テレビ東京で放送されていた「全米熱中TV!ファミリータイズ」。このドラマの主役、マイケル・J・フォックスの声を、キャラクターと完璧にシンクロした演技で吹き替えていたのが、宮川一朗太さんだった。


筆者は在京テレビ局各社の面接で「ファミリータイズみたいな吹き替え番組が作りたい」と言い続け、当のテレ東に拾われる。しかもいきなり「映画部」に配属され、「ファミリータイズ」の担当プロデューサーの見習いに就くというミラクル。チャック・ノリスの『地獄のヒーロー2・復讐のブラドック』を皮切りに、吹替版のディープな沼にはまり込んでいく。


「ファミリータイズ」以降、宮川一朗太さんは数々の映画・ドラマでマイケルの声を担当することになるが、マイケル最大の出世作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズだけは吹き替えたことがなかった。
ビデオソフトでは山寺宏一さん、テレビ放送では三ツ矢雄二さんのマーティが定番となる中(織田裕二さん版なんてのもあったが)、いつかマーティをやりたい、というのが宮川さんの夢だったという。一方、宮川さんのマーティを聴きたいというのは、「ファミリータイズ」に人生を決められた筆者の夢でもあった。


2014年、出向先のBSジャパンで相変わらず映画番組を担当していた筆者は、長年の夢を叶えて、第1作の宮川さん版を制作(しかも山寺宏一さんにドクを演じて頂くというウソみたいな展開!)。ただし、その時点では放送枠と予算に限界があり、『PART2』『PART3』には手が出せず。キャストの皆さんにはいつかやりましょうね!と約束したものの、いつになるか目途は立たなかった。


そして2015年、三部作の放映権はWOWOWさんに・・・そこで思いがけない展開が! 映画関連の企画案から視聴者の投票で選ばれたものだけを実現させるという「All For Cinema!」なるプロジェクトで、なぜかその候補の1つに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作の宮川さん&山寺さん版吹き替えをコンプリートさせよう」という企画がエントリーされたのである。
できれば自分の手でやりたかったという思いはありつつも、せっかく後を継いでくださるというのだから、これは応援せねばと、筆者はそのPR番組でWOWOWに出演までしてしまう。しかし、WOWOWプロデューサーの「楽勝ですよ」という言葉も空しく、斎藤工さんの「映画工房」発企画の前にあえなく落選(そりゃそうだろう)。


結局WOWOWプロデューサーの夢は夢で終わり、筆者はWOWOW後の放映権交渉を開始。
配給会社も当方の熱意はわかってくれたはずだが、ビジネスというのはそう単純なものではない。放映権は続いてNHKさん、BS-TBSさんへ。BS-TBSさんは吹替版で放送されたが、ビデオソフト版(山ちゃんがマーティ!)だった。その後もあきらめずに交渉を繰り返し・・・2018年、遂に新録が実現したのである。まさに執念。


それにしても、長かった・・・作品自体、1985年の第1作から1989年の『PART2』まで4年のブランクがあったが、吹替版もトリロジー完成に4年かかった。


「ファミリータイズ」に魅せられた筆者が、吹替版の世界に足を踏み入れた1988年を起点にすると、まる30年。今では「釣りバカ日誌」もテレビシリーズになって、西田敏行さんがスーさんを演じている。


ちなみに今回、マーティ役への思い入れが深い宮川一朗太さんが、どうしてもやり直したい箇所があるとおっしゃるので、第1作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も数シーンをリテイクして放送した。


ゆえに第1作は【アップグレード・吹替版】、『PART2』『PART3』は【新録・吹替版】。


これにて堂々、トリロジー完成! スタッフ・キャストの夢と情熱が結実した吹替版を、ぜひお楽しみください。


by ダークボ (「木曜洋画劇場」元プロデューサー)


☆吹替え専門サイト「ふきカエル大作戦!!」から改稿転載


BSジャパンで、豪華賞品が当たるお得なキャンペーンがスタート!


BTTF_20180703_05.jpg


7月2日(月)~15日(日)の2週間を『BSジャパンウィーク』とし、その期間中、毎日1番組ずつクイズを出題。正解者の中から抽選で、JTB旅行券や選べる松阪牛ギフト券など豪華賞品をプレゼントします。皆さんぜひ、奮ってご参加ください!


キャンペーンの詳細は、こちら(http://www.bs-j.co.jp/bsjweek/)からチェック!

この記事を共有する

関連記事

関連タグ

カテゴリ一覧