2006年3月4日放送

港町の市場で聞いた魚の美味い宿
 

日本の市場にある人気の食堂の数々。また市場で仕入れた新鮮な魚介類を食材に名旅館は料理を振舞う。
今回、市場にあるお店や旅館、料理法を徹底取材。
取材先は北海道・函館、宮城県・塩釜、茨城県・平潟、神奈川県・三崎、静岡県・網代、福岡・博多等、6カ所に及ぶ。
市場関係者はもちろん、地元のサラリーマンやOL、主婦にも評判のお店や旅館を一挙紹介。
主人、料理長のこだわりにも迫っていく。


北海道・函館 はこだて自由市場
豪華毛ガニと北の海の幸尽くし
◆湯の川温泉・和風旅館「一乃松」

リポーター:三笑亭夢之助

 函館市民の間で、いま一番人気の市場が、函館駅から歩いて10分の「はこだて自由市場」。市場の中には50店鋪の店が並び、野菜や干物の店と32店鋪もの鮮魚店が並ぶという。魚をよく知るプロが毎日でも食べる鮨と
評判の「呉竹鮨」に向かう。ここでは、旬のネタの豪華にぎりが1,800円。まさに極上の北海の海の幸を堪能できる。
宿泊は、有名な湯の川温泉の老舗、「一乃松」。一泊2食付き、15,900円のコースで、豪華ウニ鍋、毛ガニ、キンキの唐揚げを満喫する。「一乃松」は、皇室の方や、政財界の方も泊まりに来るほどの名旅館。和風の宿の雰囲気を残し、日本庭園を囲むように作られた部屋からは美しい景観も楽しめる。

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静岡県・網代 網代魚市場
水産会社直営だからお得!伊勢エビ&魚三昧の温泉宿
◆「網代観光ホテル」

リポーター:高畑淳子

 江戸時代から遠洋漁業の中継港として栄えた港町、網代。市場では定置網漁で水揚げされた新鮮な魚介類が取引されている。向かったのは、「漁師小屋」という食堂。活魚のお寿司が10貫、900円。またアワビの踊り焼を
1,570円で味わうことができる。宿泊は、水産加工会社直営の宿、「網代観光ホテル」。素足の気持ちよさを楽しめるように、全館畳敷きだという。伊勢えびの鬼殻焼きと活き魚膳コースを満喫。またその日獲れたての味を引き出した煮魚も調理長のこだわりのひとつ。源泉のお風呂も堪能する。

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福岡県・福岡 福岡市中央卸売市場
  博多の奥座敷で味わう 天然トラフグに舌鼓!
◆割烹御宿「油山山荘」

リポーター:村野武範

 玄界灘で獲れた様々な魚が並ぶ仲卸街。その中でも市場会館にある、天然の魚にこだわった「まさ味」という食堂を訪れる。人気メニューの海鮮丼を味わう。仕入れによりネタが変わる4種の刺身は新鮮そのもの。天然の味を堪能してもらいたいため、ご飯と刺身は
別にするという徹底ぶり。
  冬の博多といえば、フグ。極上のフグを楽しめる宿、「油山山荘」に向かう。ここでは、天然物のフグしか使わないという。「油山山荘」の天然トラフグは1.2キロ〜1.5キロの身がしまり、味わい深いとされる玄海灘で獲れた2年もの。フグ刺もたっぷりで、しかも肉厚で、フグ本来の旨みと甘みを味わう。ヒレ酒に火を点けるのはアルコールを飛ばすのではなく、表面に浮いてくる脂を取るためだという。白子の刺身が味わえるのも新鮮だからこそ。また、白子焼も絶品。フグちり、フグ雑炊も堪能する。

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神奈川県・三崎 三崎水産物地方卸売市場
 城ヶ島の絶景宿 激安!三崎マグロ三昧
◆マグロ料理が自慢の宿「港屋」

リポーター:奈美悦子・並川倖大親子


  遠洋マグロ漁の本拠地、三崎。市場の活きのいい美味しい魚を求め、漁協女性部の食堂、「はまゆう」を訪れる。ここは、三崎の漁師の奥様を中心に15年前にオープン。新鮮な魚を安く食べられると地元でも評判だという。絶品のキンメダイ定食を味わう。家庭の味を堪能した後は、バスで北原白秋が好きだったという城ヶ島へ向かう。城ヶ島では、マグロ料理が自慢の宿、「港屋」に宿泊。1泊2食付き13,650円で、贅沢なマグロかま焼きと大漁船盛コースを満喫する。伊豆半島、天城山を眺めながらの露天風呂も楽しむ。

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茨城県・平潟 平潟漁協地方卸売市場
 常磐の湯宿!アンコウの本格どぶ汁を堪能
◆「やまに郷作」

リポーター:ヨネスケ

 平潟港は関東最北端にあり、底引き網漁が行われる漁港。地魚や冬季はアンコウの水揚げで知られる。まず平潟港で揚がった地のものをたべられるという「食事処 須賀屋」を訪れる。旬のヒラメと、地魚刺身定食を満喫する。宿泊は、アンコウ鍋が美味しい「やまに郷作」。どぶ汁付フルコース1泊2食13,800円を楽しむ。どぶ汁とは、元々漁師料理で、海風にさらされた冷え切った身体を暖めるために漁船の上で食べられていたものだという。
ほとんど捨てる所のないアンコウだが、平潟のアンコウは「キアンコウ」という脂が上質の美味中の美味。旬のアンコウを食べ尽くし満喫する。また天然温泉も楽しむ。

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宮城県・塩釜 塩釜水産物仲卸市場
 露天風呂から望む松島の絶景!絶品カキ鍋と三陸海の幸!
◆「ホテルニュー小松」

リポーター:丹波義隆夫妻

 宮城県塩釜港では三陸沖で獲れた鮮魚が1年中揚がってくる。市場で働く人達おすすめの食堂「味の店 一匹」を訪ね、贅沢なキンキのアラ汁と、カキフライ定食を堪能する。食事を楽しんだ後は、塩釜から船でゆったり優雅に松島へ向かう。美しい島々を眺めながらの松島クルーズは、時の流れを忘れてしまうほど。そして松島港に着き、宿に向かう途中、「かき小屋」(3/12まで)へ立ち寄る。
2,000円で、特産の殻付き牡蠣が食べ放題。水揚げされたばかりで自然の塩味のする牡蠣は絶品だという。宿泊は、松島湾に面した高台に立つ「ホテルニュー小松」。冬にうれしいたっぷりの味噌を溶かしながら牡蠣の土手鍋を満喫する。

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