SUPER GT +(スーパーGTプラス)

毎週日曜 夜11時30分~

 

国内最高峰のモータースポーツ・SUPER GTにスポットを当てその魅力や見どころを存分に伝えていく。 GT500、GT300の全戦レポートはもちろん、SUPER GTのスターや監督、メカニック、タイヤマンなどレースを支えるマエストロにも密着! SUPER GTの世界を初心者にも分かりやすく伝えていく。

バックナンバー

2017/1/8 O.A. ♯287
「メーカー対抗猛レースSUPER GTオールスターカートグランプリ2017」

*

2017シーズンの開幕に先駆け
スーパーGTトップドライバーによる熱き戦いが幕をあける。

*

中尾:メーカー対抗猛レースSUPER GTオールスターカートグランプリ2017!
   明けましておめでとうございます。
   今年もSUPER GTプラスをよろしくお願いします。
   今回は第2回を数える新春特別企画
   レクサス、ニッサン、ホンダを代表するトップドライバーたちが、
   メーカーの看板を背負い、カートで最速の称号を争います。

レクサス・ニッサン・ホンダが最速の栄冠をかけて争う新春特別企画
「メーカー対抗カートグランプリ」

今年もメーカーのプライドを胸に男たちがサーキットに集まった。

中尾:では早速、豪華なドライバーを紹介しましょう。

*

レクサス・トヨタからはデンソーRC F平手晃平、

*

ヴィバック86松井孝允のチャンピオン二人が参戦。

*

ニッサンからは史上最多4度のチャンピオン
モチュールGT-Rロニー・クインタレッリが参戦。
昨年ロニーは中尾に敗北を喫し、リベンジを狙ってやってきた。

*

ロニーのパートナーは近藤真彦監督の信頼も厚いフォーラムGT-R柳田真孝。

*

ホンダからはケーヒンNSX 弾丸ボーイ塚越広大と

*

ホンダのエース レイブリックNSX山本尚貴のコンビ。

*

岩﨑:そしてGTプラスからは中尾明慶選手と山本左近選手です。

そしてスーパーGTのサーキット実況でもお馴染みのピエール北川が
今回のレースの実況を担当。

*

新年にふさわしい、豪華なドライバー陣による熱き戦い。

チャンピオンチーム、レクサス・トヨタがカートでもその速さを見せるのか?
苦杯をなめたニッサンとホンダが、リベンジに向け逆襲の狼煙を上げるのか?
そして因縁のライバル、中尾とロニーが今年も激しい火花をちらす。

*

戦いの舞台は塚越がオーナーを務める「フォーミュランド・ラー飯能」。
レーシングドライバーを目指す子供から趣味で楽しむ大人まで、
誰もが楽しめるレンタルカートコース。

*

まずは決勝グリッドを決めるためスーパーラップ方式で予選を行う。
アタックの順番は公平にじゃんけん。

路面はちょい濡れ、コンディションはあまり良くない。
そのためじゃんけんに負けた平手・松井のコンビが最初のアタックとなった。

各チームのドライバーが連続で走り、速い方のタイムを採用。
アタックはもちろん一発勝負。

ピエール:メーカー対抗猛レースSUPER GTオールスターカートグランプリ2017
     オフシーズン特別企画
     ヴィバック86松井孝允からタイムアタックに入っていきます。

*

ピエール:まだ午前中から降っていた雨の影響か少し路面が濡れている。
     これは滑ってタイムが出にくい状況か?
     ここまで大きなミスはなく戻ってまいりました。
     タイムは34秒894

松井:意外とタイヤ温まらないです。

*

続く平手は、王者の余裕なのか練習走行を一度も行っていない。

平手:大丈夫 走らなくても。

この予選はチーム戦のため、タイヤが温まった状態で走る二人目のタイムが重要となる。
はたして平手のタイムは?

ピエール:あーっと!やってしまったー!

*

なんといきなりスピン。
次の周でアタックに入るも平手のタイムは、松井と変わらなかった。

平手:コースが分からなくて・・・

続くニッサンは柳田が十分に温めたタイヤでロニーがアタック。

*

ピエール:ロニーが体を小さくして戦闘態勢!
     さぁイタリアのカート小僧がタイムアタックに入りました。
     かつては世界選手権などトップクラスのカートでも有名な選手でした。
     カートでは誰にも負けたくないというライバル心をむき出しに2年連続の出場。
     この舞台でトップタイムをたたきだすんでしょうか?
     タイムはどうだ!
     トップだ!33秒台!33秒954。

ロニー:タイム出た!姿勢がよかったね!

*

ピエール:続いてはレイブリックNSX山本尚貴。
     実は練習走行でトップタイムを出していた。
     高校時代カートではヨーロッパのワークスチームでトップドライバーとして参戦
     していた実力派ドライバーです。
     2017年シーズン最初のカートレース、タイムはどうだ!?
     トップだ!奥さんの狩野恵里アナも万々歳!
     33秒761はダントツのトップタイム!

*

中尾:左近さんに俺がどういうパスを出せるかが重要になってくるよね

ピエール:中尾かなり肩に力が入っている!

中尾のタイムは35秒478。
やはり冷えたタイヤではタイムが伸びなかったようだ。

中尾:すごく滑るんですね、タイヤが冷えているから。

ロニー:濡れた路面のコーナーはクリッピングポイントにつけなかったけど、
    そこ以外は素晴らしい走りだった。

*

最後のアタックは山本左近。
F1ドライバーにまで上り詰めたレース人生も、このカートが原点。
ホンダ山本のタイムを超え、ポール獲得なるか!?

ピエール:山本左近がタイムアタックに入っていきました。
     体をコンパクトにして少しでも重心を低くしている。
     初めて走るコースとは思えない見事なステアリング。
     解説者ですから、他のドライバーたちにいつも大きな事を言っているわけですか
     らまともに走らないわけにはいきません。
     注目のタイムはどうだ!
     34秒171

*

予選の結果、チャンピオンレクサス・トヨタチームは最後尾からのスタート。
決勝でチャンピオンの面目を晴らすことはできるのか。

中尾:さぁメーカー対抗猛レースSUPER GTオールスターカートグランプリ決勝です!
岩﨑:最速タイムを叩き出したのは、ホンダ山本選手です。
   ポール獲得おめでとうございます。
   決勝に向けての意気込みを聞かせて下さい
山本:2017年、幸先の良いスタートが切れたので決勝も逃げ切りたいなと思います。

ピエール:決勝は20周です。
     10周走り終えた時点でドライバー交代となり、2人目が残りの10周走ります。
     単純に見えるんですが今回は、
     GTプラスの秘密兵器の岩﨑さんがコースに入ってきます。

中尾:余計なことすんなよ!

*

岩崎は障害物的存在。
ドライバーたちは、岩﨑カートを抜かしながら戦わなければならない。
しかもいつコースインするかは知らされていない。

決勝は20周で行われ、10周でドライバー交代。
選手たちは練習に余念がない。

ポールスタートはホンダ塚越、
2番手にニッサン柳田、3番手GTプラス左近、
そして、レクサス・トヨタの松井と続く。

*

ピエール:いよいよ決勝レースがスタートします。
    ポールの塚越が良いスタート。
    3番手からスタートした山本左近が良いスタートを切った。

なんと左近がロケットスタートを決め2位へ!
そのまま塚越に競り勝ち一気にトップに踊り出る。
F1ドライバーの勝負魂に火がついたようだ。

ピエール:ここはやっぱりかつてF1で取った杵柄ですよね。

レース3周。
塚越が現役ドライバーの意地を見せ、左近に勝負を仕掛ける。

*

ピエール:塚越、ヘアピンの飛び込みでインを取りました。
     山本左近をとらえましてホンダチームがトップ!

左近が縁石に乗りながら強引にインを差した。
このバトルでリズムを乱した塚越の背後に柳田が迫る。
一瞬たりとも気が抜けない熱き攻防戦。

*

ピエール:不気味にトップ2を狙っているのが柳田真孝、
     クロスラインで塚越をとらえました!

ニッサン柳田が2位に上がりGTプラスチームとのトップ争いに発展。

因縁のライバル中尾とロニーがドライバー交代を前に早くも火花を散らす

中尾:ロニーブロックを見せますよ。
ロニー:アウトラップで勝負かけるよ!

トップで中尾につなぎたい左近。
一触即発のバトルに緊張感が高まる。

とその時。

*

ピエール:あーっと4台がもつれ合いながら接触!

なんと左近に柳田が突っ込み二人もろとも失速。
このアクシデントで全車団子状態に。

*

そしてここで岩﨑カートがコースイン。
この爆弾娘がレースに波乱を起こす。

ホンダ塚越がトップで山本にドライバーチェンジ。
GTプラス中尾そしてニッサンロニー、レクサス平手と続く。その差はほとんど無い。
しかしコースにはあの爆弾娘が!

シーズンさながら、猛烈な追い上げに岩﨑が思わず…!

ピエール:あー、秘密兵器スピン、秘密兵器岩﨑がスピンしております。
     大丈夫でしょうか?

岩﨑まさかの単独スピン。
さらにコーンを巻き込み超低速走行

そこに4台が団子になって急接近、レースの行方は?

*

ここで中尾とロニーのバトルが勃発。
目の前の岩﨑はなんとコースのど真ん中。

ピエール:後ろからズバズバと追い抜かれていく。
     今、中尾明慶選手がぶつかった。

中尾を捉えたロニーは岩﨑カートのイン側へ。
対する中尾はアウト側から岩﨑をオーバーテイク。
この判断が勝負の明暗を分けた。

岩﨑と接触した中尾は、ロニーに競り負けポジションダウン。

トップ争いの2台がバトルでペースを落とす中
3位の中尾が再びペースを上げその差を詰める。
そして!

*

ニッサンロニーとホンダ山本をダブルロックオン。

ピエール:3ワイドからバックストレートエンドで中尾明慶が先頭に踊り出るか!
     ニッサンロニーが、2番手ホンダ山本尚貴が3番手に下がります。

*

超スロー走行の岩﨑に、トップの中尾以下4台が接近。
緊張感は極限状態!

ピエール:秘密兵器だ!秘密兵器の岩﨑名美が良い仕事をしている。
     中尾明慶がこれに乗じてトップのリードを広げます。
     さすが秘密兵器。
     さらに1番が似合う男平手晃平が2番手に上がってきまして、
     チャンピオンの実力を中尾明慶選手に見せつけようというところでしょうか?
     ヘアピン、平手晃平が突っ込んだ!しかし中尾が抑えた!

中尾のインを差した平手だったが縁石に乗りすぎてしまった。
さらにロニーと交錯。
この一瞬の隙をついてホンダ山本が前に出た。

*

ピエール:ロニー・クインタレッリ選手、遊びではない!
     カートとなりますと完全に本気です!
     一人だけわき腹にプロテクターを着けているのはここだけの話。
     なぜか他のドライバーと違って
     マジでカート用のプロテクターを着けて走っております。

再び2位に浮上したロニーがトップの中尾を狙う。因縁再び。

ロニーがトップの中尾をロックオン。

ピエール:カートで三つ巴ならぬ四つ巴での真剣勝負が続いております。
     おぉっと中尾明慶選手がどうした!?

*

中尾、ロニーにオーバーテイクされ、焦りが出たのか、大事なところでオーバーラン。
これは痛すぎるミス。

左近:あぁー!痛恨のミス!

これでトップに立ったロニーだがその後チャンピオン平手に抜かれ現在2位。
そしてレースはついにファイナルラップを迎える。

ピエール:先頭はチャンピオン平手、あぁっと岩﨑名美両サイドからぶち抜かれる!

岩﨑をうまく使い平手をぶち抜いたロニー。
ファイナルラップで再びトップに浮上。
チェッカーは目の前。しかしさらなるドラマが!

*

なんと最終コーナー手前で縁石に乗りすぎてしまった。
これでロニーは失速!

*

最後の最後で優勝は平手のものに。

岩﨑:優勝はチームレクサス・トヨタの皆さんです。おめでとうございます!

*

ロニー:ちょっとやりすぎじゃないの!?今シーズンも!
平手:いやいや、ロニーさんのプッシュ半端ない!!
中尾:岩﨑 本当に話があるから!
一同:一番影響受けてたね!
中尾:めっちゃ怖いんですよ!