SUPER GT +(スーパーGTプラス) | バックナンバー:テレビ東京

SUPER GT +(スーパーGTプラス)

毎週日曜 夜11時30分~

 

国内最高峰のモータースポーツ・SUPER GTにスポットを当てその魅力や見どころを存分に伝えていく。 GT500、GT300の全戦レポートはもちろん、SUPER GTのスターや監督、メカニック、タイヤマンなどレースを支えるマエストロにも密着! SUPER GTの世界を初心者にも分かりやすく伝えていく。

バックナンバー

2018/8/12 O.A. ♯366「第5戦 富士 500マイル決勝!」

中尾:スーパーGT 第5戦富士 800キロのロングレースがいよいよ始まります

 ポールポジションのロニーさん 勝負の分かれ目どのようになってきますか?

ロニー:かなり路面温度が上って来て 正直タイヤがギリギリなんです

決勝前日優勝候補の一角、ゼントLC500が

練習走行中にクラッシュ。原因はブレーキのトラブル。

しかしこれは壮絶なドラマの序章に過ぎなかった。

スーパーGT第5戦富士。

800キロ、5時間にも及ぶロングレースは、波乱の連続。

絶叫、悲鳴、そしてまさかの結末。

限界ギリギリのサバイバルがついに幕を開けた!

渋谷:辛いですね 見てて

富士スピードウェイには、昨年を超える6万人もの観衆が詰めかけ、

スタートの瞬間を待っていた

中尾:富士の1コーナーはね

山本:いきなりフルブレーキポイントなんで

渋谷:モチュールGT-Rがトップを守り切っています

 ただ後ろがすぐ続いているので ちょっと油断ならない状況ですね

つづいてGT300クラスがスタート。

スーパーGTはGT500と300、パワーの異なるマシンが混走するレース。

よってスリリングなバトルが多発する。

2番手ARTA BMWM6の加速に注目。

山本:スタートからの加速が全然違いますね

中尾:こんなことあります?

ARTA BMW土屋圭市は、作戦についてこう語っていた。

土屋:2回は、タイヤ無交換でくると思うので

 1スティントで10秒以上離さないと勝ち目はないでしょ

177周で争うこのレースは、

最低4回のピットインが義務付けられている。

このいずれかのピットでホッピー86は、タイヤ無交換を狙っている。

軽量な86はタイヤへの負担が少なく

無交換によるピット時間の短縮が可能なのだ。

一方ARTAは4輪を交換するためピット時間がかかる

コース上で86を引き離したいのだ

山本:1コーナーでARTA BMW トップに出ましたね

GT500は2位のフォーラムGTRをエーユーLC500が追う展開。

山本:レーススタート時 気温34度 路面温度47度 かなり暑いコンディションなので

 レクサス勢にとっての一番のライバルは実は自分たちのブレーキだったり

 するんですよね  今までは300キロのレースだったんですが

 800キロは未知なる領域なので

富士スピードウェイは、強いブレーキングポイントが多い。

しかもロングレース、ブレーキの耐久性が勝負のカギを握る。

特にレクサスは、日産・ホンダより熱が逃げにくい構造のため

ブレーキへの負担を不安視している。

関口:温度が一番の敵らしいので

 なるべくスリップにつかないようにしたり

 ブレーキングで温度が上がらないようにしたり出来る事は

 やっていこうと思っています

レース22周。

関口は、不安を抱えながらも、攻撃的な走りを見せる。

中尾:関口選手あぶないよ

実況:2番手入れ替わりました

次の標的は、トップのモチュールGTR。

ピット(無線):6.5秒先 23号車 タイヤはどうかな?

関口(無線):2周位前からタイヤきつくなってきたけど

 周りも落ちてきた感じがします 周りのタイムが見えない

ピット(無線):今12号車と同じ位のタイムで走っている

後方でカルソニックGTRが熱い追い上げをみせていた。

フォーラムに急接近。GTR同士の3位争いが勃発。

両監督が熱い視線を送る。

実況:最終パナソニックコーナーで 12号車カルソニック インパルGT-R

 が3番手浮上

レース30周、6秒あったモチュールとエーユーの差が一気に縮まった。

モチュール・ロニー、どうした!

ロニー(無線):フロントタイヤ すごいキツイ

フロントタイヤがグリップダウン。

関口が、ついにトップのモチュールを捕まえた。

中尾:これ入るかな  あっ危ない!

接触寸前!さすがイケイケ。

渋谷:モチュールGT-Rピットインです

 後ろにエーユー関口選手迫っていたんで このピットタイムを縮めて

 差をまた広げたい所です

完璧なピットワークだ。これは速い!

渋谷:ピットタイム 44秒です

31周でピットに戻ったロニーは!?

渋谷:かなりタイヤ的にきつくて 予想より2~3周早く戻って来た

このレースは、最低4回のドライバー交代が必要。

1回目のピットが早かったモチュールは、このあとドライバーの割り当て周回数が多くなる

この負担が終盤に重くのしかかる

一方エーユーは36周まで引っ張りピットイン。

ターゲットタイムはモチュールの44秒 だがその時!

中尾:ちょっとかかってますね  遅すぎません もったいないよ

すぐさま中嶋一貴に無線が入る。

ピット(無線):ごめんね 今4番手 トップから12秒位

中嶋(無線):大丈夫です

山本:大丈夫ですって中嶋選手言っていますからね

中尾:すごい 俺だったら絶対言えないっす カッコ良すぎる 世界の中嶋

GT300クラスも動き始めたトップのARTA高木真一は、

後続に15秒の差をつけ31周でピットイン。

タイヤは4輪交換。ピットタイムは・・・47秒。

タイヤ無交換を狙うホッピーはどう動くのか?

渋谷:25号車ホッピー86ここでピットインです

 右側2輪だけ交換しています

 13秒速く ホッピー86が出ていますので だいぶピットで

 縮めていますね

前に出たのは・・・ARTA BMW、土屋の狙い通りの展開となった。

34周を走りきったホッピー86坪井翔は

坪井:ギリギリまで無交換で行けるか行けないか見極めていたんですけど

 厳しそうだったんで右だけ換えてコースの中を速くした方がいいと

 切り替えました

GT500クラスはトップのモチュールGTRを

カルソニックGTRが追う展開。

ここでカルソニック・マーデンボローが

モチュール松田次生に襲いかかる。しかし!

実況:モチュールGT-R 松田 300を間に入れた

松田の巧妙な策に陥ったマーデンボロー。

GT300に詰まり、行き場を失ってしまった。

その時カルソニック星野監督は?

山本:監督怖い

次はストレート勝負!ウェイトハンディが軽いカルソニックのスピードが伸びる。

山本:ここの1コーナー注目ですよ

 今までで一番上手くついている感じがしますよ

 松田選手もかなりブロックライン通ってますからね 分かってますね

中尾:あーあー  カルソニック前に出ましたね

渋谷:トップに立っているカルソニックなんですけど

 ストレートスピードがななんと307キロ

渋谷:同じGT-Rの23号車と比べてかなり調子が良さそうですね

佐々木:そうですね 最後はエーユーとの勝負になると思うんで

 そこだけを意識してレースしたいと思います

そんなエーユー中嶋は12秒あったモチュールとの差を6秒まで縮めてきた。

フォーラムGTRは、先ほどパートナーの関口が仕留めている相手。 

山本:ピッタリ スリップに入って インに入って おー

 ギリギリでしたね

 ブレーキング奇麗でしたね 1コーナーへの

 しっかりインに飛び込んで行って しっかり止まりきりましたね

レース63周。エーユー中嶋は、ついにモチュール松田を捕まえた。

中嶋は最終コーナーでモチュール松田の背後にピタリとつけ、

1コーナーでのオーバーテイクを狙う。

ここで前を走る松田から悲痛な無線が入る。

松田(無線):これダメだから行かせるよ これ無理抑えるの

タイヤの限界が近づいていた。

松田はたまらずピットイン。ここから巻き返しなるか?

松田:とにかく気温が下がることが大事

スタートから2時間。未だ温度は下がらず、灼熱の状態。

モチュールのピットインから7周後。エーユーがピットイン。

モチュールのピットタイムは48秒だったが、はたして?

山本:ちょっと時間がかかってますね 大丈夫かな

注目は先ほどミスした、右リアタイヤの交換。

中尾:あーまた右リアが・・何やっているんだよ

またしてもピット作業で差がついてしまった。

エーユーに何が起こっていたのか?

伊藤:1回目の時に失敗して その影響があると嫌なので

 ナットの交換を時間かかってもいいから 2回目にしようとしてたんですけど

 それが全然上手くいかなくて時間がかかった

中尾:きついですよ、毎回15秒遅いんですから

しかし!エーユー関口はピットアウトから22周でモチュールGTRに追いついた。

路面温度は依然高くモチュールにとって苦しい状況は変わっていない。

ロニー:やばい タイヤやばい フロント

ロニーは曲がるのも、止まるのも難しい状態のマシンに苦しんでいた。

暴れるマシンを必死にコントロールする

実況:2位が入れ替わった

山本:関口選手はオーバーテイクする時安定していますね

2位に上がったエーユー注目の3回目のピット。

ここはミスなく完了、逆転勝利に望みをつなぐ。

関口:ミスばっかりはしょうがないので みんな精一杯やっている結果なので

 でもマシンは調子が良いので

山本:あとはギャップが17秒あるので これからどれだけ詰められるかですね

ここまで完璧な走りでトップを快走してきたカルソニック佐々木大樹は?

佐々木:ここからブレーキも厳しくなってくるので

 ミスなくいけば だいぶマージンもあるので落ち着いていこうと思います

GT300クラスは、ARTA BMWが2位を40秒引き離す

完璧なレースを見せていた。

2位はホッピー86。そのすぐ後ろに初音ミクAMGが続いている。

そして! 初音ミク片岡龍也がホッピー86近藤翼をロックオン。

前を走るホッピーは2回目のピットで左側2輪だけを交換している。

山本:コーナリング見てると片側タイヤ交換は有利じゃなさそうですね

GT500はトップのカルソニックをエーユーが追う展開

カルソニックが先に最後のピットを完了。

そしてエーユーも最後のピットイン。と、その時だった!

実況:12号車がおかしい

山本:何?何? いきなり

ピット(無線):大樹なんかアラームは出てないの?

佐々木(無線):アラームは出ていない

渋谷:え? カルソニックがスローダウン そしてエーユーがピットアウト

 どうなっちゃうの?

カルソニック、トップから陥落。原因は吸気系のトラブルだった。

渋谷:サバイバルの過酷さが出た感じがします

 辛いですね 見てて

だがサバイバルはまだ終わりではない。トップのエーユーを追うのは

同じレクサスのキーパーLC500。その差は3秒。

ここでエーユー関口に恐れていた事態が起こる。

関口(無線):ブレーキ労わっていくんで 毎週後ろとの差を教えて下さい

ピット(無線):了解

ブレーキは持つのか? パートナーの中嶋一貴は?

スタッフ:ブレーキはセーブして走ってた?

中嶋:そんな余裕はなかったので 最後まで持って欲しいとと思っています

トップのエーユーにキーパーが迫る!

キーパー・キャシディはGT300につまったが、ペースはキャシディの方がいい。

チェッカーまではまだ7周!キャシディが関口にプレッシャーをかけていく。

中尾:結構くるなー キャシディ来ますね

スーパーGT第5戦富士の勝者は、レクサスエーユーLC500中嶋一貴、関口雄飛。

サバイバルを勝ちきる強さを見せた。

GT300クラスはARTA BMW

高木真一、ショーンウォーキンショーが

2位以下を周回遅れにする完璧なレースで、勝利を挙げた。

高木:ここで勝たないと チャンピオン争いに絡めないと思ったんで

 大事に行きました