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次週放送内容 #307「夢の共演!」3月24日OA
「夢の共演!」

 音楽が好き。仲間が大好き。スイングして、心をつないで。

 午前7時、府中第四小学校の音楽室に、次々と生徒が集まってくる。これから「ハーモニー・ブリーズ・ジャズ・オーケストラ」の練習が始まるのだ。「ハーモニー・ブリーズ・ジャズ・オーケストラ」とは、学校の課外クラブとして2004年に誕生したジャズのビッグバンド。そう、小学生によるジャズバンドなのだ。ジャズバンド発足のきっかけは、映画「スイングガールズ」。映画に感銘を受けた子どもたちから、ジャズをやりたい、との声が上がり誕生した。

 『音楽を通して、子どもたちに夢を持たせ、学校生活を活発にしていきたい。』『子どもひとりひとりが持っている無限の可能性を伸ばしたい』『継続した練習をすることで、目標達成のために努力を続けられるように』『人前で演奏することで、自分に自信を持てるように』そして、『集団でひとつの音楽を作ることで、友達を思いやる心を忘れないように』と、活動には様々な思いが込められている。

 メンバーは4年生から6年生の児童40名。練習は毎朝の50分間と土曜日。みな、練習はもとより仲間と共に過ごすことが嬉しいという。顧問の植場鉄平教諭は、「子どもたちが音楽を通じて友情が深まったり、この子ってこんな子なんだなっていうのがわかっただけでも、学校生活はうんと楽しくなるんじゃないかなって思うんですよね。」と語り、生徒は、「もう家族に近いと思います。ほとんどの時間いつも長い時間いっしょに過ごしているんで。」と言う。

 昨年12月、「ハーモニー・ブリーズ・ジャズ・オーケストラ」は「浅草ジャズコンテスト」に出演した。演奏した曲は、「カウント・ベイシー・オーケストラ」のナンバー「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」。結果は審査員特別賞受賞。抱き合って喜ぶメンバー。そんなメンバーに更なる喜びの出来事が待っていた。子どもたちの憧れ、アメリカのビックバンド、「カウント・ベイシー・オーケストラ」のメンバー6人が、学校にやって来るというのだ。コンテストの審査員の一人が、「カウント・ベイシー・オーケストラ」に声を掛けて実現した。

 そして当日、「スイングの王様」の来訪に緊張・興奮する子どもたち。子どもたちは、カウント・ベイシー・オーケストラのナンバー「リトル・ダーリン」を演奏した。演奏を聴いたメンバーのビル・ヒューズは、「これほど見事にカウント・ベイシーの曲を演奏できる子どもたちは見たことがない」と語り、スコッティー・バーンハートは、「リトル・ダーリンのソロはとても美しかった。『リトル・ダーリン』のソロは僕が吹いているんだけど、君が替わりにソロを演奏してくれないか」と小学生の演奏を称える。交流会で間近に見るプロの楽器、そして指使い。音楽室には、子どもたちの笑顔があふれる。

 そしていよいよ、「カウント・ベイシー・オーケストラ」のメンバーと「ハーモニー・ブリーズ・ジャズ・オーケストラ」の夢の共演が始まった。

 スイングして、心をつないで。

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