2006年8月26日放送

放浪画家 山下清が愛した にっぽんの原風景
 

「日本のゴッホ」「放浪の天才画家」など・・・ 様々な異名のもとに数多くの作品を残した山下清が愛した風景を紹介します 放浪の旅を繰り返し、行った先々の景色をスケッチし「貼絵」や「油絵」などの作品を残した山下清。 彼の放浪癖については様々な憶測がされていますがもしかしたら、 美しい風景を求め旅したのではないでしょうか・・・ 番組では天才画伯の心をうったそんな景色を紹介していきます。


長崎県
美しすぎて描けない! 絶景 長崎の旅

レポーター :城戸真亜子

天才画家 山下清がどうしても描く事が出来なかった景色があります。それを求め異国情緒溢れる港町・長崎を旅します。まずは、路面電車に乗って長崎随一の観光名所でもあり、山下清も何度も訪れたグラバー園へ。ここで清が描いた『蝶々夫人屋敷』。その絵に描かれている場所を探します。 城戸さんも同じ場所でグラバー邸を描きます。 そして、昼食は繁華街思案橋の中にある『史跡料亭 花月』。ここは長崎の伝統料理である卓袱料理を日本で初めて出した場所とされ、江戸時代に建てられた佇まいは歴史が薫ります。清が作品展のため長崎を訪れた際、ここで歓迎会が催されました。そして宿は長崎市街を見下ろす、風頭山の頂上に位置する『矢太樓』。部屋からは長崎市街を一望する事が出来ます。そして、長崎でとれる幸をふんだんに使った懐石料理を味わった後は、清が描けなかったという、長崎の夜景を眺めます。

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山梨県・静岡県
ぐるっと富士山絶景ドライブ 大自然と美味を堪能

レポーター :肥後克広

山下清が“日本の景色の大将”と呼んだ富士山。まずはその表玄関山梨県富士吉田市へ。清と同じルートで富士登山に挑戦します。昼食は富士吉田の名物「吉田うどん」。その硬い麺に仰天。河口湖へ移動し清も立ち寄ったという「湖山亭うぶや」に宿泊します。料理長が作る甲州牛のすきやきに舌鼓。 早朝、河口湖宿泊客だけの限定サービス『富士御来光バスツアー』に参加します。5合目からの雲海の上に出た朝日に感動。その後車で静岡県へ移動して朝霧高原にある「音止めの滝」「白糸の滝」に立ち寄ってから目的地の「日本平」へ。名画「日本平よりの富士」が描かれた山頂を目指します。山梨?静岡の富士の絶景を巡り食を満喫する旅です。

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新潟県
清も感激!新潟 長岡の巨大花火

レポーター :蛭子能収

長岡の花火は、数ある花火大会の中でも特に山下清の気に入った花火。長岡で個展を開いた際に、数多くの足跡を残している。今回の旅は幸運にも山下清の原画を持っているという花火師に会う機会もあった。花火大会の日は多くの観光客でごった返す長岡の町。昼は四川風中華料理で腹ごしらえ。この日宿泊した蓬莱館も花火大会でおおにぎわい。食事は、いま注目を集めている長岡野菜をふんだんに使った郷土料理。代表的な食材であるかぶら南蛮やなす巾着は地元の人がよく食べる。そして夜は念願の花火大会。花火の音が肚にくるという正三尺玉。10カ所から同時に打ち上げる「フェニックス」。パノラマで美しい花火の広がる幻想的な風景は震災の復興を祈って作られた。真夏の夜空を彩る優美な花火を堪能します。

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群馬県
群馬 みなかみ町 清が描いた壁画の見られる温泉宿

レポーター :川津裕介、愛沙夫婦

日本中を放浪し、沢山の名画を残した山下清。そんな山下清がこよなく愛したものが温泉。群馬県みなかみ町にある上牧温泉・辰巳館も山下清が愛した温泉宿の一つ。長期にわたり辰巳館に滞在した山下清は、「はにわ風呂」の壁画に自分の作品を描いている。ロビーは利根川のせせらぎが耳に優しく、旅の疲れも癒される。さっそくチェックインのあとに山下清の描いた壁画のある「はにわ風呂」へ。色ガラスを用いて貼り絵のように60日の日数をかけて作った。その壮大さときめ細かさは驚き。夜は地元の食材をふんだんに使った炭火山里料理に舌鼓を打つ。平安時代の歌人が「よい月夜のう」と詠ったことからついた「月夜野」の土地。その名の通り美しい月を鑑賞。次の日は早朝から諏訪峡でさわやかな空気を吸い、谷川岳の絶景が臨める展望階で朝食。利根川のせせらぎと谷川岳を臨む絶景、そして天才画家の作品を眺めながらつかる温泉を存分に満喫します。

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鹿児島県
感動!桜島の雄姿 鹿児島ふれあい旅

レポーター :左 時枝

山下清が放浪時代に最も多く訪れたとされる土地、それが鹿児島です。そして、彼はこの土地を訪れるたびに、桜島を描いています。 と言う事で、まずは桜島を展望するのに絶好な城山を訪れ、清が桜島を描いた場所と同じ場所から雄大な桜島を眺めます。次に彼が作品展開催の為に何度も訪れた百貨店「山形屋」の中にある「グリル フェニックス」へ。ここでは、山下清を知る方にお会いし、当時のエピソードを伺いながら、清が好んで食べたビーフカレーを頂きます。そして、この日の宿は作品展で訪れた清が滞在した「グリーンホテル錦生館」。桜島を眺めながらつかる展望温泉と、キビナゴ、さつま揚げ、黒豚しゃぶしゃぶ等の薩摩料理が味わえる懐石料理を堪能します。2日目は、フェリーに乗り桜島へ移動。鹿児島を放浪した際、1ヶ月お世話になった方が垂水市に居ると彼の日記に記されています。そこには、清の滞在を証明する様々なエピソードと、清の絵が残されていました。 最後に左さんは、旅の思い出をこめて桜島の雄姿を油絵に…。
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