すけっち

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2017

1月27日 #144 『商店街を元気に
蒲田女子高校・
キャリア教育』 


東京・大田区にある蒲田女子高等学校では、3年前からキャリア教育の一環として、2年生が地元商店街の活性化を目指して、イベントを企画・運営する取り組みが行なわれている。今回は、ハロウィンイベントの提案。生徒たちは、人を動かすことの難しさや、やりがいを感じていく。

2016年9月。イベント2ヶ月前、蒲田女子高校の生徒は、日の出銀座商店街振興組合で企画の説明をした。“ハロウィン=仮装”という発想から、商店主にマントの着用を提案すると、「仕事をしながらやるのでマントだと動けない」という意見が出る。進行役の中小企業診断士・池田雄一郎さんは、「これが、やりたい企画と実際のビジネスとのギャップのところ。商店街の売上に貢献をするという要素が抜けている部分があります」とアドバイスする。
 提案を終えて生徒は、「言われなければ気づかないこともいっぱいあった。できるだけその人たちの目線に立って考えられるようにしたい」と話す。

生徒たちは、改めて商店街を歩いて調査を行ない、「商店街で買う人は高齢者の方が多い。子どもたちも楽しめて、高齢者の人が楽しめる企画を作らなければ」と企画を見直し、結果、商店街の飾り付け、クイズラリー、子どもたちへの傷メイク、仮装パレード、抽選会などを行なうことに。

イベント当日。準備や運営はもとより、商店の販売を手伝うなど、裏方として活躍し、イベントは盛況のうちに終了。高校生はこう話す、「喜んでくれる子の声を聞くと、やって良かったなって。頑張ってやったことが実現すると、本当に良かったと心の中から思える」「人を動かすには自分が把握していないと伝えられないことを知った。こんな経験はなかなかできない。いい経験になった」。