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日本茶専門店『おちゃらか』オーナー ステファン・ダントン

1964年、フランス・リヨン生まれ。
1986年に留学で初来日。この時出会ったお茶の印象は、「美味しくない」、さらに「茶道は面倒」。
フランスでソムリエの資格を取得。その後、1993年に日本人女性と結婚。その時、京都で飲んだお茶で印象が一変した。「目で色合いを楽しみ、鼻で香り、舌で味わう」それは、まさに“ワインと同じ”。
日本茶の魅力に取り憑かれた時に、日本人は、「緑茶の魅力を気づいていない。ワインのように産地ごとにブランド化することが大切だ。」と考えた。
2005年に、日本茶専門店『おちゃらか』をオープン。
緑茶は、様々なフレーバーをつけた「フレーバーティー」が、およそ30種類。
巨峰、夏みかん、ラ・フランスなど果物をはじめ、チョコミントや焼き芋など、一見お茶とは不釣り合いな名前が並ぶ。外国人に理解してもらうためには、まずお茶を口にしてもらうことが大事と考え開発した。
販売すると、外国人より日本人の若い世代が注目。
そんな彼に地方自治体からも依頼が。
高知県四万十市で古くから飲まれている、地元の健康茶「河原茶」をもっと親しんで飲んでもらいたいという依頼だ。しかし、課題は健康茶が持つ「苦み」。それを克服するために彼が勧めたのは、花やフルーツのフレーバーティーでは無く、地元の素材を使ってつくる、地元の良さを訴えるお茶。
大事なことは「その土地の魅力、素材の良さを伝えること」だという。
高知県のゆず、しょうがなど地元の素材を使った「新・河原茶」づくりに苦戦の連続、途中で投げ出すことも。ようやく完成した試作は、地元の人たちにも好評を博し、東京でも好感触の売れ行きだった。
賢人はお茶という素材を通して、日本の素晴らしさを伝えようと毎日奮闘している。

【写真】ステファン・ダントン

番組で紹介した情報

賢人の店日本茶専門店『おちゃらか』 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-3-11
TEL 0422-23-0751

桃のフレーバーティー     …1杯550円(温)
カシスのフレーバーティー  …1杯550円(水出し)
ほうじ茶ミルク          …1杯700円
(ミルクで煮出した、チョコミントフレーバー)
賢人が仕入れている茶農家『つちや農園』 静岡県榛原郡川根本町水川972
“新河原茶”を、期間限定販売した店『アトレ吉祥寺店』 河原茶680円(30g)
通常は、「おちゃらか」(上記)でも販売しています。
“新河原茶”を販売している高知の店(通信販売など)『四万十まるごと・はたもーら』 TEL 0880-37-2236 FAX 0880-34-9070
http://www.40010.com
桃のフレーバーティーを使ったフレンチレストラン『エスキス』 中央区銀座5丁目4-6 ロイヤルクリスタル銀座9F
TEL 03-5537-5580
船越英一郎さんが訪れた店『おちゃらか』 *上記参照
家庭で作るフレーバーティー

※番組後半で紹介した「茶摘みツアー」は6月に終了しています。

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