【世界卓球2017・記者会見】期待の平野、王者中国のコピー作戦にも屈しない

2017年世界卓球 日本代表壮行会

「世界卓球2017ドイツ」(世界選手権デュッセルドルフ大会/5月29日~6月5日)の開幕を控えた日本代表選手団が17日、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で記者会見を開き、倉嶋洋介、馬場美香の男女両監督を筆頭に男子9人、女子7人の計16人の選手が登壇。個人戦が行われる今大会の目標を「3種目全部でメダル獲得」とし、現在のコンディションについても語った。

司会:鷲見玲奈(テレビ東京アナウンサー)

 記者会見に集まったメディアは約140人。スポンサー、関係者も含めリオ五輪の時よりも盛況だ。とりわけ先月のアジア選手権で、17歳になったばかりの平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園・世界ランキング8位)が中国人の上位3選手を破って優勝した影響は大きく、世界卓球での再現に期待は高まるばかり。この周囲の反響について平野は、「すごく注目していただいて、中国では自分のコピー選手をたくさん作って対策していると聞くが、それを上回れればいいと思う。シングルスとダブルス両方でメダルを取りたい」と、世界王者中国の秘策にも屈しない覚悟を見せた。また、現在のコンディションについては、「今は50%ぐらい。アジア選手権の時は調子がわるくて20%ぐらいだった。いつもよりいい」と明かしている。

2017年世界卓球 日本代表壮行会

 一方、ともに世界ランキング6位で日本人トップの水谷隼(木下グループ)と石川佳純(全農)の両エースは、チームジャパンを「若くて勢いがある」と評価した上で、「リオ五輪から、さらに進化した自分を見せたい」(水谷)、「(最年長と言われるが)自分もまだ24歳。3種目に出るためトレーニングを意識的にやってきた」(石川)と話し、メダル獲得を誓った。また、どんなプレーを見てもらいたいかという質問に対して、水谷は試合後のパフォーマンスに言及。「勝った後のパフォーマンスを考えておきたい。リオ五輪の時は無意識にカメラのない方に倒れてしまったので、(世界卓球では)いいポーズを取れるようにしたい」と茶目っ気たっぷりに言い会場を沸かせた。



なお、記者会見の後には日本代表選手団を激励する壮行会も開かれた。

チーム バタフライ(左から吉村真晴、張本智和、福澤朗、邱建新、水谷隼、松平健太)


日本代表選手団は22日までNTCで事前合宿をした後、23日に日本を出発。現地での調整合宿を行い、29日に大会開幕を迎える。出場選手は以下の通り(WR=世界ランキング)。

【男子シングルス】
水谷隼(木下グループ)WR6
丹羽孝希(スヴェンソン)WR11
松平健太(ホリプロ)WR18
村松雄斗(東京アート)WR28
張本智和(JOCエリートアカデミー)WR69

【女子シングルス】
石川佳純(全農)WR6
平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)WR8
伊藤美誠(スターツSC)WR10
加藤美優(日本ペイントホールディングス)WR32
佐藤瞳(ミキハウス)WR10

【男子ダブルス】
大島祐哉(エースクルーエンタテインメント)WR22 /森薗政崇(明治大学)WR63
吉村真晴(名古屋ダイハツ)WR30/丹羽孝希

【女子ダブルス】
石川佳純・平野美宇
伊藤美誠・早田ひな(希望が丘高校)WR16

【混合ダブルス】
吉村真晴(名古屋ダイハツ)・石川佳純
田添健汰(専修大学)WR119・前田美優(日本生命)WR66

※世界ランキングは5月2日付

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