すなっぷ TVTOKYO  
次週の内容 過去の放送 ナレーター渡辺いっけい
        HOME
過去の放送 #219「虹子の五輪」7月2日OA
「虹子の五輪」

 日本女子体操オリンピック代表に決まった鶴見虹子さん。今年高校1年となった鶴見さんには、小学2年の時から共に歩いてきたコーチがいる。

 オリンピックに出場するためには、いくつもの競技会で好成績を残さなければならない。5歳で体操を始めた鶴見虹子さんは、15歳の今に至るまで、全日本選手権女子個人総合2連覇、NHK杯個人総合優勝などの成績を持ち、世界選手権代表にも選ばれている。そして今年、オリンピックに出場できる年齢となり、最年少での出場を狙った。

 コーチの陶暁敏さんは、13歳で中国のオリンピック選手養成所のメンバーになるも、オリンピック出場はならず。17歳で現役を引退し、後身の指導をしていた。

 2000年、夫の仕事の関係で来日。ふと訪れた体操クラブで鶴見さんに出会う。「可愛くて活発で、ずうーっと動いたりしていて一番元気な子かなと思った」と、鶴見さんの印象を語る陶さん、その時、陶さんは鶴見さんを教えたいという衝動に駆られたという。そしてクラブに、自身の過去の実績を伝えて指導を申し出る。以来、陶さんと鶴見さんの二人三脚は続き、2008年、オリンピック日本代表を決定する予選競技会に参加する。その競技会の5ヶ月前、大怪我をしていた鶴見さんだが、個人総合2位の成績で予選を通過。一ヶ月後の最終選考競技会に向けて、練習は続いた。そしてオリンピック最終選考競技会。鶴見さんは大会4位で、オリンピックへの出場を決めた。

 陶さんは言う。「ギリギリで入ったけど、体力も元気もだめ。これからもっと練習しないといけない。中国の選手とかヨーロッパの選手は、オリンピックの選手としてどうしたらいいかと、強い意思を持って練習している。日本人の選手はそういうところが足りないのではないかと思う。成績よりは選手としての心が大事だと思う。心がないとどんどん落ちていくしかない。」

 15歳に課せられた心の鍛錬。 オリンピックへ向けての心身の鍛錬は続く。

40th TVTOKYO TOKYO METROPOLITAN GOVERNMENT 心の東京革命 TOKYO METROPOLITAN GOVERNMENT 東京都