2006年6月10日放送

 一度泊まってみたい 日本の老舗ホテル
 

歴史によって培われた雰囲気が寛ぎの空間を醸す、日本の老舗ホテル。
重厚な洋館と憩いの場を提供する客室、さりげないながらも洗練されたサービス。至福のひと時を演出するダイニングルーム、選りすぐりの食材を使用した夕餉。
そんな心地良いひと時を過ごせる老舗ホテルは、かつて天皇家、文士が利用し、今も国内外のVIPが愛してやまない。
「大人」が本当に満喫できるオアシスとなる日本を代表する老舗6ホテルを紹介していく。


札幌グランドホテル
北の迎賓館で北海道の幸を満喫!

レポーター :田崎真也

 昭和9年に「北の迎賓館」として、北海道初の洋式ホテルとして誕生した。
昭和41年に地下2階、地上8階の高層ホテルとして生まれ変わり、現在は全562室の巨大ホテルだ。かつて昭和天皇が宿泊され、ヤンキースも訪れている。
また、ベルパーソン女性を日本で最初に採用したのもこのホテル。そしてホテルの料理をギフトで初の商品化に成功。その商品がコーンポタージュスープとなっている。
 夕食は地の食材を使った、白老産の牛肉の煮込み、鱈の香草風味焼きを堪能。
食事を楽しんだ後は、ラウンジ&バー「オールドサルーン1934」でジャズの生演奏に酔いしれる。

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ホテルオークラ(東京・虎ノ門)
最高級ホテルで過ごす“大人の休日”

レポーター :藤村俊二

 「36,000坪の芸術」と評される和の趣向と、細やかなサービスが特徴の「ホテルオークラ」。
その創業は昭和37年。戦後の経済復興が進み、来日する外国人が急速に増加した時、創業者の大倉喜七郎が世界に冠たるホテルを目指し、 完成したという。
まずホテルに対し道を挟んである「大倉集古館」へ立ち寄り、大倉財閥が収集した数多くの美術品を楽しむ。
夕食は、アールヌーボーの優雅な雰囲気の「ラ・ベル・エポック」。絶品のフレンチを味わい至福のひと時を満喫する。
また、ホテルを支える裏方として、洗濯職人等を紹介していく。

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舞子ホテル(兵庫・神戸)
大正浪漫!海運王の別荘で味わう明石の幸

レポーター :中尾彬

世界最長3,911メートルの明石大橋のたもとに位置し、もともとは海運王・日下部佐太郎の別荘として、高級船員の接客・宿泊用に大正8年に建てられた。
レンガ作りの英国風の洋館で、暖炉のある応接間は古き良き洋館の佇まいとなっていて、一方、客室は数奇屋造りのものや、書院造りのものもある。
 そして手入れの行き届いた広大な庭園は純和風。もともとが別荘だったため、バス・トイレは共用、旅館の風情を今に残している。
 客室からは見事な庭を眺めることができ、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
夕食は、明石の新鮮な海の幸を存分に堪能。中でも「メイタガレイ」の姿盛りは絶品だ。

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蒲郡プリンスホテル(愛知)
三河湾国定公園に建つ絶景の宿

レポーター :神津善行、中村メイコ夫婦

 国定公園の中、のどかな海辺に建つこのホテルは、昭和9年「リゾートホテル」として誕生。
銅版の屋根、黒く色を変えた木の欄干、 展望台等、外観は当時のままとなっている。
 ティーラウンジでは、名物の胡麻プリンに舌鼓。夕食は離れにある、鉄板焼き「桂」。
店は緑の庭園内に佇む和風の六角館で、三河湾の魚介類や牛肉を焼き、味わう。
翌日は、ホテルから歩いて5分の所にある竹島の散策を楽しむ。

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山の上ホテル(東京)
文人が愛した都心の隠れ宿

レポーター :中島誠之助

  創業は、昭和29年。本館の建物はアメリカ占領時、女性将校のための宿舎だったという。
部屋数75の小さなホテルだが、石坂洋次郎、 山口瞳、池波正太郎等、多くの文士が訪れている。痒い所に手が届くサービスが人気の秘訣だ。
  今回、池波正太郎が愛した畳の部屋に宿泊する。
コーヒーパーラー「ヒルトップ」では、 水出しコーヒーを味わい、天ぷらの夕食を満喫する。

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ウェスティン都ホテル京都・佳水園
和風の宿を限定プランで満喫!

レポーター :川津祐介夫婦

 創業は1890年、京都の豪商、西村仁平衛が「吉水館」を開館、1900年「都ホテル」に改名した。ホテルで開業して以来、海外からの国賓を迎えるにふさわしい「国賓ホテル」として、皇室をはじめとする多くの国賓や要人が訪れ、高い名声を得ている。
 敷地には、文化勲章受章者である村野藤吾による数寄屋橋別館「佳水園」もある。
そして2002年「ウェステイン都ホテル京都」として、21世紀型ホテルとして生まれ変わった。
 今回は、別館である「佳水園」に宿泊。日本の宿の風情と、ホテルの機能美が調和した施設だ。
しかも京都駅からは専用リムジンで送迎があり、女将はホテルの様々な部署を歴任してきた接客業のプロが務める。
チェックイン時は、抹茶のウエルカムドリンクでお出迎え。そしてホテル周辺の「哲学の道」を散策する。
夕食は、洋風懐石と和食から選ぶことができる。厨房を預かる総料理長は、「国境を越えた料理」を目指し、その集大成が洋風懐石となる。その味とは!?

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