すけっち

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2017

1月13日 #142 『介護・介助
体験授業』 


八王子市立陶鎔(とうよう)小学校では、同じ町内にある高齢者施設と協同して、「介護・介助体験授業」を行なっている。高齢者と接する機会が少ない子どもたちに対し、高齢者福祉への理解を深め、高齢化が加速する将来に向けての社会意識形成を目指す。

5年生が訪れたのは、養護老人ホーム「竹の里」。事前に、“しりとり”や“あやとり”など、お年寄りと一緒に楽しめる遊びを考えてきた。“しりとり”では、耳が遠い人のために、[□だから、□からはじまることばを言ってね]と書いた紙を用意。“あやとり”では、お年寄りの指に紐をかけてあげるなど、お互いの距離を縮めていく。
「竹の里」相談員・見寶惇さんは、「近くの施設にこんなに高齢者が住んでいることを知って、子どもたちがここに遊びに来る環境ができれば」と話し、ある男子は、「ゴツゴツしていて、僕も大人になったらこんな感じになるんだな」とお年寄りの手を擦る。

4年生が訪れたのは、特別養護老人ホーム「小松原園」。ホーム職員と学校の教員は、認知症高齢者の様子を寸劇で紹介し、認知症によって引き起こされる問題と、どうすれば問題を解決し高齢者をサポートできるかを伝え、児童は、目隠しをしての食事介助体験や、介護車両リフトや車いすの乗車体験などを通して、介護の仕事の多様性や大切さを感じ取っていく。

子どもたちは言う。「認知症になると、物の名前や家族を忘れちゃう。怒って言うんじゃなくて、やさしく声をかけてあげたらいい」「お世話をしている人は大変そう。でもそれを参考にして、自分のおばあちゃんもそうなったら、がんばってみようと思った」。