世界卓球で「17歳の三冠女王」平野が再び中国を倒すか!?

平野美宇/Miu Hirano (JPN) 写真:新華社/アフロ

「世界卓球2017ドイツ」(世界選手権デュッセルドルフ大会)」が5月29日~6月5日の日程で開催される。毎年、個人戦と団体戦が交互に行われる同大会は今年、個人戦を実施。

 4月のアジア選手権で世界王者の中国を倒し、史上最年少でアジア女王に輝いた平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)。ワールドカップ、全日本選手権、アジア選手権を制した17歳の三冠女王にとって、この世界卓球は真価を問われる一戦になるだろう。アジア選手権では世界ランク1位でリオ五輪金メダリストの丁寧をはじめ、中国のトップ3を次々に撃破したが、平野をほぼノーマークだった様子の中国は「対策不足」を敗因に挙げた。

 そこから一転、平野攻略に躍起といわれる中国に平野が再び勝つことができれば、その強さは本物と呼べるだろう。強敵中国を倒せば世界選手権の初タイトルも見えてくる。最新世界ランキングで自己最高の8位をマークした平野は上位にシードされるのも好材料。本人も今回はチャンスと見ているようで、「世界の頂点に立ちたい」と貪欲だ。


エースの貫禄見せたい水谷と石川

水谷隼/Jun Mizutani 写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 話題は快挙続きの平野に集中しがちだが、日本のエースである水谷隼(木下グループ)と石川佳純(全農)からも目が離せない。ベテランの域に達しつつある水谷は、昨年のクアラルンプール大会で団体銀メダル、2013年パリ大会でダブルス銅メダルなど、世界卓球で7個のメダルを手にしている。だが、シングルスのメダルはまだゼロ。リオ五輪シングルス銅メダルの偉業から約9カ月が経った今、五輪より難しいとも言われる世界卓球シングルス自身初のメダル取りに挑む。

石川佳純/Kasumi Ishikawa 写真:新華社/アフロ

 一方、2007年のザグレブ大会の時、弱冠14歳で世界卓球初出場を果たした石川も、これまで団体と混合ダブルスで計5個のメダルを獲得しているが、シングルスのメダルには手が届いていない。「世界卓球のシングルのメダルは、3年後の東京オリンピックでの金メダルにも大きくつながる一歩」と本人も話すように、今回は是が非でもシングルスのメダルが欲しいところ。ダブルスは平野との新ペアで、混合ダブルスは昨年、銀メダルの吉村真晴(名古屋ダイハツ)とのペアで金メダルを狙う。

(文=高樹ミナ)

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