準決勝敗退の水谷「復調には時間がかかる」【ジャパンOP】

水谷隼 写真:田村翔/アフロスポーツ

 5日間にわたり熱戦を繰り広げてきたITTFワールドツアー「ライオンジャパンOP荻村杯」(6月14~18日)が東京体育館で18日、男女単複の準決勝と決勝を行い、全日程を終えた。最終日に残った8人中、実に6人が中国人選手という状況の中、日本人で唯一、準決勝に進んだ水谷隼(木下グループ)は「世界卓球ドイツ2017」銀メダリストの樊振東(中国)と対戦。ゲームカウント1-4で敗れたものの、第3ゲーム以降は盛り返す場面もあり会場を沸かせた。

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 エースの意地で何とか最終日まで駒を進めた水谷は大会を通じて調子が上がらない中、準決勝も序盤からミスが続き一気に2ゲームを奪われてしまう。しかし、第3ゲームは、「ゲームは落としはしたものの8-10から追いつくことができた。4ゲーム目も序盤にリードされたが、逆転して取ることができて、すごく力になった」と語るように、本来の思い切ったプレーを取り戻し、5ゲーム目まで樊振東と互角の打ち合いを見せた。

 また、相手の得意なチキータレシーブを狙い打ちし、カウンターでポイントが取れたことを評価。その一方で簡単なミスが多かったことを悔やみ、「練習量を増やして凡ミスをなくしていきたい」と今後の課題も挙げた。

 後輩の張本に惨敗した世界卓球以降、気持ちが落ち込みモヤモヤしていたという水谷。今大会でその鬱憤を晴らす意気込みだったが、復調の手応えはまだそれほど感じられないと話す。ただ、「リラックスして伸び伸びプレーできた4、5ゲーム目の感触を忘れないでやっていけば、必ず(復調の)チャンスは出てくるはず。この試合で修正できる点はたくさん見つかった。そこを直して強化していけば伸びるという手応えはあった」と前向きに話している。

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