末期がんで余命一ヵ月を宣告された香川県宇多津町の女性は心書と呼ばれる書道パフォーマンスを通して、「命の大切」を伝え続けた。彼女の挑戦を追ったドキュメンタリー。
香川県宇多津町の書家・三木仁美さん(55)は2015年3月、末期のすい臓がんで余命一ヵ月と宣告される。病気を患って以降、三木さんは8歳になる愛娘と一緒に心書と呼ばれる書道パフォーマンスを始め、世界の文化の中心地・パリを目指した。そこには世界の人々、さらには娘に「命の大切さ」や「諦めないこと」を伝えたいという思いがあった。そんな三木さんの挑戦を追った。