SUPER GT +(スーパーGTプラス)

毎週日曜 夜11時30分~

 

国内最高峰のモータースポーツ・SUPER GTにスポットを当てその魅力や見どころを存分に伝えていく。 GT500、GT300の全戦レポートはもちろん、SUPER GTのスターや監督、メカニック、タイヤマンなどレースを支えるマエストロにも密着! SUPER GTの世界を初心者にも分かりやすく伝えていく。

バックナンバー

2017/6/18 O.A. ♯309「レクサスLC500公開インプレッション」

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勝者の影に、苦悩にみちた敗者の姿があった。

ポールスタートのレイブリックNSX、勝利をつかめず3位に終わった。

持てる力は全て出し切ったはず…

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SUPER GT第3戦九州 敗者のバラード。

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トップドライバーを目指す若者たちの戦いに完全密着!

チャンピオンを脅かす新たなライバルの登場。

高校生ドライバーがぶち当たった試練とは・・

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さらに、今大注目のニューモデル・レクサスLC500を徹底解剖。

サーキット走行で衝撃のポテンシャルが明らかとなった!

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中尾:今回の敗者のバラードはレイブリックNSX。

トップでスタートしましたが結果は3位に終わりました。

その敗因はなんだったんでしょうか?

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第3戦九州。

レイブリックNSXはコンマ6秒の大差をつけポールポジションを獲得。

チームは、マシンの速さに確かな手応えを感じていた。

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山本:2番手とのタイム差も一発だけを見るとかなりあるので結果はついてくると思う。

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しかし…迎えた決勝。

レイブリックは、同じホンダのケーヒンにポジションを奪われてしまう。 

結果は3位。

予選であれだけ速かったレイブリックは、なぜ敗れたのか?

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山本:正直悔しいです。

中尾:どのあたりが一番悔しいですか?

山本:まさかあのタイミングでセーフティカーが入るとは思わなかったので

ペースが落ちてから自分のペースを復活するのが難しくなってしまって

でもそれがレースですね。

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山本尚貴はスタート直後から猛烈な勢いで後続を引き離した。

その差は、なんと3周で6秒。

しかしレース5周で状況は一変する。

セーフティカー導入。

ここからある問題に苦しめられ徐々にペースが落ち始めた。

山本(無線):ピックアップ取れるのに3周くらいかかる。

取れちゃえばペースは悪くないと思う。

その問題とは「ピックアップ」。

タイヤにタイヤカスがつき、走りにくくなる症状。

これにより序盤の速さを取り戻すことができなくなっていたのだ。

ステアリングを受け取った伊沢拓也もこの症状に苦しめられた。

ポジションを守るべく、全力を尽くすも、マシンにその速さはなくなっていた。

ケーヒンにもピックアップはあった。

しかし、レイブリックの事態はより深刻だったのだ。

伊沢は自分を責めた。

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伊沢:ピックアップが平気な人がいるから俺がなんとかしなきゃいけない。

でも何をして良いかが分からない。

限りなく繊細な道具で戦うレーシングドライバー

彼らはこの悔しさを胸に、更なる飛躍を遂げるに違いない。

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中尾:ニューモデル公開インプレッションin富士スピードウェイ

サーキットのファンと共に盛り上がるニューモデル公開インプレッション!

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今回は話題のレクサスLC500をチャンピオン平手晃平とともに徹底チェック。

SUPER GT第2戦富士ではレクサスドライバーがこのLC500でサーキットに登場。

ファンの視線を釘付けにしていた。

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平手:どうですか?見た感じは。

ゆーびーむ:めっちゃカッコイイです。

中尾:俺も久しぶりにカッコイイと思った。

中尾も魅了されたカッコイイデザインが目を引くLC500。

エンジンはレクサスのハイパフォーマンスモデル。

5リッターV型8気筒をフロントに搭載。

10速のオートマチックトランスミッションと組み合わされ477馬力を発生。

もちろんハイブリッドモデルも用意されている。

値段はV8で1300万円。

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中尾:まずはエクステリアを見ていきたいと思います。

平手:見た感じがもうスポーツカーじゃないですか?

スポーツカーといえば低いルーフライン。

中尾:フロントから見たときにリアが盛り上がってるじゃないですか?

このラインが僕は絶妙にカッコイイと思う。

LC500の特徴は曲線を中心としたエクステリア。

フロントからルーフへと流れるしなやかな曲線。

そしてグラマラスなリアデザイン

気になるラゲッジルームの広さは?

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平手:意外と広いでしょ?ゴルフバッグは入りますよ。

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中尾:エンジンルーム見てみましょう。

これはV8ですよね?

平手:V8です。どうぞ。

中尾:やっぱりできるだけ後ろにつけているという印象ですね。

平手:できるだけ真ん中に重たいものを寄せることによって車の動きが良くなるので

エンジンもできるだけ後ろの方になっている。

中尾:やっぱりバランス良い車ですよ。

ではインテリアを見ていこう。

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中尾:やっぱり低いですね。

結構包まれている感があって、攻めたくなる感じですね。

ドライバー中心に操作系がレイアウトされた運転席。

一方助手席には、優しい配慮が

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平手:助手席に両側に持つところがあるんですよ。

普通の車は上にしかないですけど、上だと体支えられない。

中尾:エンジンかけちゃっていいですか?

ゆーびーむ:かっこよく見えてきました。

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平手:座ってみる?助手席に。中尾くんが迎えに来た体で。

ゆーびーむ:乗りやすい。

ドライブモードはエコ、コンフォート・スポーツSなど

状況に応じて計6段階に切り替え可能。

続いて後部座席をチェック。

平手がドライビングポジションを合わせ中尾が乗り込む。

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中尾:座ってみましょう。ひざ当たっちゃうかな。

スタイル重視。

ラグジュアリークーペに広いリアシートは必要ないようだ

 

中尾:これは2人で乗る車ですね。

平手:僕はこの車は大人のデートカーのイメージなんですよ。

デザイン、そして高い質感に中尾とゆーびーむは一目惚れ。

では肝心の走行性能はどうなのか?

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平手と山本左近が、富士スピードウェイで

そのポテンシャルを見極める。

GTプラスの真骨頂、

レーシングドライバーによるサーキットインプレッション スタート!

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左近:結構良い加速ですね。

平手:V8なんで。良い加速しますよ。

左近:サウンドが良いですね。

平手:とてもラグジュアリークーペとは思えない。

左近:日本のメーカーってクーペを作るのが下手だったりするけど。

ラグジュアリークーペでこの性能を作るのはレクサス本気ですよね。

高速コーナーの100R。

旋回性能を左右する空力や足回りが試される。

左近:ダウンフォースで曲がっていく時の安定感が半端ないですね。

アンダーステアかな?

平手:ちょっと車重が重たいのかな。

気持ち100Rはアンダーっぽくなっちゃいますね。

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左近:リアがしっかりしてるからトラクションが良さそうですね。

平手:オーバーステアが出なくて危なくはないので

どんな人でもそこそこプッシュは出来るかな。

ブレーキがすごく止まる。

左近:ダンロップのブリッジ手前くらいでここまで止まるって

市販車としてはあり得ないレベルのグリップ。

コーナリングが難しいところですけど、車はついてきますね。

今年LC500速いじゃないですか。

ベース車両の素が良いというコメントがあるけど、分かるね。

ストレートで250キロまで一気に加速

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左近:オートマチックの10速?

平手:10速ATですね。今は6速までしか入ってないですけど。

左近:250kmから1コーナーの150m手前でブレーキングして

時速80kmまで落ちるって結構すごいですね。

GT500のLC500乗っていても相当楽しいんじゃないですか?

平手:楽しいですね、フィーリングが似ているんですよね。

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レクサスLC500は

ハイレベルなサーキット走行が可能。

ラグジュアリークーペとは思えない実力を秘めていた。

GTプラスは次回LC500をさらに深掘り。

V8とハイブリッド、二つのモデルをロードインプレッションしていく。

そちらもお楽しみに。

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中尾:若手ドライバーの登竜門と言われているFIA-F4選手権。

今シーズンもGTプラスは夢を追う若者を追いかけていきたいと思います。

ゆーびーむ:このF4なんですけれども、

人生をかけたレースというのが魅力じゃないですか?

SUPER GT第2戦でGT300の坪井翔選手が勝ちました。

彼もこのF4でチャンピオンになってなりあがったんです。

中尾:よく分かってるじゃないですか。

ゆーびーむ:分かってますよ私は。

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全車共通のシャシー、エンジン、タイヤを使いドライビングスキルを競い合う

FIA-F4ジャパニーズチャンピオンシップ。

シリーズ全14戦がSUPER GTと併催され、

ここで速さを見せればトップドライバーへの道が開かれる。

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今シーズンを引っ張るのは昨年カート時代からのライバル阪口晴南を破り

チャンピオンを手にしたFTRSスカラシップF4・宮田莉朋17歳。

宮田:今は阪口選手もステップアップしてF3で僕も一緒に戦っていますけど

彼らに勝ってチャンピオンになっているので

今年参加してきたドライバーに負けてしまうと昨年のレベルが低いという意味になる

莉朋は直近の富士ラウンド、第3戦と第4戦で2連勝!

絶対王者ともいえる強さを見せている。

しかし今季、莉朋には新たなライバルが出現した。

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実況:宮田莉朋に並んだ笹原右京、トップ入れ替わります。

開幕戦岡山で、ポールスタートの莉朋を仕留め

FIA-F4デビューウィンを飾った笹原右京。

欧州の入門カテゴリーであるフォーミュラ・ルノーで武者修行を終え

凱旋帰国してきたホンダ期待の21歳。

笹原:チャンピオンという目標を持って戦っていこうという強い気持ちで挑んでいます。

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さらに17歳のスーパー高校生、角田裕毅にも注目だ。

角田は第2戦で莉朋と笹原を抑えトップチェッカー。 

なんと最年少優勝記録を更新した逸材。

角田:他の人の方が年上というのは慣れているのでそこに対して違和感は無いですね。

若武者たちの激闘を追った。

5月20日、九州オートポリスで行われたFIA-F4第5戦。

予選の結果、ポールポジションは笹原右京。

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ゆーびーむ:ご自身の強みはどこですか?

笹原:タイヤが冷えている最初の数周や、

バトルでの強さは比較的強い方だと思っています。

2番手スタートは笹原と同じホンダの角田裕毅。

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ゆーびーむ:ご自身の強みって何ですか?

角田:カートを4歳からやっているということでドライビングやバトルの経験も豊富なので

バトルになった時は負けない自身があります。

そして決勝。

トヨタの宮田莉朋は4番手スタート。

莉朋を指導するのは初音ミクAMG片岡龍也

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片岡:一発のタイムは負けていたんですけどアベレージのタイムは結構良かったので

前にさえ出られれば逃げられると思うんですけど、

そのためにはスタートを決めないといけないですね。苦手なスタートを。

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実況:FIA-F4ジャパニーズチャンピオンシップ第5戦。スタートが切られました。

なんと角田がスタートをまさかの失敗。12位まで一気にポジションを落としてしまう。

莉朋はポジションアップ

レース5周、莉朋がトップ2台に離されてしまう。

一体どうした!

片岡:タイヤへの攻撃性の強い弱いによって

タイヤの温まりが良い分タレてしまう選手もいる。

宮田選手はじっくり温まってくるタイプなので後半には強いんですけど

最初の1周目とかアグレッシブさが欲しい時に難しさが出てしまう。

莉朋の課題は、タイヤを温めるのに時間がかかってしまうこと。

これが後方の追い上げを招き、ディフェンスを繰り返すことでペースも乱れてしまう。

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残り4周、2位の大湯都史樹がペースダウン。

序盤のプッシュがひびき、タイヤが悲鳴を上げてきたようだ。

ここで莉朋が大湯に接近。チャンス到来。

中尾:捕まえてからが難しいんですね。

片岡:難しい、このコースは後半がカーブの連続じゃないですか。

どうしても前に車がつくとダウンフォースが抜けるので

ある程度近づいたところからペースが下がっちゃう。

瞬間的に捕まえて一撃で行かないと抜けない。

後半はコーナーが連続するうえ、上り勾配。

前に付き、ダウンフォースが抜けるとペースが落ちオーバーテイクが難しくなる。

果たして莉朋、前に出られるのか?

レースはファイナルラップ

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実況:トップは笹原右京、今シーズン2勝目です!

そして莉朋は・・・大湯を仕留めることができなかった。

勝者はHFDP SRS コチラレーシング笹原右京。

ランキングでも莉朋を逆転。

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ゆーびーむ:完璧なポールtoウィンおめでとうございます。

笹原:ありがとうございます。

本当にタイヤに厳しいコースなのでしっかりマネージメントしていこうと思って

結果うまく出来たと思うので、良いレースだと思います。

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中尾:第5戦振り返ってみていかがでした?

宮田:序盤が車のバランスがオーバーステアな感じだった。

明日に向けてのバランスは分かったので

序盤にタイヤに攻撃を与えられるバランスにする。

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角田は8位。スタートの失敗が響いた。

そして翌日、それぞれが課題を持って第6戦に挑んだ。

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4番手の角田、この日はスタートに成功。

さらに2番手莉朋のブロックで行き場をなくした笹原を捉え3位浮上。

莉朋も課題を修正。トップの大湯に食らいつく。

するとレース終盤、トップ大湯がなんとペースダウン。

サーキットにまさかのドラマが待っていた。

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残すは1周のみ。莉朋が勝負に出る。

宮田莉朋vs大湯都史樹。

優勝をかけたトップ争い!

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実況:差はほとんどない、大湯ピンチ、宮田はチャンス到来。

大湯がディフェンシブなライン、宮田莉朋並びかけていく!

あー、宮田コースアウト!

片岡:宮田はアウトに振るタイミングが早かった。

前の車にアウトに寄る時間を与えてしまった。

もう少し粘っておいてアウトに振れば相手のラインをもう潰せたんですけど、

そういう意味では経験不足のところが出ちゃったかなと思います。

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FIA-F4第6戦を制したのはHFDP SRS コチラレーシング大湯都史樹。

角田は2位、笹原は3位に入った。

莉朋は男気を見せ勝負を仕掛けたが、コースアウト。4位でレースを終えた。

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中尾:あの勝負についてはどう見てますか?

宮田:チャンスがあるんだったらファイナルラップだったし

そのまま終わっても自分には得るものはない。

次に向けての課題になったので後悔はしてないです。

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SUPER GT第6戦鈴鹿にジェンソン・バトンが参戦決定。

エントリーはモチュールNSXの第3ドライバー。

F1ワールドチャンピオンはすでにテストを終え順調な仕上がりを見せている

どんなレースを見せてくれるのか?

さらに!

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元F1ドライバー小林可夢偉も、ウェッズLC500から参戦

今年の鈴鹿は熱くなりそうだ。

【今週のレースクイーン】

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陸野眞子:チーム無限ADVANギャルの陸野眞子です。

私のチャームポイントは肌が白い事です。

チーム無限の応援よろしくお願いします。

彼女に会いにサーキットへ行こう!