SUPER GT +(スーパーGTプラス)

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国内最高峰のモータースポーツ・SUPER GTにスポットを当てその魅力や見どころを存分に伝えていく。 GT500、GT300の全戦レポートはもちろん、SUPER GTのスターや監督、メカニック、タイヤマンなどレースを支えるマエストロにも密着! SUPER GTの世界を初心者にも分かりやすく伝えていく。

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2018/4/15 O.A. ♯350「スーパーGT開幕戦岡山 GT500決勝!」

スーパーGT 2018シーズンがついに開幕!

レクサス ニッサン ホンダの新たな戦いが始まる。

中尾:2018 スーパーGT開幕戦がここ岡山国際サーキットで開催されます

 昨日予選は小雨が降る中でちょっと波乱がありましたけれど

渋谷:凄かったですね 順位はポールポジションを獲得したのが

 ケーヒンNSX 2番手がARTA NSXとホンダが1位2位を独占しているんですよ

 そして注目のバトン選手が乗るレイブリックNSXは5番手スタートなんですね

中尾:僕ら予想外しましたね

山本:僕らが外したというより 気温が下がったのでタイヤを外してます

中尾:ホンダ勢が気温に合ったタイヤを持って来てるんですね

山本:ホンダは柔らか目 レクサス勢は硬めのタイヤなので

 温まりが悪いみたいですね

中尾:飛鳥ちゃん今 決勝がスタートしますがどうですか?

渋谷:会場の熱気が凄いですよね

中尾:開幕戦ならではの 寒さも感じさせない緊張感が凄いですね

 チャンピオンを占ううえでも重要な一戦ですので

 GT500決勝 いよいよスタートです

ウェットコンディションで行われた予選から一転、

決勝はドライコンディションとなった。

ポールポジションのケーヒンNSX塚越広大は

塚越:ドライの予選Q1でも小暮さんが

 3番手でクリアしているので速さはあると思う

気温11度、路面温度は22度

想定外の寒さがドライバーを苦しめる

勝利をつかむのは誰なのか?

中尾:GT500クラス新たなシーズンがいよいよスタート!

ついにスタート。このスタートが、レースを大きく動かすことになる。

8位スタートのモチュールGTRロニーが

一気に2位まで駆け上がる。

中尾:スタート上手く決まったのはもちろんですけど

 順位を2番手まで上げているんで 松田選手も言っていたけど

 ミシュランも調子がいい感じがしますね

横浜タイヤを履くフォーラムGTRオリベイラは、4台を抜き3位浮上。

タイヤについてパートナーの高星明誠(みつのり)は。

高星:僕たちにも寒いのは良くないと思ったが

 他がもっと悪いという状況だったのでチャンスじゃないかと思っている

そして注目のバトンは?

山本:バトン選手は ちょっとポジションを落としてしまいましたね

 このあたりがスーパーGTのスタートの難しさだと思います

 スタンディングスタートとローリングスタートの違いがあり

 ここは経験だと思います

実はスタートの瞬間、わずかな混乱が起こっていた。

グリーンシグナル点灯直後。2番手以降が次々に減速。

これによりバトンも

スタートライン手前での追い越し違反を避けるため

減速を余儀なくされてしまったのだ。

中尾:それにつられて後続車は

 順位を落としたみたいです

逆に好スタートを決めたのは

9位 キーパーLC500キャシディ。

目の前のウェッズLC500、そしてレイブリックNSXに

1コーナーで一気に詰め寄ると、そのまま2コーナー出口で前にでた

ここでケーヒンNSX小暮卓史が

ファステストラップをマーク。後続を引き離しにかかる。

レース6周 6位のキーパーキャシディが

クラフトスポーツ本山哲をロックオン

バックストレートエンドのブレーキングで前に出る。

そして、GT500と300が絡み始める。

GT500はパワーが異なるGT300を抜きながら戦わなければならない。

この混走がスーパーGTの醍醐味だ

初参戦のローゼンクヴィストと

チャンピオン・キャシディによる4位争いが激化。

ローゼンクヴィストは、なんとかポジションを守った。

渋谷:ローゼンクヴィスト選手どういうドライバーなんでしょうか?

大嶋:全部初めての経験だと思うんですけど

 事前に色んな事話し合ったり ビデオも見て研究しているんで大丈夫だと思います

元F1ワールドチャンピオンバトンが

GT参戦22年目のベテラン立川祐路に迫る。

しかしバトンの背後には、GT500最年少ウェッズ山下健太が!

山本:今のは素晴らしいオーバーテイクでした

 完全に山下選手が隙をついた 素晴らしいブレーキングです

中尾:山下健太もGT500デビューですけど

 GT300の混走の経験をしているからそこでの力の差が出たんだと思います

レース15周 ワコーズ・ローゼンクヴィストが

最終コーナー出口でGT300に引っかかった。

これで加速が鈍ったワコーズを

キーパー・キャシディは見逃さなかった。

ストレートでサイドバイサイド そして1コーナーで一気に前に出た。

レース18周、トップケーヒンのペースが落ちてきた。

小暮(無線):とりあえず状況はタイヤ全然グリップしないです

 ピットインのタイミングは任せます

山本:序盤のNSXのペースに比べて 今中々後ろを離すことが出来ません

 この間に何と1号車が徐々にトップに追いついてきています

キャシディのパートナー平川亮は

渋谷:予想していたマシンに合ってきたという事でしょうか?

平川:気温も路面温度も上ってきてタイヤ性能が発動してきて

 凄いチャンスだと思います

スタート時11度だった気温は、16度まで上がっていた。

レース21周、ついにキーパー・キャシディが

3位フォーラム・オリベイラの背後についた。

ここでオリベイラはGT300につまり、

ストレートで思うように加速できない。

山本:ここでキャシディが1コーナーで抜いて行きました

 1発の速さはそんなに出てないのですが 確実に上がって来ています

中尾:来たね! 開幕戦 ホンダ 日産 レクサスと

 キーパーは予選Q1を突破できず 下位スタートから3番手

 今モチュールを捕えようとしてるんで これは面白くなって来ましたね

しかしトップ争いに、予想外の展開が待っていた

渋谷:フォーラムエンジニアリングGT-R スタート時のジャンプスタートによって

 ドライブスルーペナルティです

 4位走っていただけにこれは痛いです

フォーラム・オリベイラは 追い越し禁止のスタートライン手前で

ライバルの前に出てしまっていた。

さらに2位のモチュールGTRにも、悪夢が襲う。

中尾:23号車にもペナルティ出た

 ジャンプスタートでドライブスルー 流石にスタート速かったのかな

モチュールGTRは、一気に12位までポジションダウン。

表彰台が大きく遠のいてしまう。

トップを走るケーヒンNSX。

2位キーパーLC500を3秒離している。

しかしトップのケーヒンに異変が!

小暮(無線):リアがきつい ゴム付きがひどい

ゴム付きそれはピックアップという症状。

これを塚越は不安視していた。

塚越:ピックアップが起こる可能性は十分にある

 速ければ付かないと思うので速く走る事だけに集中して

 速ければ付かないので

しかし小暮のタイヤは、磨耗が進みグリップが低下、

速く走れない状態になっていた。

中尾:結構ケーヒンは滑っていますね

山本:タイヤなんですが 同じブリヂストンタイヤでも

 ホンダよりレクサスの方がタイヤは硬めのタイヤをチョイスしているので

 決勝になると硬めの方が良いペースではしれるようになります

レース36周。ケーヒン小暮に

絶好調のキーパー・キャシディが襲いかかる。

レースはまもなく折り返し。ピットインが近づく。

レース38周。ケーヒン小暮VSキーパー・キャシディ。

トップ争いがさらにヒートアップ。

山本:行きましたね これはギリギリですけど

 ペナルティではないですね 素晴らしいブレーキングだったと思います

その直後、トップと3秒差につける

ワコーズ・ローゼンクヴィストがピットイン

渋谷:3番手だった ワコーズLC500

 今ピットインしました

タイヤは4輪全てを交換。43秒で作業を完了。

2位ケーヒン小暮は、なんとかトップに食らいつきギャップは1秒。

そしてピット戦争が幕を開ける。

小暮(無線):ピット入ります

中尾:かなり接戦ですから ここでのピット作業が非常に重要になってきます

逆転勝利を塚越広大に託す。

タイヤはこちらも4輪交換。注目のピットタイムは?

中尾:41秒というタイムですね

 ワコーズが43秒でしたから 良いタイムですし

 コース上でもマージンが3秒あったので 問題ないと思います

ワコーズに大きな差をつけケーヒンがコースイン。

しかしその背後に迫る1台のマシンが!

なんと下位に沈んでいたはずのレイブリックNSX。なぜだ?

レイブリックNSXはすでにピットインを完了させ、

そこで、逆転に向けある作戦を決行していた。それは・・・!

ピット(無線):山本尚貴と相談したがタイヤ無交換で行く

バトン(無線):今ピックアップは取れた

ピット(無線):ピットイン ピットに戻って

タイヤ無交換でピット作業を短縮。

さらにタイヤのウォームアップによるタイムロスを省いていたのだ。

バトンは、タイヤを労わりながら37周を走りきっていた。

バトン:タイヤは内圧が上ってきてからコンディションが良くなった

 良い感じだね

レイブリック山本尚貴は、

冷えたタイヤでまだグリップが十分では無い

アウトラップのケーヒン塚越を、オーバーテイク。

中尾:走ってみて如何でした?

小暮:悔しかったですね 最後粘れるかと思ったんですけど

 タイヤがもたなかったですね

ケーヒンから4周遅れてトップのキーパーがピットイン。

平川亮にステアリングを託す

コース上では、2台のNSXが接近!

レイブリック山本VSケーヒン塚越。

そして注目のキーパーのピットタイムは!

渋谷:ケーヒンの方が41秒だったんですけど

 トップをキープする事が出来るのでしょうか?

 4本交換でピットタイム 45秒です

見事8台を抜いてきたキャシディしかしピットで逆転された

レース46周、ワコーズ大嶋和也が3位のキーパー平川亮を捉えた。

キーパーはピットアウトから2周目。

タイヤの温まりはまだ不十分。

大嶋は2コーナーで平川をパスし、表彰台圏内に入る

全車ピットを終え、トップを争うのは2台のホンダNSX。

ギャップは3秒。バトンは山本の走りを見守る。

バトン:初戦はとてもエキサイティングだった

 ベストとは言えないけど良い経験になったよ

 ピット戦略によって2位につけているし満足しているよ

そしてレース後半、予想外のドラマが待っていた

レイブリック山本に無線が入る。

ピット(無線):6号車は1分22秒5 あなたの方がコンマ3秒速いよ

山本(無線):みんな勝てるからチャンスはあるから前だけ見て

 後ろは大きく動いた時だけでいいから

ピット(無線):了解 宜しく

ケーヒンにトラブル発生か?

ピット(無線):広大タイヤ大丈夫?

塚越(無線):ちょっとフロントがゴム付きしてる感じ

中尾:これでレイブリック勝ったら凄いよ

 バトン デビューイヤー そして開幕戦 優勝って

 流石としか言えない そうなりそうですね

レース55周。3位争いが激化!GT300が絡むスリリングな展開。

ワコーズ大嶋VSキーパー平川。

仁義なきレクサス対決。

渋谷:大嶋選手がGT300と絡んでペースが落ちたところを

 平川選手が刺してオーバーテイクしました

 現在3位です

山本:残り26周 先ほどのキャシディ選手みたいに

 NSXを追い上げる事が出来るか注目です

チェッカーまで9周。

サーキットが騒然となった!

トップのケーヒンに緊急事態発生!

トップケーヒンNSXのフロントグリルに異変が!

原因はGT300との接触。

この時、300のリアディヒューザーの一部が

ケーヒンのグリルに刺さってしまったのだ。

トップ争いが急接近!

中尾:残り2ラップで300が前にいっぱいいて

 これは辛い

レイブリック山本は、無交換のタイヤとピックアップに苦しみながらも

ケーヒン塚越に食らいつく。勝つのはどっちだ?

スーパーGT新たなシーズンの開幕戦勝者はケーヒンNSX塚越広大、小暮卓史。

小暮:嬉しいっすね 久々だし 途中苦しい場面いっぱいあったのに

 乗り越えて簡単な優勝じゃなかったので本当に嬉しいです

塚越にとっては8年ぶり、小暮にとっては5年ぶりとなる

悲願の勝利となった。

そしてレイブリックNSXが2位に入り、

レクサス・キーパーLC500が3位に入った。

今週のレースクイーンは?

ケーヒンブルービューティー2018蒼怜奈です

チャームポイントは目です ケーヒンリアルレーシングの応援を

宜しくお願いします