クジラの島の少女
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クジラの島の少女
夏 恵比寿ガーデンシネマにてロードショー
全国順次公開

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ニュージーランド、マオリ族誕生秘話から生まれた一本の映画が、世界の映画祭で観客賞を独占! 一人の少女の存在が、すべての運命を切り開く!


 果てしなく広がる青い海と空、豊かな大自然を誇る楽園の島ニュージーランド。あの「ロード・オブ・ザ・リング」の舞台としても有名な南国で生まれた一本の映画が、今、空前の大ヒットとなり、奇跡を呼び起こしている。本国では、並み居るハリウッド大作を押しのけ、6週間NO.1を獲得、トロント、サンダンス、ロッテルダム映画祭でも、世界中の人々から絶賛され、見事観客賞をトリプル受賞するなど、その勢いは止まることを知らない。そしていよいよ日本でも、この話題の映画「クジラの島の少女」が公開される。

 クジラに乗ってやってきた勇者伝説を信じるマオリの一族。代々、男を族長として続いてきた一家の長男ポロランギは、双子の男女を授かったにもかかわらず、出産時の不幸から、妻と後継ぎになるはずの男の子を失い、女の子が一人残された――。孫娘の誕生を心から喜ぶことができない父親コロとの葛藤の末、ポロランギは家を出て行く。離れ離れになっていく家族の絆。自分が女で生まれてきたことに悩み、期待されないゆえの孤独と戦いながらも、12歳に成長した少女パイケアの元に、クジラたちが次々と姿を現し始める。伝説の勇者“ホエール・ライダー”の魂を受け継ぐものとして、クジラが導く不思議な運命に立ち向かい、ニュージーランドの海と大地に奇跡を起こしていく。少女のルーツをめぐる愛と勇気の物語は、現代版「みにくいあひるの子」、女の子版「リトル・ダンサー」であり、ニュージーランド版「風の谷のナウシカ」ともいえる感動作に仕上げられた。


“女の子では族長(後継者)になれないのか?”

劇中で印象的に使われているロープ(縄)。これはまぎれもなく脈々と引き継がれてきた先祖、家系の絆を意味している。ロープが切れるとき、それはイコール家族の崩壊であり、血がたえることを暗示する。1000年前、海を越えてニュージーランドにやってきた勇者パイケアの血を受け継ぐ少女は、このマオリの危機を救うことができるたった一人の人間である。しかし、その真実に気づくものはいない。少女が12歳を迎えたとき、クジラの出現によって運命が変わり始める。クジラだけが知っているのだ。少女が救世主であることを…。 
孫娘を心から愛していながらも、女であるがゆえにその存在を認めようとしない祖父や、古い因習とプレッシャーに耐えられず、家を出て行った父親、残された孫娘を一人の人間として優しく見守る祖母。少女をとりまく登場人物を、温かい視線で、時にはユーモアも交えて描きながらも、いまだ男性社会にあるマオリの、いや、世界の因習に疑問を投げかける。

 

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