2006年12月30日放送

冬の日本列島縦断!
ローカル線で行く人情ふれあい旅
 

南は鹿児島県枕崎線の枕崎駅から、北は北海道宗谷本線の稚内駅まで、4つのブロックに分けて、旅人がローカル線で日本を縦断!気まぐれに下車しながら、地元の人々とふれあい、海の幸などを堪能する。


 
枕崎駅〜門司港駅

レポーター:あおい輝彦

日本最南端の駅、枕崎駅をスタート。まずは指宿枕崎線に乗り指宿駅で下車。
開聞岳の噴火によって形成された池田湖。
ここで市の天然記念物に指定されている体長1,8m、重さ20kgもの大うなぎと遭遇して、びっくり。そして川内駅で、新幹線の開通に伴い2004年に開業した“肥薩おれんじ鉄道”に乗り換え、海を眺めながら阿久根駅で下車。この辺りはアジの産地で、「嶋屋商店」の店先でアジのみりん干しを味わう。
その後、日奈久温泉駅で下車。ここは江戸時代、熊本藩主細川家の藩営温泉にも指定された由緒ある温泉街。また、熊本随一のレンコンの産地としても知られる。湿地帯でレンコンを収穫する中山さん親子と出会い、自宅へ伺う。
今宵の宿は、「あたらし屋旅館」。ここの風呂は、この地方の特産品、晩白柚(ばんぺいゆ)を浮かべた温泉。晩白柚は人の頭ほどの大きさの柑橘類。宿の夕食は八代でとれた海の幸を堪能。
翌日は八代、熊本を経て、有明海を望む長洲駅で下車。ここは高級海苔の産地。漁から戻った海苔漁師と出会い、自慢の海苔を頂く。 
昼食は久留米駅近くの、文化元年(1804年)創業の老舗鰻屋「田中屋」でうな重に舌鼓を打つ。
お腹を満たした後は、博多を経由して筑豊本線に乗り込む。かつては石炭の産地として栄えた沿線、飯塚駅で下車し、炭坑のシンボルのボタ山や炭鉱住宅のあとを目にする。また、当時の栄華を偲ぶ芝居小屋「嘉穂劇場」を訪ねる。筑豊本線の終着駅、折尾駅では、自作の数え歌を歌いながら名物“かしわ飯”を売る名物おじさんに出会う。
ついに旅の終着駅、門司港駅に到着。本州を臨む関門海峡で旅を締めくくる。
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門司港駅〜富山駅

レポーター:西川峰子

門司港駅をスタート。関門トンネルを抜け、下関駅で駅弁“下関名物元祖ふくめし”を買い込み、山陽本線に乗り込む。途中、柳井駅で下車。商家の瓦屋根と白壁の町並みが美しい。歩いていくと、白壁の家の軒先に金魚の形をした赤い提灯が。職人さんが手作りしている様子を見学する。
再び山陽本線に乗り福山駅へ。瀬戸内海を眺められる宿を取ることに。車で約30分かけて鞆の浦へ行き、坂本龍馬がこよなく愛した風光明媚な港町を散策する。渡し船で5分の所にある仙酔島へ向かい、「人生感の変わる宿“ここから”」に宿泊。ここは展望風呂から瀬戸内海を一望できる。夕食は、地元産の鯛を中心にした瀬戸内の絶品料理を堪能する。
翌日は、再び福山から山陽本線で西へ。岡山で赤穂線に乗り換えると、車内で耳寄りな情報を入手。日生駅で降りると「カキオコ」と書かれたのぼりがあちこちに見える。カキオコとは地元名産のカキをたっぷり入れたお好み焼きのこと。実は岡山県はカキの水揚げ量が全国第3位。早速町に並ぶ店の中から行列のできている店「浜屋」で、たっぷりと新鮮なカキの入ったカキオコを堪能する。
赤穂線終点の相生を経て、再び山陽本線に乗車。姫路駅で播但線に乗り換え、今度は日本海を目指す。

途中、電化とディーゼルの切り替えのため止まった寺前駅で途中下車し、付近を散策することに。すると、昔懐かしい風車小屋を発見。中では、地元の奥さんたちがここの名産、こんにゃく作りの真っ最中。
再び播但線に乗り、和田山で山陰本線・小浜線に乗り換え、東舞鶴駅へ到着。今宵の宿「ふじつ温泉」で、この時期の日本海の味覚“カニ”を心ゆくまで味わう。
翌日、再び電車に乗り込み敦賀駅で下車。金崎宮の高台から敦賀湾を眺める。そして、北陸本線大聖寺駅で下車し、こたつの入った流し舟で風流に冬の船下りを楽しむ。
金沢を経て富山駅で旅を終える。

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富山駅〜青森駅

レポーター:太川陽介

富山駅をスタートし、北陸本線で新潟の直江津駅に向かう。早速、高田で朝市が開かれているという情報を入手し、行ってみることに。古い店構えに惹かれて入ったのは、日本最古の飴屋「高橋孫左右衛門商店」。次に訪ねたのは、雪の中で履く一本歯の雪下駄を作る店。現在この下駄を作っている職人は、この店だけだという。
直江津駅に戻り信越本線へ。矢代田駅の手前で車窓から凧揚げする人を見つけ、下車する。凧揚げしていたのは地元の凧職人。お宅にお邪魔して、凧作りを見せてもらう。
次に、新津駅で磐越西線に乗り換え、喜多方で宿を探す。見つけたのは、熱塩温泉「ますや旅館」。ここの温泉は、体が浮き上がるほど塩分が強いのが特徴。夕食には温泉のお湯を使った源泉豆腐を味わう。
翌朝、喜多方ラーメンを食べに行くことに。朝から営業している地元で人気の「一平」で、ラーメンを堪能する。
再び磐越西線に乗り会津若松で下車すると、クラシックなタクシーが走っているのを発見。早速乗り込み、市内を案内してもらうことに。まず向かったのは鶴ヶ城。城内では松の木に雪つりの準備中。これは会津の冬を告げる風物詩だという。そして、そばのうまい店を紹介してもらい、「桐屋 権現亭」へ。この地方では祝いの席でそばが振る舞われるらしい。その時に披露される「そば口上」を聞かせてもらう。また、打ったそばを水に入れただけの水そばを味わう。
仙台から仙石線に乗り、絶景を堪能しようと松島海岸駅で下車。そして、今宵の宿「瑞宝閣」へ向かう。夕食は新鮮な海の幸を堪能し大満足。
翌日は、早朝から松島湾に昇る朝日を眺める。
宿に別れを告げ東北線に乗り、その後いわて銀河鉄道に乗り換え八戸へ。東北線に再び乗り、途中地元の人から情報を貰い姉戸川温泉へ。入浴に来ていた近所のおばちゃんたちと触れ合い交流を深める。
終着駅青森駅に到着。津軽海峡を眺めながら、今回ここまでの旅を振り返る。

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青森駅〜稚内駅

レポーター:村井国夫

青森駅から青函トンネルを通り、一路函館へ。五稜郭駅で函館本線に乗り込む。
八雲駅のホームの看板に惹かれて下車。この時期、近くの川でサケが遡上するのが見られると聞き、早速行ってみることに。そして、近くにある「おぼこ荘」で日帰り入浴を楽しみ冷えた体を温める。  
再び函館本線に乗り込む。洞爺の一つ先の有珠で下車し今夜の宿を探す。
そして、漁師の家族が営む民宿「野呂」に泊まることに。ご主人はホタテ漁が中心だというが、ホタテ以外にも新鮮な北の海の幸が豊富に食卓に並ぶ。
翌朝、ホタテ漁に出るご主人に同行し、船に乗せてもらう。東室蘭で室蘭本線に乗り換え、苫小牧駅で下車。漁港市場の食堂で寿司を堪能し、早来駅に移動。雪だるまの宅配を行っているという郵便局で、旅人も奥様に雪だるまをプレゼントし、次の目的地・旭川を目指す。
今夜の宿泊先は、旭川駅の6つ先の比布に決定。築50年の農家を改造した「旅人宿 ぴっぷ里夕休」に宿泊する。旅好きなご主人と奥さんの心のこもったもてなしに大感激!
翌日は、いよいよ宗谷本線で最北端の駅へ。稚内駅で下車し、宗谷岬で旅を締めくくる。
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