調整不足の水谷、肩を痛めた平野【卓球・ジャパントップ12】

 「LIONカップ第21回ジャパントップ12卓球大会」が3月4日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された。女子はリオ五輪団体で銅メダルを獲得したメンバーの石川佳純(全農)と伊藤美誠(スターツSC)の決勝戦となり、4-2で石川が勝利。3大会ぶり3回目の栄冠(優勝賞金=100万円)を手にした。

水谷隼 Photo by Sho Tamura/AFLO SPORT

 一方、全日本選手権9勝の偉業を達成した水谷隼(木下グループ)と、新女王に輝いた平野美宇(JOCエリートアカデミ/大原学園)はジャパントップ12でも優勝候補の筆頭に挙げられていた。ところが2週間前のITTFワールドツアー・カタールOPを体調不良のため棄権した水谷は、今大会でも本来の調子を取り戻せず精彩を欠き、予選ラウンドでまさかの敗退。平野も肩を痛めており、全日本選手権で見せた気迫あふれるプレーは影を潜めた。

平野美宇 Photo by Sho Tamura/AFLO SPORT

 特に注目を集めた予選ラウンドの「みうみま」対決では、対戦した伊藤が「試合をしていて泣けてくるというか、複雑な気持ちだった」と言うほどの惨敗ぶり。聞けば平野の今大会出場が決まったのは当日の朝だったといい、「日常生活に支障はないが、試合をすると痛い。強く打つとビリッとくる」と平野は話している。5月の世界卓球(5月29日~6月6日/ドイツ・デュッセルドルフ)はもちろん、そのための調整の場ともなるアジア選手権(4月9~16日/中国・無錫)などが控えているだけに早期回復が待たれる。

(文=高樹ミナ)

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