すけっち

過去の放送

2017

1月20日 #143 『中野区
ハイティーン会議』 


子どもの意見表明権を尊重する取り組み「中野区ハイティーン会議」。中学生・高校生が日々の生活の中で気になっていること、疑問に思うことの中からテーマを設定し、話し合い、意見を深め、報告発表会を行う。
 ファシリテーターの工学院大学・安部芳絵准教授は、「大人が正解を持っていて、それを子どもに一方的に教えるのでは、次の世代が今の世代を乗り越えられないと思う。問いを設定して、答えを見つけ出すまで、粘り強く向き合って行く必要がある」と話す。

1年をかけて行われる「ハイティーン会議」。14年目となる2016年のテーマは、“貿易が果たす役割”と“理想の町づくりとは”のふたつ。参加した高校生は、「大きくなって、社会で活躍する人になるには、今の社会のことを知る必要がある」「話すうちに、自分ってこう思っているんだって、どんどん関心が持てるようになって」などと話す。

貿易について考える中、石油に代わる新エネルギーが話題に上り、疑問を調べるために、関係機関に取材にも出かけた。そして、区民との交流会を開き、中間報告を行ない、「介護」「交通」「環境」「教育」「地元愛」といった項目別にグループを作って話し合い、様々な世代の意見を汲み上げる。

高校生は言う、「発信しなければアクションがないので、自分が持っている知識を最大限活かして、話していかなければいけない」「自分たちもどういう意見を持ったらいいか分かっていない状況だと思う。調べて、色んな意見を聞いて、きちんと自分の意見を持って、社会に出ることが大切だと思った」。