2006年2月4日放送
冬真っ只中、おすすめなのがこの冬だからこそ行きたい体験民宿。 萱葺きの屋根、軒先に干してある大根等、懐かしい風景を残す日本の村や里の数々。 土地を愛し、伝統や生活を残しながら生きる人々は、 風情ある囲炉裏端に旅人を呼び入れ、ホカホカの鍋や昔ながらの郷土料理、 芯から暖まる地酒等で温かくもてなしてくれる。 そんな冬ならではの暮らしを肌で感じる体験民宿を紹介する。
リポーター:島崎俊郎ファミリー
岩手山の麓の雫石にある「民宿なかがわ」は、冬の暮らしを家族で楽しめる民宿。もともと畜産業を営むこの宿に島崎俊郎ファミリーが訪れる。 宿の近くの川では、雪を利用して川魚を取ったり、その魚をかまくらで炭焼きにして、食べたりする。雪の下から大根を掘り出す体験も。夜は地元雫石の名産・黒毛和牛で、すき焼き鍋を堪能する。
リポーター:荒木由美子
京都・綾部には「にっぽんの里山」と呼ばれる場所がある。この里山にあるごく普通の農家を訪ね、泊めてもらう。これこそ農家民泊。今回泊まるのは、築100年以上の古民家に暮らす芝原キヌ枝さんのお宅。 先立たれたご主人の残した薪を使って今でも五右衛門風呂を毎日沸かしている。食事はキヌ枝さんの作った田舎料理で、保存食中心。雪の里山で暮らす、そのままの生活を味わいながら、キヌ枝さんと心触れ合うことができる。また近くにある紙漉きの村では紙漉きも体験する。
リポーター:竹田高利
北海道の道東の港町・標津町にある漁師民宿に宿泊する。この地域に古くから残る「氷下待ち網漁」という冬ならではの伝統漁を体験。この時期、寒さで野付湾には厚い氷が張る。その氷をチェーンソーで穴をあけ、そこから網を入れて魚をとるという漁法だ。この漁で捕れる旬の魚のコマイを使った漁師料理も満喫。オススメは北海道でしか味わえない凍った刺身のルイベと暖かい味噌汁。 あったかな宿のぬくもりに触れ、心暖まる一夜を過ごす。翌朝にはこの時期にしか見られないという変わった朝日の現象を見に行く。
リポーター:藤波辰爾親子
世界遺産白神山地では、本物のマタギの家に宿泊し、マタギと触れ合うことができる! マタギと一緒に山に入り、自然と対話しながら生きるマタギの知恵や、文化を知り、自然と触れ合う。 目的地は樹齢1000年以上と言われるカツラの巨木。その後にはマタギ小屋で熊鍋を堪能! 疲れた体は温泉で暖める。夜も青森の郷土料理・タラのじゃっぱ汁を堪能することができる。
リポーター:苅谷俊介
新潟県の安塚は、年間5ヶ月もの間雪があるという雪の里。そんな安塚にある「民芸の宿さわ」は、雪国暮らしを体験できる民宿。今も残る雪国の風習に触れ、雪国ならではの文化を知ることができる。 まずリポーターの苅谷さんは、わらじ作りに挑戦! また雪国の食料の保存法を知ったり、この地域に残る伝統行事に触れたりする。冷たくなった体は、近くの温泉で暖める。宿で作っているどぶろくを使った料理も、絶品。 宿の人の人情が、さらに体を暖めてくれる。